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高岡市学力向上研修会

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7月27日(木)伏木コミュニティーセンターにおいて、高岡市学力向上研修会を開催しました。早稲田大学 教職大学院教授 田中 博之先生、富山県総合教育センター学力向上チームの脊戸 義明研究主事をお迎えし、「とやま型学力向上プログラム」を踏まえた授業改善に向けて、実践的指導力の向上を図るための研修を行いました。              
 脊戸先生には「『確かな学力』の育成。とやま型学力向上プログラムを踏まえた授業改善」と題して、指導講話をしていただきました。新しい時代に必要となる資質・能力の育成を踏まえた教科・科目の新設や内容の見直しと主体的・対話的で深い学びの実現のための「アクティブ・ラーニング」の視点からの授業改善にも触れながら、「子供が自分の考えをもつ」「子供が自分の考えを深める」「子供が学びを実感する」ための留意点について、具体的な事例を挙げて説明していただいたきました。おかげで、日々の教育実践につながる研修となりました。
 田中先生には、「新学習指導要領における学力向上の在り方」と題して講演していただきました。新学習指導要領のおける資質・能力の三つの領域「各教科において育まれる資質・能力」「教科等を越えた全ての学習の基盤として育まれ、活用される資質・能力」「現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力」について、分かりやすく教えていただきました。また、学力向上については、「『深い学び』のためには、学んだ知識・技能と活用のプロセスを可視化して、教科書等の活用問題に取り組むこと」「探究的な学習を進めるためには、教科横断的な学習だけでなく学校としての学年縦断的に指導が大切なこと」「家庭学習を定着させるには、R-PDCAサイクルを機能させること」など、実践事例をもとに具体的に教えていただきました。

【参加された先生方からの感想】
・田中先生の「深い学びを生み出す15の技法」が写真での実践例もあり、大変参考になった。2学期からすぐに取り組んでいこうと思った。アクティブ・ラーニングの講義をよく受けたが、今日の講演は分かりやすく、すぐに実践できそうな話で有意義な時間を過ごせた。
・田中先生の「全ての単元でアクティブラーニングを取り入れていくのは、時数的・準備的に不可能、1年間で1単元」と教えていただき心が楽になった。
・脊戸先生のお話では、課題設定の大切さを改めて考えさせられた。子供の実態をよく考えて取り組んでいこうと思った。
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