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発達障害理解研修会

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8月10日(金)高岡市役所802号室において発達障害理解研修会を開催しました。富山大学人間発達科学部の小林 真教授を講師としてお迎えし、特別な支援を必要とする児童・生徒への支援に焦点を当て研修を行いました。
 研修の前半は、「発達障害児の理解と支援」と題して講話していただきました。発達障害児がどのようなことに困っており、どのような気持ちで過ごしているのかを事例を交えながら、説明してくださいました。適切な支援を行うためには、発達障害児の特性を理解し、一人一人の実態に応じて対応する必要があると教えていただきました。先生方の中には、学級の児童・生徒を思い浮かべながら話を聞いている方も多かったようです。   
 後半は、発達障害児への支援について、小林先生も監修された「特別支援教育学びQ&A」(富山県教育委員会版)を使って、グループ協議を行いました。「漢字を書くことが苦手な児童」「学習全般に意欲を示さない生徒」など困り感をもつ児童・生徒に対してどのように指導・支援すればよいか、いろいろな意見が出されました。その後、小学校と中学校の1グループが対応方法について発表し、小林先生がアドバイスしてくださいました。

【参加された先生方からの感想】
・今までの自分の指導について見直すよい機会だった。できない子供には同じように指導してきたが、その子供の困り感を受け止め、その子に合った指導が必要であると感じた。
・ 特別支援級の担任をしており、目の前の児童にどのような支援をするのが適切なのか、暗中模索の日々ですが、今日、教わったことを少しずつ、1からでも取り入れていきたい。特別支援教育は、教師の引き出しの多さが、児童・生徒への支援に直結してくると思うので、今日、いろいろな具体的アプローチを教えていただき、本当にありがたかった。
・事例を基にした具体的な話し合いができ、とても参考になった。また、子供たち自身がどのように思い、考えているのか改めて生徒理解の重要性と難しさを感じました。生徒たちとの関係づくりを大切にしていきたい。

第2回 若手教員研修会

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8月9日(火)戸出コミュニティセンターにおいて、第2回若手教員研修会を開催しました。上越教育大学大学院の瀬戸教授と高岡市小・中・特別支援学校教科指導員11名を講師にお迎えし、「若手教員の資質向上」をテーマに研修を行いました。
 研修会の前半は、「学級運営等について」を協議題としたグループ協議を行い、授業づくりや学級経営、生徒指導や特別な支援が必要な生徒への対応等、グループ毎に悩みや意見を出し合いました。悩みを語り合う中で、共感したり、アドバイスし合う中で先生方の笑顔が多く見られるようになりました。最後に、教科指導員の先生方から助言をしていただきました。
 研修の後半は、「教職を楽しむ」と題して瀬戸教授に講演していただきました。若手教員が教職を楽しむためには、授業力を向上させることが必要であることやリヴォイシング(子供の発言に対して教師がどのように言葉を返すか)が学習に大きく影響していることなど、教材研究の段階でリヴォイシングを考えて授業に臨むことが大切であると教えていただきました。

【参加された先生方からの感想】
・学級経営がなかなかうまくいかず「2学期からどうしよう」と不安で仕方なかったのですが、グループ協議や瀬戸先生のお話から「自分もできるんじゃないか」と自信をもらい、ワクワクしてきました。
・協議会では悩みを共有でき、同じ学年を担任する者同士で話すことができてよかった。また、教科指導員の先生からはリーダーを育てるためにしていることなど体験を交えた話をしていただき、すぐにでも試してみたくなった。
・最後に瀬戸先生からいただいたお話が心に残り、子供の話を聴くことを大切にしていかなければならないと実感した。

高岡市学力向上研修会

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8月5日(金)高岡市役所802号室において、高岡市学力向上研修会を開催しました。愛知教育大学 准教授 青山和裕先生、富山県総合教育センター学力向上チームの上田靖主任研究主事をお迎えし、「とやま型学力向上プログラム」を踏まえた授業改善に向けて、実践的指導力の向上を図るための研修を行いました。              
 上田先生には「『とやま型学力向上プログラム』を踏まえた授業改善と題して、指導講話をしていただきました。主体的・対話的で深い学びの実現(「アクティブ・ラーニング」の視点からの授業改善)にも触れながら、学び合いの効果や学び合う環境、学び合いの留意点について、具体的な事例を挙げながら説明していただいたきました。おかげで、日々の教育実践につながる研修となりました。
 青山先生には、「アクティブ・ラーニングの視点を踏まえた指導の在り方〜児童・生徒が活躍できる授業運営〜」と題して講演していただきました。教師のどのような言葉かけが児童・生徒の主体的に話を聞いたり、考えを伝え合ったりしようとする態度の育成へとつながっていくのか、具体的に教えていただきました。また、講演の後半は、実際の授業場面を事例にして、協働的に問題解決に取り組むための教材体験をワークショップ形式で行いました。

【参加された先生方からの感想】
・授業でよく陥る問題点に対し、広い視野からアドバイスや改善点を示していただき、今後の新しい挑戦課題が見えてきた。校内の研修に生かしていきたい。
・何を教えるかでなく、どのような人間を育てるのかを重点に、子供が答えを出すために動く姿を引き出すことが大切であると学んだ。
・斬新かつ希望のもてる内容だった。子供の将来まで見通した教育、本当の意味での生きる力を育てられる指導力を身に付けていきたい。

ミドルリーダー研修会

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8月2日(火)戸出コミュニティセンター多目的ホールにおいて、ミドルリーダー研修会を開催しました。前高岡市小学校教育研究会会長の小林隆文先生、高岡市立横田小学校の平 紀子教諭、高岡市立博労小学校の澤村力也教諭を講師にお迎えし、内地留学、中央研修の報告、講話等を通して研修を行いました。
 内地留学報告では、平先生から「自ら学び、自ら考える力を育成するには」をテーマに自己有用感を高めながら学習指導を実現する方策や子供たちのやる気を大切にした授業づくりについてお話していただきました。中央研修報告では、「教師のメンタルヘルス」について簡単な演習を交えながら、楽しくお話していただきました。
 グループ演習では、「若手教員に身に付けさせたい力」と「ミドルリーダーとしての取組」について、それぞれが作成してきたレポートを基に意見交換や情報交換を行いました。
 小林先生には、「ミドルリーダーの役割について」と題して、中堅教員に求められる具体的な役割や資質等について、これまでの教職経験を踏まえながらお話ししていただきました。また、「命の教育」の大切さについても熱く語っていただきました。ミドルリーダーとしての役割を再確認すると同時に、ミドルリーダーとしての意識が高まったと思います。
 
【参加された先生方の感想】
・講師の先生方のお話は、具体的でとても勉強になりました。また、同じミドルリーダーの立場の先生方と、思いや取組について意見交換できたことで、自分一人では気付かなかったことも学ぶことができ、とても貴重な時間となりました。ありがとうございました。
・ミドルリーダーとして授業力向上やコミュニケーション能力を高めることが大切であると改めて感じました。ベテラン教員と若手教員をつなぐ役割や校務処理をする際に学校組織がよりよくなるよう改善する意識をもたなければならないと思いました。

ものづくり・デザイン科研修会

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7月29日(金)、8月1日(月)の2日間に渡って、高岡地域地場産業センターにおいて、ものづくり・デザイン科研修会が行われました。今年度は希望者を募り、Aコース(青貝塗り)に10名、Bコース(砂型鋳造)6名が参加し研修を行いました。伝統工芸高岡漆器協同組合や高岡銅合金協同組合のみなさんの丁寧な指導を受けながら、ものづくりの基礎的な技法や技術を学びました。
午前中に実施した「青貝塗り」では、コースター制作を通して、1日目に「下地研ぎ、中塗り研ぎ」「中塗り」「貝切り・貝付け」2日目に「ニカワ取り・貝むき」「上塗り研ぎ・仕上げ」等の制作工程を体験しました。
 午後に実施した「砂型鋳造」では、オリジナルプレートとぐい飲みの制作を通して、
「原型づくりの制作」「砂込め」「鋳込み」「仕上げ」等の作業工程を体験しました。
参加された先生方は、よりよい作品にしようと時間を忘れて真剣に取り組んでいました。
2日間の体験を通して、それぞれの制作の流れを理解すると同時に、高岡市の伝統工芸のすばらしさに触れることができました。また、優れた技術をもつ職人さんたちとの交流を通して、作品づくりに対するこだわりや熱い思い感じ取っていたように思います。 

道徳教育研修会

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7月27日(水)戸出コミュニティーセンター多目的ホールにおいて、道徳教育研修会を開催しました。金沢工業大学基礎教育部教授の白木みどり先生を講師にお迎えし、「今、求められている道徳教育」をテーマに、市内道徳教育推進教師及び希望された先生方49名が研修を行いました。
 研修会の前半は、「考える道徳、議論する道徳をどのように進めるか」と題して、講演をしていただきました。小学校が平成30年、中学校が平成31年より完全実施される「特別の教科 道徳」について、新学習指導要領の内容を踏まえながら、その方向性や道徳教育の進め方、道徳とアクティブ・ラーニングとの関連についてのポイントを分かりやすくお話ししてくださいました。 研修の後半は、「わたしたちの道徳」に掲載されている「最後のおくりもの」、「二通の手紙」の資料分析を小学校、中学校に分かれてグループ毎に行いました。どのグループも活発な話合い、意見交換が行われていました。同じ道徳資料でもグループによってねらいにする項目や中心発問に違いが見られました。白木先生からは、教師が資料の内容を理解し、「何を考えさせるのか」をはっきりさせ、多様性を引き出す中心発問を検討することが大切で、そうすることでぶれない授業が展開できると教えていただきました。
 受講者からは「有意義な研修だった」「とても参考になった」という感想をたくさんいただきました。 
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