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調査研究事業研究発表会

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 2月21日(水)高岡市役所802号室のおいて、調査研究事業研究発表会を開催しました。研究推進委員と市内小・中・特別支援学校の先生方約50名が参加し、今年度の調査研究事業の成果報告と富山県総合教育センター学力向上推進チーム主任研究主事 岡本 薫 先生より、「全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた学習指導の改善・充実」をテーマに指導講話をしていただきました。

 はじめに、理科教材開発研究委員会が研究の視点と開発した理科教材「観察・実験カード」等の説明をし、次に外国語(英語)教育推進委員会が高岡イングリッシュセミナー‘2017’の活動報告と高岡オリジナル教材「Eプリ」「Aプリ」の活用方法について説明をしました。
 その後、岡本 薫 先生には、児童生徒の資質・能力の育成に向け、「生きて働く知識」を身に付けるための視点を分かりやすく教えていただきました。あわせて学力向上推進チーム作成「B問題に挑戦」「設問別ワークシート」等を具体的に紹介していただきました。
 
【参加された先生方の感想】
・理科教員なので、理科室の整備にとても興味をもちました。小学生向けだと感じましたが、小学生に分かりやすいものは中学生にとっても扱いやすいと思います。
・外国語については不安が大きいので、ワークシートはとてもありがたい。ぜひ、学校で広め、活用を図りたい。
・外国語推進委員会作成のEプリ、Aプリはすばらしいと思いました。同じパターンで書き入れられるので、やり方が定着しやすいし、反復練習も可能であると思いました。
・岡本先生のお話はとてもためになり、分かりやすい説明でよかったです。早速、ホームページを開いて単元確認問題等を試してみたいと思います。

第2回 教科指導員研修会

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 2月7日(水)高岡市役所803号室において、第2回教科指導員研修会を開催しました。
高岡市小・中・特別支援学校教科指導員12名が集まり、今年度の実践や参加した学校訪問研修会を振り返り、教育活動の改善と充実を図ることをねらいとして行いました。
 班別協議1では、「教科指導員としてどのような授業を目指し、どのような実践に取り組んだか」について、グループ毎に発表・協議を行いました。どの発表にもおいても熱心で活発な意見交換が行われていました。また、班別協議2では、「学校訪問研修会で学んだこと」を紹介し合いました。その後、高岡市教育センター次長の石浦智恵先生が「教科指導のエキスパートとして、さらに研鑽を積み、高岡市教育の向上に力を発揮してほしい」と指導講話を行いました。教科指導員は、今後への意欲を高めていました。

【参加された先生方の感想】
・各教科の実践を紹介していただき、改めて体験的な活動、対話、学び合い活動の有効性を感じました。
・小学校の先生方の熱心で、子供を大切にし、一人一人をしっかり見て、丁寧に教えようとしておられる姿に感動しました。
・班別協議では、教科、校種が違う先生方の実践を聞き、本当に勉強になりました。児童生徒の学ぶ意欲を高め、基礎・基本の定着から、表現力につなげる工夫や、自ら考え自分の意見を堂々と伝えることができるための工夫等、学ぶことが多かったです。

きらら子展示会

11月4日(土)、「きらら子展示会」がありました。適応指導教室での学習成果と活動内容を公開しました。通級生の保護者や先輩、学校の校長先生、担任の先生方など、多くの方々がご来場くださいました。
 木製の本立てや本箱、物を載せる台、墨彩画や絵手紙、好きな漢字を書いた習字、活動時の気持ちを詠んだ俳句、匠の里で作った陶芸作品を展示しました。どの作品も子供たちが頑張って仕上げたものです。
 「きらら子展示会」では、毎年、通級生たちが見学に来て下さった方々を案内し、作品の説明をしています。当日は、自分の作品の製作意図や苦労などを一生懸命丁寧に説明していました。また、手づくりクッキーとお茶を出しておもてなしもしました。生地に卵を入れないクッキーはサクサク感があり、入れたものは歯ごたえがあったように思います。
 日頃の活動を紹介するため、特設活動や調理実習、体育活動、栽培活動の様子等を写真で掲示しました。活動に参加した子供たちの楽しそうな様子や満足感が表れていました。
 来場者の方々には、展示作品を鑑賞し感想を書いていただきました。これらの貴重な感想は、教室に掲示しました。子供たちにとって、大きな励みとなっています。また、多くの方々から、直接子供たちにお褒めの言葉をいただきました。

〈来場者の感想〉
・きらら子の皆さんが一生懸命作った作品は、素敵です。季節感のある墨彩画や絵手紙、実際に使える陶芸作品、木工作品、一画一画丁寧に書いた習字、とてもよいですね。写真からも取り組んでいる様子がよく伝わってきました。たくさんのお客様が来られて、丁寧に説明してくださって、とても楽しかったです。お疲れ様でした。
・○○さんが説明をしながら、一緒に回ってくれました。受付や湯茶の準備もてきぱきと行っていて、感心しました。万葉校区に教育センターが移転したことで、身近に感じられます。きらら子の児童、生徒さんの日々の頑張りが伝わってきて、心が温かくなりました。
・懐かしくもあり、新鮮でもある皆さんの姿が、作品や写真から飛び出してきました。木工作品も絵手紙もグレードアップしていて、経験を重ねるよさが、他のきらら子たちにも伝えられているようで、感動しました。先輩の言葉にもありましたが、きらら子教室で学び成長して、自分の人生を切り開いていってほしいと願っています。

きらら子たちにとって大きな励みとなり、次への活動意欲につながりました。皆様、本当にありがとうございました。

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絵手紙教室

10月11日(水)、13日(金)の両日、上田恭治先生を講師にお迎えし、絵手紙教室を行いました。上田先生には昨年度からご指導いただいています。
 第1回目の教室では、まず、子供たちが筆遣いに慣れるようにと、縦や横に直線を描いたり、丸や波等を描いたりしました。次に、墨だけで水の量を調節し濃淡の付け方を学びました。線が描けるようになった後、実際に描きたい草花や野菜、果物を自分で選び、墨で線画を描きました。上田先生は、「線はべったり描かないで、むしろかすれていた方がいいよ」と教えてくださいました。その後、ざくろの線画を基に色付けの仕方を教えてくださいました。水を多く含ませて濃淡を付けて色付けすると、絵手紙らしい温かな絵となりました。習字紙と葉書に好きな物の絵を一人につき2〜5枚描きました。
 第2回目の教室では、墨だけで濃淡を付けて茎や葉を描く方法を学びました。子供たちは、墨の濃淡を工夫したり、筆の勢いと払い方で葉先を上手く表現しようとしたりしていました。やや難しい技法に挑戦し、その技法を身に付けようと一生懸命でした。
 授業の最後に、一番お気に入りの絵を選び、記念撮影をしました。
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第4回 若手教員研修会(中学校:学級活動)

 11月1日(水)、芳野中学校において第4回若手教員研修会(中学校)を開催しました。高岡市立高陵中学校の野村智佳子教頭先生を講師にお迎えし、小学校教員7名、中学校教員19名によって、研修を行いました。
 今回は、中学校教員代表の茶谷朋寛先生に、第2学年学級活動「家庭学習を見直そう」の提案授業を公開していただきました。協議会では、フリーカードを用いたグループ協議の後、全体協議を行いました。授業のねらいに迫るための「導入、展開、終末」の在り方ついて活発に意見交換が行われました。野村先生からは、学級活動における学習過程や指導の在り方について具体的に指導していただきました。また、日頃から教師自身が言葉を大切にし、感性を磨くなどして自己研鑽に励むことが必要であると教えていただきました。

【参加された先生方の感想】
・同じ中2を担当しています。学習意識をもたせることに私も苦労しているので、ぜひ参考にしたいです。
・特別活動や道徳は難しいという思いがつきません。本時では、生徒の言葉を受け入れる先生の姿が印象的でした。そのような授業ができるように私も努力していきます。
・生徒との距離が近く、よい学級だと感じた。自分のクラスも生徒全員が自分の意見を言えるような雰囲気づくりをしていきたい。

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第4回 若手教員研修会(小学校:道徳)

 10月26日(木)、第4回若手教員研修会(小学校)を開催しました。高岡市立下関小学校の高田淳一教頭先生を講師にお迎えし、小学校教員38名、中学校教員6名によって、研修を行いました。
 今回は、小学校若手教員代表として、伏木小学校の中井兵馬先生に、第4学年道徳「友情、信頼」資料名「卓球は4人まで」〈出典:小学校道徳読み物資料集 文部科学省〉の提案授業を公開していただきました。協議会では、フリーカードを用いたグループ協議の後、全体協議を行いました。高田教頭先生には、「特別の教科 道徳」についての考え方、授業の進め方ついて、分かりやすく丁寧に指導していただきました。
 中井先生の「道徳的価値を自分との関わりで考える」授業に刺激を受けた先生方も多く、普段の自分の授業を振り返るよい機会になったようです。 

【参加された先生方の感想】
・道徳が教科化されるということもあり、とても勉強になりました。夏休みに自分たちで指導 案を考えたことも力になったと思います。
・これからの道徳教育について、具体例を通して理解することができました。道徳の授業をもう少し工夫していかなくてはいけないと強く感じました。
・教室に入ったときのあたたかい雰囲気がとても印象的でした。また、優しい笑顔や自由に発言できる居心地のよさなど、真似させていただきたいことばかりでした。よく考えられた板書がとても勉強になりました。
・小学生が活発に発言する姿に驚きました。落ち着いて児童や授業をコントロールされていて、すばらしいと感じました。
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氷見交流会(パークゴルフ、ニュースポーツ)

 10月6日(金)高岡地域適応指導教室の交流会が、氷見市B&G海洋センター、氷見運動公園で行われました。きらら子教室からは3名の通級生が参加し、氷見市の3名の通級生と交流しました。
 当日は、曇り空で雨も心配されましたが、1日雨に遭うこともなく、午前中はパークゴルフで気持ちのよい汗をかきました。初めに指導員の先生から説明を聞いた後、2つのチームに分かれ、早速プレーを始めました。昨年も参加した通級生は、すぐに打ち方のこつを思い出し、少ない回数でカップインできるようになりました。初めてパークゴルフをする通級生は、最初は、ボールが予想もしない所へ飛んだりしていましたが、打ち方のこつをつかんでくると、次第に上手になり、あるホールではバーディであがる子もいました。「ああ、失敗した!」「バーディだ。やった!」と自分の気持ちを素直に声に出しながら、コースを回りました。楽しい時間は、あっという間に過ぎ、昼食の時間になりました。「おもしろかったね」「また、来たいな」と満足した声が多く聞かれました。
 昼食の後は、体育館でニュースポーツを楽しみました。体育活動で、パークゴルフの用具を使い、前方にある得点別の穴にボールを入れる「スカットボール」、直径1m以上もある大きなボールをドッジボールのように投げ合う「キンボール」を楽しみました。「スカットボール」では、高岡と氷見の団体対抗戦を行い、僅差で我がきらら子教室のチームが勝ちました。「キンボール」では、ボールの重さがかなりあったので、思うようにボールを扱うことができなかったようでした。体育館でのゲームはどれも初めて体験するものばかりでしたが、積極的に新しいスポーツに挑戦し、楽しんでいました。
 今日は思い切り体を動かして、楽しい一日を過ごすことができました。
 きらら子教室に帰っての振り返りでは、「上手く打てるときと上手く打てないときがあったけれど、とても楽しかった」「また来たい」という感想を聞くことができました。
 氷見市の適応指導教室の先生方や体育指導員の方などたくさんの方々にお世話をいただき、ありがとうございました。
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射水交流会(陶芸教室)

9月16日(木)に、氷見、射水、高岡市適応指導教室の交流事業として、射水市の「匠の里」で陶芸教室が行われました。きらら子教室からは、小学6年生から中学3年生まで3名の通級生が参加しました。
 最初に、講師の方が、皿とカップの作り方を実演を交えて分かりやすく説明してくださいました。粘土を均一にのばすコツや模様をきれいに付けるポイント、つなぎ目や持ち手の付け方などについて、丁寧に教えてくださいました。
 その後、1kgの粘土を自分の作りたい作品の数に分け、道具を使い平にのばしました。子供たちは平皿に幾何学的な模様の型紙や網目模様の布を押し付けたり、マグカップにキャラクターの絵を竹串で描いたりして、思い思いのデザインを作品に取り入れていました。時折、他の通級生の作品を互いに見せ合い、自分の作品づくりの参考にしていました。カップの底や持ち手の接着面などの難しいところで躊躇したり、困っていたりすると、匠の里の先生方が助けてくださいました。おかげできれいに仕上げることができました。窯入れ前に一つ一つうまく焼けるか、漏れたりしないかと見てくださっているとのことでした。
 昼食は、射水市の通級生と一緒に、匠の里の和室で相談員の先生も合わせ15名で食べました。初めての顔合わせでしたが、男女別のグループであったこともあり、話しやすく、とてもにぎやかでした。
 昼食後、射水市と高岡市の通級生たちが一緒にUNOをしました。短い時間でしたが、「やった!」「残念!」などと言葉に出しながら、楽しいひとときを過ごすことができました。

 11月4日(土)のきらら子展示会には、焼き上がった作品を展示します。ユニークで工夫を凝らした作品をご覧いただき、子供たちに温かい言葉をかけていただけたら幸いです。
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高岡イングリッシュセミナー‘2017’

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8月24日(木)高岡市役所、高岡古城公園において「高岡イングリッシュセミナー‘2017’」を開催しました。小学6年生26名(各学校1名)、中学生2,3年生36名(各学校3名)、ALT9名が参加して、英語を使って郷土「高岡」のよさを理解し、郷土を愛する心情を高める活動を行いました。

◆活動1「校区の特色発表」
市内各中学校の代表生徒が校区の特色や見所(名所、旧跡、祭り、行事、歴史、特徴ある活動)を英語で紹介しました。それぞれの発表に対して、ALTから英語のスピーチについて感想を英語で伝えてもらいました。小学生は、中学生の英語での校区紹介を聞いたり、クイズに答えたりしながら、各中学校区の特色を学びました。

◆活動2「英語で楽しもう」
 小学生・中学生・ALT等がグループに分かれ、英語を使ったゲーム「あいこでタッチ」「仲間集めゲーム&フリートーク」「TAKAOKA スネーク・アンド・ラダーズ・ゲーム」(平成28年度外国語教育推進委員会作成)等の活動に取り組みました。ゲーム中は、自己紹介や簡単な会話を英語で行い、身ぶり手ぶりも交えながら英語でのコミュニケーションを楽しんでいました。

◆活動3「古城公園ウォークラリー」
小学生・中学生が12グループに別れて、ALTの待つ8つのチェックポイントを巡りました。各チェックポイントでは、ALTに好きな食べ物やスポーツなどを質問したりクイズに答えたりしながら、英語を用いたコミュニケーション活動に取り組みました。

【小学生の感想】
・中学生の人とも仲よくなれたし、高岡のよさを理解できました。とてもよい機会だったと思います。英語を使っての中学生発表のとき、英語は分からないけど熱心さと気持ちで伝わりました。
・どの中学校の発表もとても上手で、私もあんな風に英語を話せるようになりたいと思いました。

【中学生の感想】
・英語を通して、他校の生徒、小学生、ALTの方々と楽しく話し、交流を深めることが出来ました。今までにない経験でとても楽しかったです。
・最初は発表で緊張したけど、ゲームやウォークラリーを通して、仲よくなれました。英語でコミュニケーションをとることの楽しさを感じることができました。イングリッシュセミナーを通して、英語が前より好きになりました。

第3回若手教員研修会

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8月22日(火)戸出コミュニティセンターにおいて、第3回若手教員研修会を開催しました。富山県総合教育センター教育相談部教育専門員 齋藤 哲也 先生と高岡市小・中・特別支援学校教科指導員を講師にお迎えし、市内若手教員69名が研修を行いました。
 研修会の前半は、小学校では道徳「卓球は4人まで」(小学校道徳読み物資料集、文部科学省)、中学校では学級活動「家庭学習を見直そう」の指導案検討を行いました。各自が事前に考えた指導案を基にして、ねらいに迫るため授業展開や板書計画を話し合いました。グループの代表が話合いの成果の発表した後、教科指導員の先生から、授業のポイントについて助言していただきました。
 研修会の後半は、「ソーシャルスキルトレーニングを取り入れた授業づくり」と題して齋藤先生に講演していただきました。初めに、前回若手教員の先生方から寄せられた質問に丁寧に答えていただきました。その後、ソーシャルスキル・トレーニング(SST)を授業に取り入れることで、学級内に良好な人間関係をつくることができると教えていただきました。若手教員の先生方は、「じゃんけん列車」や「心を伝える話し方」等のSSTを楽しく体験し、その有効性を感じられたようです。

【参加された先生方からの感想】
・SSTを実際やってみて子供たちの気持ちが分かった。盛り上げ役がいて一緒に笑い合える子がいて、そこにいるだけだけどみんなと一緒にいられること事態が大事な子がいることも分かった。その子はその子でいい。特徴を見抜いて支援してあげたい。
・指導案検討では、子供たちから多様な意見が出る場面を話し合ったり、より分かりやすい板書を工夫したりして、指導案は子供の実態に応じてよりよいものを作ることが大切だと改めて感じた。
・一人一人が指導案を作成してきて討論することで、発問や手立てを吟味できてとても良い機会となった。

特別支援教育研修会

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8月10日(木)高岡市役所802号室において特別支援教育研修会を開催しました。富山大学人間発達科学部の講師 和田 充紀 先生をお迎えし、「特別支援教育の基本的理解と支援体制」と題して講話をいただきました。講演を通して、一人一人を特別な存在として尊重し、状態に応じた配慮や支援を行うことの大切さを考えることができました。「籤」「鱚」の漢字視写等の疑似体験を通して、障害のある児童生徒の気持ちやとらえ方が分かり、「本当に必要な支援とは何なのか」について考えを深めることができました。
 後半は、「パニックになる子への対応」等、具体的な事例をもとにグループ協議を行いました。困り感をもっている児童生徒に対してどのような支援を行えばよいか、活発な意見交換が行われていました。和田先生からは、児童生徒の様子からつまずきの要因を推測し、具体的な支援につなげることが大切だと教えていただきました。


【参加された先生方からの感想】
・日頃、子供が困っていそうなことについての支援の仕方を考えたり、どのような気持ちなのか理解したりしたことで、2学期に支援できそうな気がしました。「分かってくれるだろう」と思って指示したことでも、本当は分かっていなかっただろうな…」と今になって気付いたこともあったので、今後は指示の仕方を工夫していこうと思いました。グループ演習では、それぞれの学級にいる子供を想像しながら、具体的に話すことができてよかったです。
・たくさんの体験を通して、子供たちの困り感について考えることができました。また、演習では、他の先生方の取組についてたくさんお聞きすることができました。今日感じたことや勉強したことをすぐに教室で生かせるよう、また頑張りたいと思います。ありがとうございました。

第2回若手教員研修会

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8月7日(月)戸出コミュニティセンターにおいて、第2回若手教員研修会を開催しました。奈良教育大学教職大学院 教授 粕谷 貴志 先生、「若手教員の資質向上」をテーマに研修を行いました。
 研修会の前半は、グループ協議「学級運営等について」を行い、授業づくりや学級経営、生徒指導や特別な支援が必要な生徒への対応等、グループ毎に悩みや意見を出し合いました。語り合い、共感したり、アドバイスし合ったりする中で先生方の笑顔が多く見られました。最後に、教科指導員の先生方から助言していただきました。
 研修の後半は、「近年の児童生徒の課題と集団づくり」と題して粕谷教授に講演会を行いました。学級集団の現状と課題を理解して指導にあたること、ルールとリレーションの視点から集団育成を図ることが大切であると教えていただきました。

【参加された先生方からの感想】
・粕谷先生のお話を聞いて、自分の学級の実態を見つめ直すことができた。自尊感情の低い子やキレる子に対しては対話を続けながら認めてあげることを増やしたいと思った。学級運営がうまくいく構造などを知ることができた。
・集団づくりに大切なことを客観的に見ることができた。特に集団の状況によってリーダーシップのアプローチを変えることが大切だと分かった。
・教科指導員の先生方のお話がありがたかった。親身になって聞いてくださり、はっきりとアドバイスいただいた。2学期に新たな目当てをもって取り組めそうだ。

ミドルリーダー研修会

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8月4日(月)高岡市役所802号室において、ミドルリーダー研修会を開催しました。高岡市小学校校長会前会長 谷村 宏行 先生、高岡市立能町小学校 大和 健一 教諭、高岡市立戸出西部小学校 辻 史子 教諭を講師にお迎えし、中央研修、内地留学の報告、講話等を通して研修を行いました。
 内地留学報告では、辻先生から「特別の教科 道徳」の教科化への経緯や評価の方法、「考え議論する道徳」に向けての授業づくりについてお話していただきました。中央研修報告では、大和先生から危機管理、メンタルヘルス等中堅教員に必要とされるマネジメント力についてお話していただきました。
 グループ演習では、「ミドルリーダーとしてできること」について「学年主任としての若手教員の相談への対応」と「研究主任としての学力向上への取組」について、それぞれが作成してきたレポートを基に意見交換や情報交換を行いました。
 谷村先生には、これまでの経験を基にミドルリーダーに求められる役割や資質等について、楽しく、熱く語っていただきました。大きな視野で学校全体を見つめること、教員として魅力的であること等、ミドルリーダーとしての意識が高まりました。
 
【参加された先生方の感想】
・自分が若手の時に周りの先生方にたくさん教えていただき、助けてもらったことを思い出しながら研修を受けた。今度は自分がその立場になっていかなければならないと再認識した。教えていただいたことを実践に生かしたい。
・グループ協議のテーマが、今考えたい話題だったので、とても話しやすかった。他校の取組を知ることができ参考になった。谷村先生の講話がとても興味深く、もっと聞きたかった。
・谷村先生の話は、テンポがよく、楽しんで聞くことができた。今後に生かせることが多かった。内地留学、中央研修報告等を聞き、中堅教員としての心構えを知ることができた。グループ協議では、各校の実践や課題を聞き、考えを深めることができた。

道徳教育研修会

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8月1日(火)戸出コミュニティーセンター多目的ホールにおいて、道徳教育研修会を開催しました。金沢工業大学基礎教育部教授の白木みどり先生を講師にお迎えし、小学校は平成30年度から、中学校は平成31年度からの全面実施に向けて、市内の小・中学校の先生方48名が研修を行いました。
 研修会の前半は、「『特別の教科 道徳』設置の背景と実施に向けて」と題して、講演をしていただきました。新学習指導要領の目指す方向性や「特別の教科 道徳」が何をねらいに設置されたのか、「考える道徳、議論する道徳」への転換をどのように進めていけばよいか等について分かりやすくお話ししてくださいました。 
 研修の後半は、「わたしたちの道徳」に掲載されている「ヒキガエルとロバ」「最後のおくりもの」、「二通の手紙」の資料分析を小学校、中学校に分かれてグループ毎に行いました。多様性を引き出す中心発問について、どのグループも活発な話合い、意見交換が行われていました。同じ道徳資料でもグループによってねらいにする項目や中心発問に違いが見られました。白木先生からは、「教師が一人一人、中心発問にしたいところが違うように、児童、生徒もいろいろな考え方がある。児童・生徒の多様な意見や考えを認めることが大切である」「資料の内容を理解し、教師が資料を通してどこの場面で、何を考えさせるのかをはっきりさせることで、ぶれない授業を展開ができる」と教えていただきました。
 受講者からは「有意義な研修だった」「とても参考になった」という感想をたくさんいただきました。 

【参加された先生方からの感想】
・実際の授業を想定した発問・資料分析の仕方等、明日から生かせそうな材料をたくさんいただいた。とても充実した半日だった。
・発問にいつも悩みますが、心情ばかり追うものでなくなったことが分かり、多様な考えを生むための発問を考えるのが楽しくなりました。
・色々な議論を聞く中で、やはり道徳はむずかしく、おもしろいと思いました。教材文でひっかかったところが自分と他の人で違うことから、感じ方の違いを体感できてよかったです。教材分析は、やっぱり一番大切だということが分かりました。

ものづくり・デザイン科研修会

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 7月28日(金)、8月2日(水)の2日間に渡って、高岡地域地場産業センターにおいて、ものづくり・デザイン科研修会が行われました。今年度は希望者を募り、Aコース(青貝塗り)に9名、Bコース(砂型鋳造)5名が参加し研修を行いました。伝統工芸高岡漆器協同組合や高岡銅合金協同組合のみなさんの丁寧な指導を受けながら、ものづくりの基礎的な技法や技術を学びました。
午前中に実施した「青貝塗り」では、コースター制作を通して、1日目に「下地研ぎ、中塗り研ぎ」「中塗り」「貝切り・貝付け」2日目に「ニカワ取り・貝むき」「上塗り研ぎ・仕上げ」等の制作工程を体験しました。午後に実施した「砂型鋳造」では、オリジナルプレートとぐい飲みの制作を通して、「原型づくりの制作」「砂込め」「鋳込み」「仕上げ」等の作業工程を体験しました。
参加された先生方は、よりよい作品にしようと時間を忘れて真剣に取り組んでいました。
2日間の体験を通して、それぞれの制作の流れを理解すると同時に、高岡市の伝統工芸のすばらしさに触れることができました。また、優れた技術をもつ職人さんたちとの交流を通して、作品づくりに対するこだわりや熱い思い感じ取っていたように思います。
 
【参加された先生方からの感想】
・実際に自分で作ってみることで、難しいところやコツがよく分かり、子供たちに指導 するときに、役立てることができそうです。また、少人数で先生方にアドバイスをいた だきながら作ることができ、分かりやすかったです。ものづくりの楽しさも実感でき、参加してよかったです。
・それぞれの作業工程の「できあがり」と「まだ」の違いを見分けることがすごく難しく、 職人さんの感覚はすごいと感じました。子供たちも、職人さんの細やかな気配りや高岡 のものづくりのよさに気付けたらよいと思いました。


高岡市学力向上研修会

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7月27日(木)伏木コミュニティーセンターにおいて、高岡市学力向上研修会を開催しました。早稲田大学 教職大学院教授 田中 博之先生、富山県総合教育センター学力向上チームの脊戸 義明研究主事をお迎えし、「とやま型学力向上プログラム」を踏まえた授業改善に向けて、実践的指導力の向上を図るための研修を行いました。              
 脊戸先生には「『確かな学力』の育成。とやま型学力向上プログラムを踏まえた授業改善」と題して、指導講話をしていただきました。新しい時代に必要となる資質・能力の育成を踏まえた教科・科目の新設や内容の見直しと主体的・対話的で深い学びの実現のための「アクティブ・ラーニング」の視点からの授業改善にも触れながら、「子供が自分の考えをもつ」「子供が自分の考えを深める」「子供が学びを実感する」ための留意点について、具体的な事例を挙げて説明していただいたきました。おかげで、日々の教育実践につながる研修となりました。
 田中先生には、「新学習指導要領における学力向上の在り方」と題して講演していただきました。新学習指導要領のおける資質・能力の三つの領域「各教科において育まれる資質・能力」「教科等を越えた全ての学習の基盤として育まれ、活用される資質・能力」「現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力」について、分かりやすく教えていただきました。また、学力向上については、「『深い学び』のためには、学んだ知識・技能と活用のプロセスを可視化して、教科書等の活用問題に取り組むこと」「探究的な学習を進めるためには、教科横断的な学習だけでなく学校としての学年縦断的に指導が大切なこと」「家庭学習を定着させるには、R-PDCAサイクルを機能させること」など、実践事例をもとに具体的に教えていただきました。

【参加された先生方からの感想】
・田中先生の「深い学びを生み出す15の技法」が写真での実践例もあり、大変参考になった。2学期からすぐに取り組んでいこうと思った。アクティブ・ラーニングの講義をよく受けたが、今日の講演は分かりやすく、すぐに実践できそうな話で有意義な時間を過ごせた。
・田中先生の「全ての単元でアクティブラーニングを取り入れていくのは、時数的・準備的に不可能、1年間で1単元」と教えていただき心が楽になった。
・脊戸先生のお話では、課題設定の大切さを改めて考えさせられた。子供の実態をよく考えて取り組んでいこうと思った。

第1回 若手教員研修会

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5月24日(水)戸出コミュニティーセンター多目的ホールにおいて、第1回若手教員研修会を開催しました。今年度は、富山県総合教育センター教育相談部 齋藤哲也先生より「児童生徒が安心して諸活動に取り組む学級づくり」と題して、3〜5年次の教員57名を対象に指導講話をいだだきました。
 先生には「いじめを生まない安心、安全な学級づくり」について、ワークシートを活用しながら、分かりやすく教えていただきました。齋藤先生には8月の第3回若手研修会でも、講師をお願いしています。
 講演終了後のオリエンテーションで、本年度のテーマ「授業力向上と学級づくり」と研修内容等を確認しました。高岡市の教員としての資質や実践的指導力の向上を目指し、今後3回、研修を行います。

【先生方の感想】
・いじめ防止のためには日頃からの取組が大切である。子供も保護者も安心できる信頼関係づくりをしていきたい。
・分かる授業がいじめ防止につながると知り、驚いた。
・学級のルールづくり、学習規律、生徒への声のかけ方などを見直していきたい。

調査研究事業 合同委員会

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5月16日(火)西条公民館において、調査研究事業合同委員会を開催しました。市教育センター林所長の挨拶の後、外国語(英語)教育推進委員会と理科教材開発研究委員会に分かれ、今年度の方向性や内容、役割分担などを協議しました。外国語(英語)教育推進委員会では、新学習指導要領に向け、郷土「高岡」のよさを取り入れた外国語(英語)のワークシート作り、及び8月に行う「高岡イングリッシュセミナー事業‘2017’」の運営方法等について、活発に意見交換を行いました。理科教材開発研究委員会では、学校現場の先生方に役立つ教材開発について具体的な検討を行いました。今後1年間の調査研究の内容は、2月に研究紀要等にまとめ、各学校に配布する予定です。

第1回教科指導員研修会

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4月20日(木)高岡市役所801号室において、第1回教科指導員研修会を開催しました。市教育委員会鳥内教育次長から新しく教科指導員になられた3名を含む12名の方に委嘱書が渡され、「ミドルリーダーとして、市内の若手教員の育成に力を発揮してほしい」という激励の言葉をいただきました。自己紹介では、教科指導員一人一人が1年間の取り組みに対する意欲や抱負を述べ、決意を新たにしていました。研修会では、指導主事から活動内容や学校訪問研修会の授業参観等についての説明がありました。
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