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ものづくり体験講座(漆器)

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 9月5日(木)〜9月26日(木)の毎週木曜日、計4回にわたってものづくり体験講座(漆器製作)が行われました。講師は漆工上野工房の上野和成先生で、今年で6回目の講座となりました。
 今回は、ペンケースに青貝を貼ったり蒔絵を施したりしました。
 初めに、花などの下絵を描き、絵の一部に青貝を貼りました。貝切りでは、「針を斜めに寝かせて手前に引くといいよ。」という上野先生のアドバイスのとおり切っていくと、細かい桜の花びらなどもきれいに切り抜くことができました。
 次に、6色の塗料を使って貝貼りをしていない部分を筆で描いていきました。細い桜の枝を描いたり塗料を混ぜ合わせて葉の色を工夫したりと、図柄に応じて細かい表現方法をたくさん教えていただきました。
 最後に、花びらの一部分などに好きな色の金属粉を撒きました。きらきらする金属粉をのせると作品が華やかになり、青貝も引き立ちました。上野先生は、どの工程でも子どもたちの様子を見ながら優しく丁寧に指導してくださいました。そのお陰で、安心して楽しく作品づくりに励むことができました。 
作品は、11月9日(土)の「きらら子展示会」で展示します。是非、見に来てください。

<通級生の感想より>
・ピンク色の桜の花びらを筆で描き、少し乾いたところで金粉を撒くと、とても引き締まり格好良くなった気がしました。仕上がったペンケースは、自分で使うのがもったいなくなるほどきれいになりました。
・今年は貝を貼る部分を多くしたので、2時間も貝切り、彩色(貝の裏に)、貝貼りを続け、終わったときには完全に力尽きていました。上野先生に教えていただいた昨年の写真立ても今年のペンケースも、自分でも満足できる仕上がりです。上野先生に楽しく分かりやすく教えていただいたことを、自分の作品を見ながら思い出します。
・私は、昨年と今年のものづくり体験講座で、いろいろなことを学びました。上野先生から、作品づくりの他に「失敗をおそれない」ということを教わりました。また、伝統的な作品をつくることによって、普通に生活していては味わうことができない楽しさがありました。

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