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第2回 教科指導員研修会

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2月8日(水)高岡市役所803号室において、第2回教科指導員研修会を開催しました。この研修会は、高岡市小・中・特別支援学校教科指導員12名が集まり、今年度の実践や参加した学校訪問研修会を振り返り、教育活動の改善と充実を図ることをねらいとして行いました。
 班別協議1では、「教科指導員としてどのような授業を目指し、どのような実践に取り組んだか」についてグループ毎に発表・協議を行いました。どの発表にもおいても熱心で活発な意見交換が行われていました。また、班別協議2では、「学校訪問研修会で学んだこと」を紹介し合いました。その後、高岡市教育委員会 主幹・指導係長の岡 はるみ 先生から「教科指導のエキスパートとして、高岡市の教育のリーダー的な役割を果たしてほしい」という指導講話を聞き、教科指導員は、今後の取組に対する意欲を高めていました。

【参加された先生方の感想】
・異校種の取組を知る機会を得られることはなかなかないことなので、とても新鮮でした。教材研究の仕方、評価方法等、取り入れることができそうなものが多々あったので、参考にして早速取り組んでみようと思います。
・先生方の実践は、どれも大変興味深く、勉強になりました。また、先生方の生き生きと話される表情に引き込まれ、あっという間に時間が経ってしまいました。このような研 修の場を与えていただいたことに、心から感謝したいと思います。
・教科は異なっても、ねらいや目指す子供像をしっかり指導者がもち、それに向かって取り組むことで充実した学習になると感じました。

きららパーティー

 12月21日(水)、クリスマス会を兼ねた「きららパーティー」の日が来ました。少し前からクリスマスツリーを飾り、出し物を考えたりダンスの練習をしたりと準備を進めてきました。
 当日は、パーティー前に調理実習を行いました。ホットケーキの素を使ってミニケーキを作るグループと、タコ焼きを焼くグループの2つに分かれスタートしました。
 ミニケーキグループでは、ホットケーキは3段重ねにするので、大きさをそろえてたくさん焼きました。すき間にはカボチャとサツマイモのスライスを並べて、バター風味で焼きました。始めは火加減がうまくいかず、きれいに焼けませんでしたが、2回目からは上手にこんがり焼けるようになりました。
 タコ焼きグループは、タコやネギ、カマボコなどをみじん切りにして、タコ焼き器に流した生地の中に手早く入れました。「タコがちゃんと入ったかな」「ネギ切れてない」など、ワイワイ言いながら楽しそうでした。きれいに丸めるのが難しく、半球になったりタコが飛び出したりと苦戦しましたが、慣れた頃には上手に焼き上がりました。
 正午過ぎには出来上がり、みんなで輪になって食べました。タコ焼きはたくさん焼いたので、一人で何個も食べることができました。ミニケーキにはホイップクリームとサクランボやチョコをトッピングして、豪華なデザートになりました。
 その後、いよいよ「きららパーティー」のお楽しみ会となりました。始めはクイズ大会です。それぞれが用意した問題を順番に出していきました。簡単な問題のときは、みんな、「はい!はい!」と手を挙げ答えが飛び交いました。難しい問題では、「ヒントちょうだい」と声がかかりました。次に、今大流行の「恋ダンス」を踊りました。通級生の2人が前に立って振りを上手に教えてくれました。センター所長や所員の先生も一緒に、みんなで楽しく踊りました。その後、ビンゴゲームをして終わりました。
 協力した調理実習と笑いがいっぱいの楽しい「きららパーティー」となり、2016年を締めくくる充実した活動となりました。来年もよい年になりますように。

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きらら子展示会

 11月5日(土)、適応指導教室の一大行事である「きらら子展示会」がありました。通級生の保護者や友達、学校の校長先生はじめ担任の先生方など、多くの方々がご来場くださいました。
 紙粘土で作ったお気に入りのキャラクター、物を載せる木製台、墨彩画や絵手紙、好きな漢字を書いた習字、匠の里で作った陶芸作品を展示しました。どの作品も少ない時間で子供たちが頑張って仕上げたものです。
 「きらら子展示会」では、毎年、通級生たちが見学に来て下さった方々を案内し、作品の説明をする場をもっています。当日は、自分の作品の意図や願い、製作の苦労などを一生懸命説明していました。また、手づくりクッキーとお茶を出しておもてなしもしました。
 日頃の活動を紹介するため、特設活動や調理実習、体育活動、休憩時間に遊んでいる様子等を写真で掲示しました。活動に参加した子供たちの楽しそうな様子や満足感が表れていました。
 ご来場いただいた方々には、展示作品を鑑賞し感想を書いていただいたり、直接子供たちにお褒めの言葉をいただいたりしました。きらら子たちにとって大きな励みとなり、次への活動意欲につながりました。皆様、本当にありがとうございました。
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第4回 若手教員研修会(中学校:道徳)

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 11月2日(水)、牧野中学校において第4回若手教員研修会(中学校:道徳)を開催しました。高岡市立中田中学校の安田恵子教頭先生を講師にお迎えし、小学校教員7名、中学校教員19名によって、研修が進められました。
 今回は、中学校教員代表の鈴木杏菜先生に、第1学年「愛校心」〈資料:「二枚の写真」〉の提案授業を公開していただきました。協議会では、前半にフリーカードを用いたグループ協議を、後半にグループ協議での内容を基にした全体協議を行いました。そこでは、「ねらいに迫るための発問はどうあればよかったのか」ついて活発に意見交換が行われました。指導助言者の安田先生には、授業のよかった点について具体的に教えていただきました。また、道徳の教科化に向けてどのように授業を進めていけばよいか資料を交えて助言していただきました。

【参加された先生方の感想】
・大変すばらしい授業をありがとうございました。切り返しの発問がすばらしく、生徒たちの多様な意見を引き出せていたように思います。
・先生の笑顔が印象的でした。生徒の授業の参加の仕方もしっかりしていて、普段から道徳をしっかり行っておられるのが伝わって来ました。私は道徳が苦手なので見習いたいと思います。
・落ち着いて授業をされていて、先生の温かい人柄が伝わるすばらしい授業でした。

第4回 若手教員研修会(小学校:道徳)

 10月27日(木)、第4回若手教員研修会(小学校:道徳)を開催しました。高岡市立西条小学校の森田芳栄教頭先生を講師にお迎えし、小学校教員23名、中学校教員11名によって、研修が進められました。
 今回は、小学校若手教員代表として、牧野小学校の番匠健太郎先生に、第6学年「命を尊ぶ心」〈資料:「東京大空襲の中で」【東京書籍】〉の提案授業を公開していただきました。協議会では、前半にフリーカードを用いたグループ協議を、後半にグループ協議で話し合われた内容を基にした全体協議を行いました。指導助言者の森田教頭先生には、道徳の中心発問を考える上でのポイントや展開の仕方について、細かく丁寧に教えていただきました。
 番匠先生の「思い」が込められた授業に刺激を受けた先生方も多く、自分自身の道徳の授業や学級づくりを見直すよい機会となったようです。

【参加された先生方の感想】
・丁寧な授業の仕方や準備がよく分かる授業でした。最後の説話は本当にすばらしかったです。参考にさせていただきます。
・子どもたちと先生の信頼関係ができているからこその心に響く授業でした。先生が熱く話しておられるのを真剣なまなざしで聞いている子どもたちの姿に本当に感動しました。私もかけがえのない命について考えさせられました。
・教室の雰囲気が満たされている。緊張感に溢れていて、とても安心して学習している子どもたちが印象的でした。日頃の学級経営がよく表れていると感じました。命の授業に挑戦してみたいと思います。
 
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氷見市スポーツ交流会

 10月7日(金)高岡地域適応指導教室の交流会が、氷見市B&G海洋センター、氷見運動公園で行われました。きらら子教室からは7名の通級生が参加し、氷見市の5名の通級生と交流しました。
 当日は、朝からとてもよい天気でした。秋晴れの下、午前中はパークゴルフをしました。指導員の先生から説明を聞いた後、5つのチームに分かれ、早速プレーを始めました。昨年も参加した通級生は、すぐに打ち方のこつを思い出し、少ない回数でカップインできるようになりました。初めてパークゴルフをする通級生は、最初は空振りしたり、ボールが予想もしない所へ飛んだりしていましたが、打ち方をアドバイスしてもらうと、次第に上手になりました。「もう少し右に打って」「やったね」などとお互いに声を掛け合いながら、コースを回りました。楽しい時間は、あっという間に過ぎ、昼食の時間になりました。「おもしろかったね」「また、やりたいな」と満足した声が多く聞かれました。
 昼食の後は、体育館でニュースポーツを楽しみました。体育活動でお手の物のフレッシュテニスやバドミントンだけでなく、フリスビーやスウィングトスゲーム等、初めて経験するスポーツもありました。積極的に新しいスポーツに挑戦し、大きな歓声を上げていました。
 ひと休みした後は、マーブルチョコレートを塗り箸でつまんで、一方の皿からもう一方の皿へ移し替えるゲームに挑戦しました。うまく掴めず3分間で数個しか移すことができない通級生もいました。また、バドミントンやフレッシュテニスを氷見市の通級生と一緒にしました。とても和やかに交流することができました。
 今日は思い切り体を動かして、楽しい一日を過ごすことができました。来年がもう待ち遠しくなりました。氷見市の適応指導教室の先生方や体育指導員の方などたくさんの方々にお世話をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

<通級生の俳句より>
 ・未経験 パークゴルフは 難しい
 ・経験者 なのに一番 下手だった
 ・見た目より 難しかった パークゴルフ
 ・赤とんぼ たくさん飛んでる ゴルフ場
 ・秋の空 パークゴルフに ぴったりだ
 ・箸使い つるつるすべる マーブルつかみ
 ・フリスビー 狙った場所に 届かない

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射水市「匠の里」での陶芸教室

 9月16日(金)に、氷見、射水、高岡市適応指導教室の交流事業として、射水市の「匠の里」で陶芸教室が行われました。きらら子教室からは、小学4年生から中学3年生まで9名の通級生が参加しました。初めての人も3回目の人もいました。
 最初に、講師の方が、皿、カップ、茶碗の作り方を実演を交えて分かりやすく説明してくださいました。粘土を均一にのばすコツやつなぎ目や持ち手をきれいに付ける方法などを教えてもらいましたが、ちょっと難しそうでした。
 1kgの粘土を手にすると、きらら子たちは早速創作意欲を発揮し、思い思いにこね始めました。魚をのせる平皿に魚の模様を付けたり、マグカップに流行のキャラクターの型を押したりして、自分だけの作品ができました。おじいちゃんにあげるマグカップを作ると張り切って、ちょうど飲みやすい大きさの型紙を選びました。通級生同士で教え合ったり、手伝いをしたりして、教室とは違う開放的な雰囲気で、会話も弾みました。匠の里の先生方が、難しいところは助けてくださり、カップの底や持ち手の接着面もきれいに仕上がりました。作品の最後には、一つ一つうまく焼けるか、漏れたりしないかと見てくださっているとのことでした。最後に感謝の言葉を言って、午前中の陶芸教室は終わりました。
 昼食は、匠の里の和室で射水市の通級生と一緒に食べました。相談員の先生も合わせると、20名以上になりとてもにぎやかでした。
 昼食後、射水市と高岡市の子供たちが一緒になって、UNOやトランプをしました。高岡ではこれまでしたことのないトランプゲームを教えてもらい、すっかり打ち解けました。短い時間でしたが、楽しいひとときを過ごすことができました。
 11月5日(土)のきらら子展示会には、焼き上がった作品を展示します。ユニークで工夫を凝らした自信作を、ぜひ見に来てください。

きらら子たちの俳句より
 ・陶芸は 疲れたけれど 楽しいな
 ・マグカップ 編み目の模様 お気に入り 
 ・平皿に スタンプ付けた お魚の
 ・マグカップ 家で飲むのに 最適だ
 ・中皿を 好きなキャラで 埋め尽くし   
 ・著作権 関係なしの マグカップ
 ・ほしい皿 自分で作る ほうがいい
 ・粘土から お茶碗二つ 皿一つ
 ・お姉さん 我が作品の 美化係
 


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英語フレンドシップ‘2016’

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8月25日(木)郷土「高岡」のよさを英語を使って紹介することを通して、郷土を愛する心情を高めることをねらいとして「英語フレンドシップ‘2016’」を開催しました。小学6年生26名(各学校1名)、中学生2,3年生36名(各学校3名)、ALT10名が参加して、市内名所4ヶ所をバスで巡り、その特徴や見所を校区の中学生が英語で紹介しました。また、市役所ではバス巡りで解説した中学校4校を除く8校が、それぞれ各中学校区の特色を英語で紹介しました。

◆英語を使ったゲーム
 グループごとに英語で自己紹介を行った後、「高岡オリジナル英語トランプ」を使ってゲームをしました。英語でのコミュニケーションを楽しみながら小学生、中学生、ALT相互の親睦を深めていました。

◆英語バスツアー
 瑞龍寺、勝興寺、高岡御車山会館、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーをバスで巡り、それぞれの名所について校区の中学生が英語で紹介しました。

◆校区の紹介
 中学生が校区の特色(名所、旧跡、祭り、行事、特産物、人物、歴史)などを英語で紹介しました。発表を聞いた後、ALTが校区の特色や生徒の英語力について感想を述べました。

【小学生の感想】
・中学生が見学場所や校区のよさを英語で発表していたのですごいなあと思いました。私も英語をペラペラに話せるようになりたいと思いました。
・英語で会話をするのに慣れることができたし、友達もたくさん作ることができたのでよかったです。

【中学生の感想】
・もっと自分の伝えたいことを英語で自由に言えるようになりたいと思った。
・初めて一日の大半を英語のみで過ごしました。さらに英語を使い、他校生や他国の方と交流したいと思いました。
・高岡にとても魅力的な所がたくさんあると分かり、自分の町が好きになりました。また、英語で話すと自然と緊張感がほぐれ、英語を話すことの楽しさや面白さを実感できました。

第3回 若手教員研修会

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8月23日(火)戸出コミュニティセンターにおいて、第3回若手教員研修会を開催しました。高岡支援学校 田中恭世教諭と高岡市小・中・特別支援学校教科指導員11名を講師にお迎えし、「特別支援に関する指導」「道徳の授業づくり」をテーマとして、市内若手教員53名が研修を行いました。
 研修会の前半は、小学校が「東京大空襲の中で」(東京書籍)、中学校が「二枚の写真」(あかつき)の道徳資料について指導案の検討を行いました。各自が事前に考えた指導案を基にして、ねらいに迫るため中心発問や板書計画を話し合いました。グループの代表が話合いの成果の発表した後、指導案の再検討をしたり、日頃の道徳の授業における悩みを話し合ったりしました。教科指導員の先生からは、道徳の授業のポイントについて助言していただきました。
 研修会の後半は、「子供の行動の捉え方具体的な支援」と題して田中恭世教諭に講演していただきました。特別な支援が必要な生徒には障害者差別解消法により合理的配慮が義務づけられたことや障害についての正しい理解が適切な支援につながること、教師の子供に対する思いや関わり方が子供の成長に大きく影響することなど多くのことを教えていただきました。若手教員にとって、教室の児童、生徒の関わり方について再考するよい機会になったようです。

【参加された先生方からの感想】
・田中先生のお話が分かりやすかった。シートに記入することで、その子にあった指導をしているかどうかを判断するよい機会となった。
・できない子供の気持ちになって考えられる実習や実際に問題行動の背景を考えてみる実習があり、勉強になった。集中して聴くことができた。
・田中先生のお話をクラスの子供たちを想像しながら聞いていた。思い当たる場面も多く、「そのときこうしておけば、分かってくれたかな」などと考えていた。子供をしっかり見て把握し、心に余裕をもって接していけたらと思う。

発達障害理解研修会

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8月10日(金)高岡市役所802号室において発達障害理解研修会を開催しました。富山大学人間発達科学部の小林 真教授を講師としてお迎えし、特別な支援を必要とする児童・生徒への支援に焦点を当て研修を行いました。
 研修の前半は、「発達障害児の理解と支援」と題して講話していただきました。発達障害児がどのようなことに困っており、どのような気持ちで過ごしているのかを事例を交えながら、説明してくださいました。適切な支援を行うためには、発達障害児の特性を理解し、一人一人の実態に応じて対応する必要があると教えていただきました。先生方の中には、学級の児童・生徒を思い浮かべながら話を聞いている方も多かったようです。   
 後半は、発達障害児への支援について、小林先生も監修された「特別支援教育学びQ&A」(富山県教育委員会版)を使って、グループ協議を行いました。「漢字を書くことが苦手な児童」「学習全般に意欲を示さない生徒」など困り感をもつ児童・生徒に対してどのように指導・支援すればよいか、いろいろな意見が出されました。その後、小学校と中学校の1グループが対応方法について発表し、小林先生がアドバイスしてくださいました。

【参加された先生方からの感想】
・今までの自分の指導について見直すよい機会だった。できない子供には同じように指導してきたが、その子供の困り感を受け止め、その子に合った指導が必要であると感じた。
・ 特別支援級の担任をしており、目の前の児童にどのような支援をするのが適切なのか、暗中模索の日々ですが、今日、教わったことを少しずつ、1からでも取り入れていきたい。特別支援教育は、教師の引き出しの多さが、児童・生徒への支援に直結してくると思うので、今日、いろいろな具体的アプローチを教えていただき、本当にありがたかった。
・事例を基にした具体的な話し合いができ、とても参考になった。また、子供たち自身がどのように思い、考えているのか改めて生徒理解の重要性と難しさを感じました。生徒たちとの関係づくりを大切にしていきたい。

第2回 若手教員研修会

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8月9日(火)戸出コミュニティセンターにおいて、第2回若手教員研修会を開催しました。上越教育大学大学院の瀬戸教授と高岡市小・中・特別支援学校教科指導員11名を講師にお迎えし、「若手教員の資質向上」をテーマに研修を行いました。
 研修会の前半は、「学級運営等について」を協議題としたグループ協議を行い、授業づくりや学級経営、生徒指導や特別な支援が必要な生徒への対応等、グループ毎に悩みや意見を出し合いました。悩みを語り合う中で、共感したり、アドバイスし合う中で先生方の笑顔が多く見られるようになりました。最後に、教科指導員の先生方から助言をしていただきました。
 研修の後半は、「教職を楽しむ」と題して瀬戸教授に講演していただきました。若手教員が教職を楽しむためには、授業力を向上させることが必要であることやリヴォイシング(子供の発言に対して教師がどのように言葉を返すか)が学習に大きく影響していることなど、教材研究の段階でリヴォイシングを考えて授業に臨むことが大切であると教えていただきました。

【参加された先生方からの感想】
・学級経営がなかなかうまくいかず「2学期からどうしよう」と不安で仕方なかったのですが、グループ協議や瀬戸先生のお話から「自分もできるんじゃないか」と自信をもらい、ワクワクしてきました。
・協議会では悩みを共有でき、同じ学年を担任する者同士で話すことができてよかった。また、教科指導員の先生からはリーダーを育てるためにしていることなど体験を交えた話をしていただき、すぐにでも試してみたくなった。
・最後に瀬戸先生からいただいたお話が心に残り、子供の話を聴くことを大切にしていかなければならないと実感した。

高岡市学力向上研修会

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8月5日(金)高岡市役所802号室において、高岡市学力向上研修会を開催しました。愛知教育大学 准教授 青山和裕先生、富山県総合教育センター学力向上チームの上田靖主任研究主事をお迎えし、「とやま型学力向上プログラム」を踏まえた授業改善に向けて、実践的指導力の向上を図るための研修を行いました。              
 上田先生には「『とやま型学力向上プログラム』を踏まえた授業改善と題して、指導講話をしていただきました。主体的・対話的で深い学びの実現(「アクティブ・ラーニング」の視点からの授業改善)にも触れながら、学び合いの効果や学び合う環境、学び合いの留意点について、具体的な事例を挙げながら説明していただいたきました。おかげで、日々の教育実践につながる研修となりました。
 青山先生には、「アクティブ・ラーニングの視点を踏まえた指導の在り方〜児童・生徒が活躍できる授業運営〜」と題して講演していただきました。教師のどのような言葉かけが児童・生徒の主体的に話を聞いたり、考えを伝え合ったりしようとする態度の育成へとつながっていくのか、具体的に教えていただきました。また、講演の後半は、実際の授業場面を事例にして、協働的に問題解決に取り組むための教材体験をワークショップ形式で行いました。

【参加された先生方からの感想】
・授業でよく陥る問題点に対し、広い視野からアドバイスや改善点を示していただき、今後の新しい挑戦課題が見えてきた。校内の研修に生かしていきたい。
・何を教えるかでなく、どのような人間を育てるのかを重点に、子供が答えを出すために動く姿を引き出すことが大切であると学んだ。
・斬新かつ希望のもてる内容だった。子供の将来まで見通した教育、本当の意味での生きる力を育てられる指導力を身に付けていきたい。

ミドルリーダー研修会

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8月2日(火)戸出コミュニティセンター多目的ホールにおいて、ミドルリーダー研修会を開催しました。前高岡市小学校教育研究会会長の小林隆文先生、高岡市立横田小学校の平 紀子教諭、高岡市立博労小学校の澤村力也教諭を講師にお迎えし、内地留学、中央研修の報告、講話等を通して研修を行いました。
 内地留学報告では、平先生から「自ら学び、自ら考える力を育成するには」をテーマに自己有用感を高めながら学習指導を実現する方策や子供たちのやる気を大切にした授業づくりについてお話していただきました。中央研修報告では、「教師のメンタルヘルス」について簡単な演習を交えながら、楽しくお話していただきました。
 グループ演習では、「若手教員に身に付けさせたい力」と「ミドルリーダーとしての取組」について、それぞれが作成してきたレポートを基に意見交換や情報交換を行いました。
 小林先生には、「ミドルリーダーの役割について」と題して、中堅教員に求められる具体的な役割や資質等について、これまでの教職経験を踏まえながらお話ししていただきました。また、「命の教育」の大切さについても熱く語っていただきました。ミドルリーダーとしての役割を再確認すると同時に、ミドルリーダーとしての意識が高まったと思います。
 
【参加された先生方の感想】
・講師の先生方のお話は、具体的でとても勉強になりました。また、同じミドルリーダーの立場の先生方と、思いや取組について意見交換できたことで、自分一人では気付かなかったことも学ぶことができ、とても貴重な時間となりました。ありがとうございました。
・ミドルリーダーとして授業力向上やコミュニケーション能力を高めることが大切であると改めて感じました。ベテラン教員と若手教員をつなぐ役割や校務処理をする際に学校組織がよりよくなるよう改善する意識をもたなければならないと思いました。

ものづくり・デザイン科研修会

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7月29日(金)、8月1日(月)の2日間に渡って、高岡地域地場産業センターにおいて、ものづくり・デザイン科研修会が行われました。今年度は希望者を募り、Aコース(青貝塗り)に10名、Bコース(砂型鋳造)6名が参加し研修を行いました。伝統工芸高岡漆器協同組合や高岡銅合金協同組合のみなさんの丁寧な指導を受けながら、ものづくりの基礎的な技法や技術を学びました。
午前中に実施した「青貝塗り」では、コースター制作を通して、1日目に「下地研ぎ、中塗り研ぎ」「中塗り」「貝切り・貝付け」2日目に「ニカワ取り・貝むき」「上塗り研ぎ・仕上げ」等の制作工程を体験しました。
 午後に実施した「砂型鋳造」では、オリジナルプレートとぐい飲みの制作を通して、
「原型づくりの制作」「砂込め」「鋳込み」「仕上げ」等の作業工程を体験しました。
参加された先生方は、よりよい作品にしようと時間を忘れて真剣に取り組んでいました。
2日間の体験を通して、それぞれの制作の流れを理解すると同時に、高岡市の伝統工芸のすばらしさに触れることができました。また、優れた技術をもつ職人さんたちとの交流を通して、作品づくりに対するこだわりや熱い思い感じ取っていたように思います。 

道徳教育研修会

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7月27日(水)戸出コミュニティーセンター多目的ホールにおいて、道徳教育研修会を開催しました。金沢工業大学基礎教育部教授の白木みどり先生を講師にお迎えし、「今、求められている道徳教育」をテーマに、市内道徳教育推進教師及び希望された先生方49名が研修を行いました。
 研修会の前半は、「考える道徳、議論する道徳をどのように進めるか」と題して、講演をしていただきました。小学校が平成30年、中学校が平成31年より完全実施される「特別の教科 道徳」について、新学習指導要領の内容を踏まえながら、その方向性や道徳教育の進め方、道徳とアクティブ・ラーニングとの関連についてのポイントを分かりやすくお話ししてくださいました。 研修の後半は、「わたしたちの道徳」に掲載されている「最後のおくりもの」、「二通の手紙」の資料分析を小学校、中学校に分かれてグループ毎に行いました。どのグループも活発な話合い、意見交換が行われていました。同じ道徳資料でもグループによってねらいにする項目や中心発問に違いが見られました。白木先生からは、教師が資料の内容を理解し、「何を考えさせるのか」をはっきりさせ、多様性を引き出す中心発問を検討することが大切で、そうすることでぶれない授業が展開できると教えていただきました。
 受講者からは「有意義な研修だった」「とても参考になった」という感想をたくさんいただきました。 

野外学習(二上まなび交流館)

 6月30日(木)、高岡地域適応指導教室の行事である、二上まなび交流館での野外学習の日です。朝は霧雨が降っていて、傘が必要かどうか迷った出発でした。しかし、二上まなび交流館に着くと天気も曇りになり、雲がうっすらと切れそうになってきました。
 きらら子の通級生4名と氷見市の通級生1名合わせて5名と相談員など4名で、元気に入館式を行いました。代表者が、「所員のみなさんにいろいろ教えてもらい、怪我なく元気に活動し、たくさんの経験をしたいです。」と言葉を述べました。
 午前中は、2班に分かれて野外炊飯を行いました。中学3年生の男子は、かまど係に立候補したけれど、火を起こすのは初めてでした。館の先生方に助けられながら、煙と熱さを我慢し、四苦八苦でがんばりました。調理班の女子は包丁扱いが見事でしたが、男子は危なっかしい場面もありました。それでも、上手に材料を切りそろえ、カレーの鍋を火にかけるだけになりました。
 最初に、かまどにお釜を乗せ、ご飯を炊きました。「はじめちょろちょろ・・・・・」と事前学習をしてきましたが、実際は、炊け具合を見るのはとても難しかったです。湯気やふきこぼれの様子などを見ながら、お釜を火から外すタイミングを教えてもらって、おいしいご飯が炊き上がりました。その後、カレーの鍋を火にかけました。材料のサイズを小さめにしたので、煮えるのが早かったです。ジャガイモと人参がやわらかくなったら、肉を入れ、カレールーを溶かしました。その後しばらくは、「おいしくなあれ」とかきまぜていました。
 森のテーブル席に移動して、カレーを味わいました。自分たちで作ったので最高においしかったです。両方の班のカレーライスを味比べしている通級生もいました。教育事務所や教育センターから先生方が来てくださって、一緒に食べることができました。
 午後は、青空の下「ミニオリエンテーリング」を行いました。設置してあるポストを探し、見つけた得点を競うゲームです。山道を登ったり下ったり、草むらの中を探し回ったりしました。高所恐怖症だと言いながらも、勝利を目指して、急な坂をがんばって下りてきました。2つの班が途中で一回も会わなかったのは、不思議なほどでした。結果発表では、1位と2位になりましたが、みんながんばったとお互いを称える拍手が起こりました。
 この野外学習では、協力して活動する楽しさを味わい、氷見の友達もできました。

 通級生の俳句より
・カレールー 回し続けて ああおいし
・鍋の裏 見違えるほど ピカピカに
・急な坂 下りがとても 怖かった
・二十番ポスト 探す途中で ヘビ発見

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教科書展示会の開催(案内)

1 展示場所
   高岡市教育センター3F 教科書展示室
    高岡市京町11-43 TEL0766-20-1244

2 展示期間
   高等学校用教科書   平成28年6月7日(火)〜6月16日(木)
   小・中学校用教科書  平成28年6月17日(金)〜7月6日(水)
              ※ただし、土曜日、日曜日は除きます。

3 展示時間
   午前9時〜午後5時まで

4 展示教科書
   小・中・高等学校用教科書見本  
    ※本市が採択している教科書以外も自由に閲覧できます。

5 その他
   教科書展示会期間中の教科書見本の貸出は行いません。

校外学習 「高岡 町巡り」

 5月26日(木)、今年の校外学習は、天気予報の心配をよそに、晴れ上がった青空の素晴らしい日となりました。
 高岡大仏→有礒神社→金屋町筋→高峰譲吉公園→御車山会館→土蔵造り山町筋と歴史都市高岡を巡る「伝統と風情を学ぶ」コースです。
 金屋町では、「利三郎」さんで、錫の箸置き作りの体験をさせていただきました。砂を固めた型に文字や絵を描き、くぎで彫ります。「深くはっきりと彫れば、描いたものが浮かび上がってくるよ。」と職人さんに教えてもらいました。型に錫を流し込み、冷えたら型から取り出し作業は終わりました。その後、きれいに仕上げをしてもらい自分だけの箸置きが出来上がりました。11月のきらら子展示会で展示します。
 その後、高岡市鋳物資料館を見学しました。蹈鞴(たたら)を踏んだり、鞴(ふいご)を押したり引いたりして風を起こしました。「ああすずしい。」「もののけ姫で見たよ。」と言いながら、体験を楽しんでいました。
 昼食後は、土蔵造りの町を歩き、「菅野家」の見学をしました。解説員の方に詳しく説明していただきました。高岡では明治33年の大火を経験して、火事に強い土蔵造りにするよう義務づけられたそうです。頑丈な土蔵と火から家を守る鯱ほこや雷紋など、火事対策が随所に施されています。家の中には、豊かな商家の暮らしを示すきらびやかな宝物がいっぱいありました。べっ甲の髪飾りや紫檀の調度品、金箔を貼った大きな仏壇など驚くほどでした。井波彫刻の欄間は遠近が見事で、隙間が大きいほど彫るのが難しく高価なのだそうです。
 学校でも高岡巡りをしている子供たちですが、何度見ても新たな発見があったようでした。大人になるまで、また何度も訪れることでしょう。
 今回の校外学習のためにたくさんの方にお世話になりました。事前にいろいろ協力してくださった方々、錫の作品づくり体験をさせてくださった「利三郎」さん、高岡大仏や菅野家で説明してくださった解説員の方、鋳物資料館や御車山会館で優しく対応してくださった皆様には感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。

 通級生の俳句より
・大仏の 下をまわって 見た地獄
・たんじょう日 はし置きに書く 「生」の文字   
・燃えぬよう 土蔵造りの 建物に
・高岡を 巡ってわかる よいところ

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第1回 若手教員研修会

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 5月25日(水)戸出コミュニティーセンター多目的ホールにおいて、第1回若手教員研修会を開催しました。今年度は、富山県総合教育センター教育相談部 棚田智秋先生より「特別支援教育の視点を取り入れた授業づくり」と題して、3〜5年次の教員62名を対象に演習を織り交ぜながら指導講話をしていだだきました。
 その後のオリエンテーションで、本年度のテーマ「授業力向上と学級づくり」が伝えられ、今年度の研修内容が確認されました。今後3回の研修を通して、高岡市の教員としての資質や実践的指導力の向上を図っていく予定です。 

調査研究事業 合同委員会

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 5月17日(火)西条公民館において、調査研究事業合同委員会を開催しました。市教育センター林所長の挨拶の後、外国語(英語)教育推進委員会と地域教材開発研究委員会に分かれ、今年度の方向性や内容、役割分担などが協議されました。外国語(英語)教育推進委員会では、8月に行われる「I LOVE TAKAOKAプログラム事業」(英語フレンドシップ‘2016’)の具体的な運営方法等について、活発に意見交換が行われました。今後1年間の調査研究の内容を年度末に研究紀要にまとめ、各学校に配布する予定です。
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