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道徳教育研修会

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8月1日(火)戸出コミュニティーセンター多目的ホールにおいて、道徳教育研修会を開催しました。金沢工業大学基礎教育部教授の白木みどり先生を講師にお迎えし、小学校は平成30年度から、中学校は平成31年度からの全面実施に向けて、市内の小・中学校の先生方48名が研修を行いました。
 研修会の前半は、「『特別の教科 道徳』設置の背景と実施に向けて」と題して、講演をしていただきました。新学習指導要領の目指す方向性や「特別の教科 道徳」が何をねらいに設置されたのか、「考える道徳、議論する道徳」への転換をどのように進めていけばよいか等について分かりやすくお話ししてくださいました。 
 研修の後半は、「わたしたちの道徳」に掲載されている「ヒキガエルとロバ」「最後のおくりもの」、「二通の手紙」の資料分析を小学校、中学校に分かれてグループ毎に行いました。多様性を引き出す中心発問について、どのグループも活発な話合い、意見交換が行われていました。同じ道徳資料でもグループによってねらいにする項目や中心発問に違いが見られました。白木先生からは、「教師が一人一人、中心発問にしたいところが違うように、児童、生徒もいろいろな考え方がある。児童・生徒の多様な意見や考えを認めることが大切である」「資料の内容を理解し、教師が資料を通してどこの場面で、何を考えさせるのかをはっきりさせることで、ぶれない授業を展開ができる」と教えていただきました。
 受講者からは「有意義な研修だった」「とても参考になった」という感想をたくさんいただきました。 

【参加された先生方からの感想】
・実際の授業を想定した発問・資料分析の仕方等、明日から生かせそうな材料をたくさんいただいた。とても充実した半日だった。
・発問にいつも悩みますが、心情ばかり追うものでなくなったことが分かり、多様な考えを生むための発問を考えるのが楽しくなりました。
・色々な議論を聞く中で、やはり道徳はむずかしく、おもしろいと思いました。教材文でひっかかったところが自分と他の人で違うことから、感じ方の違いを体感できてよかったです。教材分析は、やっぱり一番大切だということが分かりました。

ものづくり・デザイン科研修会

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 7月28日(金)、8月2日(水)の2日間に渡って、高岡地域地場産業センターにおいて、ものづくり・デザイン科研修会が行われました。今年度は希望者を募り、Aコース(青貝塗り)に9名、Bコース(砂型鋳造)5名が参加し研修を行いました。伝統工芸高岡漆器協同組合や高岡銅合金協同組合のみなさんの丁寧な指導を受けながら、ものづくりの基礎的な技法や技術を学びました。
午前中に実施した「青貝塗り」では、コースター制作を通して、1日目に「下地研ぎ、中塗り研ぎ」「中塗り」「貝切り・貝付け」2日目に「ニカワ取り・貝むき」「上塗り研ぎ・仕上げ」等の制作工程を体験しました。午後に実施した「砂型鋳造」では、オリジナルプレートとぐい飲みの制作を通して、「原型づくりの制作」「砂込め」「鋳込み」「仕上げ」等の作業工程を体験しました。
参加された先生方は、よりよい作品にしようと時間を忘れて真剣に取り組んでいました。
2日間の体験を通して、それぞれの制作の流れを理解すると同時に、高岡市の伝統工芸のすばらしさに触れることができました。また、優れた技術をもつ職人さんたちとの交流を通して、作品づくりに対するこだわりや熱い思い感じ取っていたように思います。
 
【参加された先生方からの感想】
・実際に自分で作ってみることで、難しいところやコツがよく分かり、子供たちに指導 するときに、役立てることができそうです。また、少人数で先生方にアドバイスをいた だきながら作ることができ、分かりやすかったです。ものづくりの楽しさも実感でき、参加してよかったです。
・それぞれの作業工程の「できあがり」と「まだ」の違いを見分けることがすごく難しく、 職人さんの感覚はすごいと感じました。子供たちも、職人さんの細やかな気配りや高岡 のものづくりのよさに気付けたらよいと思いました。


高岡市学力向上研修会

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7月27日(木)伏木コミュニティーセンターにおいて、高岡市学力向上研修会を開催しました。早稲田大学 教職大学院教授 田中 博之先生、富山県総合教育センター学力向上チームの脊戸 義明研究主事をお迎えし、「とやま型学力向上プログラム」を踏まえた授業改善に向けて、実践的指導力の向上を図るための研修を行いました。              
 脊戸先生には「『確かな学力』の育成。とやま型学力向上プログラムを踏まえた授業改善」と題して、指導講話をしていただきました。新しい時代に必要となる資質・能力の育成を踏まえた教科・科目の新設や内容の見直しと主体的・対話的で深い学びの実現のための「アクティブ・ラーニング」の視点からの授業改善にも触れながら、「子供が自分の考えをもつ」「子供が自分の考えを深める」「子供が学びを実感する」ための留意点について、具体的な事例を挙げて説明していただいたきました。おかげで、日々の教育実践につながる研修となりました。
 田中先生には、「新学習指導要領における学力向上の在り方」と題して講演していただきました。新学習指導要領のおける資質・能力の三つの領域「各教科において育まれる資質・能力」「教科等を越えた全ての学習の基盤として育まれ、活用される資質・能力」「現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力」について、分かりやすく教えていただきました。また、学力向上については、「『深い学び』のためには、学んだ知識・技能と活用のプロセスを可視化して、教科書等の活用問題に取り組むこと」「探究的な学習を進めるためには、教科横断的な学習だけでなく学校としての学年縦断的に指導が大切なこと」「家庭学習を定着させるには、R-PDCAサイクルを機能させること」など、実践事例をもとに具体的に教えていただきました。

【参加された先生方からの感想】
・田中先生の「深い学びを生み出す15の技法」が写真での実践例もあり、大変参考になった。2学期からすぐに取り組んでいこうと思った。アクティブ・ラーニングの講義をよく受けたが、今日の講演は分かりやすく、すぐに実践できそうな話で有意義な時間を過ごせた。
・田中先生の「全ての単元でアクティブラーニングを取り入れていくのは、時数的・準備的に不可能、1年間で1単元」と教えていただき心が楽になった。
・脊戸先生のお話では、課題設定の大切さを改めて考えさせられた。子供の実態をよく考えて取り組んでいこうと思った。
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