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第3回「高岡地域親の会」〜9月〜 のお知らせ

平成27年度の予定
  第1回  5月16日(土)高岡市教育センター
  第2回  6月20日(土)氷見市総合教育センター
★ 第3回  9月12日(土)高岡市教育センター
  第4回 11月14日(土)射水市教育センター
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理科教育講座自然観察(入門コース)

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 8月21日(金)富山県総合教育センター科学情報部から多大なるご支援をいただき、理科教育講座(自然観察)入門コースを開催することができました。澤田昭芳主任研究主事、能登一昌研究主事、西谷裕子技師をお迎えし、生物・地学を中心とした現地研修を行いました。天候の悪化が懸念されたため、「自然に親しむ簡単なゲーム」を実施することはできませんでしたが、高岡市立万葉小学校を基点として、二上山山系や庄川等で次の5つの研修を行いました。
  1.地層観察(岩坪)
  2.化石観察・採取(五十里)
  3.植物観察(二上山)
  4.川の流れのはたらき(三女子)
  5.学校周辺の植物観察(万葉小学校)
 「1.地層観察」では、広大な地層のパノラマを観察しながら、二上山山系の地層の広がりを感じ取ることができました。また、土砂や岩石に関する豆知識や子供の関心を高める豆知識も教えていただきました。
 「2.化石観察・採取」では、童心に返った先生方が、直径20cm以上のホタテ貝やウニ等の化石を夢中になって採取し、子供に見せるために持ちかえることができました。
 「3.植物観察」では、二上山に生育する数十種類の樹木を中心に、その特徴等を説明していただきました。「600m以上に分布するブナが二上山山頂(274m)に生育している」という興味深い話も聞かせていただきました。
 「4.川の流れのはたらき」では、小学5年で学ぶ「流水のはたらき」の観察の仕方や、資料の提示方法を教えていただきました。
 「5.学校周辺の植物観察」では、万葉小学校周辺にも生育している草花を中心に説明していただきました。道路脇や田んぼのあぜに見られるキク科やアブラナ科の特徴や観察時期、昆虫との関連等について、実物と資料を対比させながら分かりやすく教えていただきました。
 それぞれの観察地では、校外学習で訪問する際の手続き方法も教えていただきました。参加された先生方は、この研修で配付された50ページを超える貴重な資料を持ちかえることができ、今後の学習に活用されると思います。

発達障害理解研修会

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 8月11日(火)戸出コミュニティーセンターにおいて、発達障害理解研修会を開催しました。富山大学人間発達科学部の小林真教授を講師としてお迎えし、特別な教育的支援を必要とする児童・生徒への支援の在り方について研修を行いました。
 研修会の前半は、「発達障害児・気になる子どもの理解と支援」と題した講話を聞きました。具体的な認知の特徴を踏まえながら、学習面や行動面での個別の支援や学級での支援について話していただいたおかげで、児童生徒の姿を思い浮かべながら話を聞くことができた先生方も多かったようです。
 研修会の後半は、「授業づくりと学級経営」に関わる演習を行いました。「指示の出し方」や「作文指導」の演習では、言語的な指示や視覚的な指示等についてグループで協議し、様々なアイディアを出し合っていました。また、「学級単位で実施するSST」の演習では、児童生徒に身に付けてほしいスキルを1つに絞り込み、学んだスキルを定着するための手立てについて話し合いました。特に、小林先生に提供していただいた「SSTと他の学習との関連付け」の資料に、参加された先生方の関心が高かったことが感想から伺えました。

【受講者の感想】
・発達障害に関する脳のメカニズムから順をおってお話しいただき、大変理解しやすかったです。…私たち大人の言葉が理解できなかったり、言葉の裏の思いに気付けなかったりすることがよく分かりました、ADHDとアスペルガーの区別や対応の仕方も具体的に理解することができたので、2学期から実践していきたいと思っています。
・演習では具体的な指導法を考えることで、改めて個に応じた指導の重要性を学びました。子供の困り感に気付くこと、それに応じた指導を教師自身が日々継続していくことの大切さも実感しました。これからの指導に生かしたいです。
・特別な支援を必要とする子供の行動を見守り、対応を考えていくことが楽しみになるお話でした。我がクラスの子供を思い浮かべながら、その子を取り巻く他の子供への手立てとして、SSTを更に学びたいと思います。

高岡市学力向上研修会

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 8月6日(木)高岡市役所802号室において、高岡市学力向上研修会を開催しました。関西福祉大学の加藤明学長、富山県総合教育センター学力向上推進チームの荒田修一主任研究主事をお迎えし、「とやま型学力向上プログラム2期」を踏まえた授業改善に向けて、実践的指導力の向上を図るための研修を行いました。
 荒田先生には、「『確かな学力』を育成する子供主体の授業を目指して」と題した指導講話を行っていただきました。「子供主体の問題解決」とはどのような学習なのか、「単元構想の工夫」や「学習課題の明確化」等について、理科や算数の授業場面を取り上げながら説明していただいたおかげで、参加された先生方は具体的なイメージをもちながら聞くことができました。
 加藤先生には「確かな学力と豊かな人間性の育成について」と題した講演を行っていただきました。具体例を挙げて説明したり、誤答分析の演習を取り入れたりしていただいたおかげで、日頃の自分を見直すよい機会となった先生、悩みを解決する一筋の光を見付けた先生、肝に銘じたいキーワードをもらった先生等、参加された先生方には有意義な研修となっていたように感じました。

【参加された先生方の感想】
・子供に力が付いたかどうか、教師には結果責任があるという言葉が印象に残った。子供にどんな力を付けたいのか、そのためにどんな指導をするのかなど、大切なことを改めて考える機会となった。
・「付けようとした力しか付かない」とても心に残りました。1学期に掲げた目標にプラスして、2学期に付けたい力も考え、2学期子供たちを迎えたいと思います。誤答分析をしっかりし、分かったからできるまで学べる環境をしっかりつくっていきたいと思います。
・授業がパターン化しているのではないか、子供一人一人をほめているかなど、日頃の自分の指導を振り返るよい機会になりました。周りの先生方にも伝え、確かな学力を育成するために、工夫や努力を続けていきたいと思いました。

ICT活用指導力向上研修会

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 8月5日(水)高岡市立下関小学校において、ICT活用指導力向上研修会を開催しました。富山大学人間発達科学部の高橋准教授、高岡市立成美小学校の堀田陽教諭、高岡市立志貴野中学校の子吉佑教諭を講師にお迎えし、4年次教員を含む21名が「資料の拡大提示」をテーマとした研修を行いました。
 まず始めに行った、堀田先生と子吉先生の「資料の拡大提示等の模擬授業」では、2名の先生が大型モニターを使って実際に行った事例を模擬授業スタイルで紹介していただき、教科指導でICT機器を活用するイメージをもつことができました。
 その後、校種や学年、指導教科をもとにした6つの班に分かれ、高橋先生に実技研修を進めていただきました。各自が持参した教材を使った事例を模擬授業スタイルで紹介し合ったり、意見交換や改善を行ったりしながら、実物投影機を活用するときの配慮事項を学ぶことができました。
 「日常授業の改善に向けたICT活用」と題した高橋先生の講演では、ICT機器の活用効果を最大限に生かすために、資料の焦点化を図ったり、情報量を減らしてシンプルにしたりすることの大切さを聞くことができました。また、「ICT機器の活用は有効だが、基本的な授業力の向上に努めることが大切」であることを、授業風景を見せながら教えていただきました。受講者からは「高橋先生のお話をもっと聞きたかった」という感想をたくさんいただきました。

【参加された先生方の感想】
・今までのICT活用は、ただ単純に資料を拡大するために使用していました。今後は焦点化や情報量の調整も意識して取り組んでいきたいと思います。
・学校に機器はそろっているものの、具体的にどう使えば効果的か迷っていましたが、同じ教科で話すことができ、指導場面がイメージしやすく参考になった。講演も分かりやすく、ICTを今後の授業で積極的に使用していこうと思う。
・ICTは補助として、その基盤となる教師の指示や発問などがとても大切だと分かりました。

ミドルリーダー研修会

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 8月4日(火)戸出コミュニティセンター多目的ホールにおいて、ミドルリーダー研修会を開催しました。高岡市小学校長会長の山崎栄三先生、高岡市立能町小学校の森田芳栄教諭、高岡市立南星中学校の堀井祥照教諭を講師にお迎えし、中央研修報告やグループ演習、講話等を通して研修を行いました。
 中央研修報告では、堀井先生から、中央研修(中堅教員研修)の全体像をキーワードを使ってお話しいただいた後、「リスクマネジメント」に焦点を当てた報告を、森田先生から「特別支援教育」「生徒指導」に焦点を当てた報告をしていただきました。
 グループ演習では、「ミドルリーダーの役割について」それぞれが作成してきたレポートをもとにして、各学校での取組や考え方について情報交換や意見交換を行いました。
 山崎先生には、「中堅教員に求められる役割」と題した講話で、ミドルリーダーの大切さや具体的な役割だけでなく、今日的教育課題等の情報も提供していただきました。参加された先生方は、ミドルリーダーとしての役割を再認識し、「若手教員の5年後、10年後を考える」「自分を磨かないと人をつなげない」等の心に響く言葉を持ち帰ったように思います。

【受講された先生方の感想】
・ミドルリーダーになるにはまだ数年あると思っていましたが、高岡市教員の年齢構成をみて現実的なものになりました。
・今の自分が置かれている立場を意識することができたことが大きかったです。OJTや組織の一員としての立ち位置について考えることができたのは大変よかったです。自覚して、今後、実践したいと思います。
・コミュニケーションがとにかく大切であると感じた。また、若手に対して教えてあげるという意識だけではダメなので、若手から学んでいこう、よいところは取り入れようと努力する姿勢が大切である。ミドルリーダーとしての役割は、いろいろ学ぶことができたが、今後、実行に移していく態度こそ大切であると考えている。

ものづくり・デザイン科研修会 2日目

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 8月3日(月)高岡地域地場産業センターにおいて、ものづくり・デザイン科研修会の2日目を開催しました。どちらのコースも前回7月29日(水)に製作途中となっていた作品の最終工程を行い、ものづくりの基礎的な技法や技術を学び、つくる喜びを味わっていました。
 午前に実施した「青貝塗り」では、「ニカワ取り・貝むき」「上塗り研ぎ・仕上げ」等の製作工程を体験し、コースターの作業段階が分かる3つの作品を持ち帰りました。
 午後に実施した「砂型鋳造」では、「砂込め」「錫込み」「仕上げ」等の製作工程を体験し、オリジナルプレートと皿(ブドウの葉や葛の葉)を完成させました。
 参加された先生方は、ものづくり体験を通して、それぞれの製作工程のコツを確認したり、高岡市の伝統工芸や地域の産業について学んだりしました。また、優れた技術をもつ職人さんたちとの交流を深めながら、ものづくりの素晴らしさや熱い思いを感じ取っていたように思います。

【参加された先生方の感想】
・高岡市に来て、初めてものづくり・デザイン科に携わったが、実際に自分で体験することで、作業の内容や苦労がよく分かった。子供たちに、単に作り方を教えるだけでなく、苦労や大変さも伝えていきたいと思う。
・地道に作業するうちに、きれいに磨き上げることができました。漆を彫刻刀ではがす際は、貝のまわりを傷つけてしまうことがありましたが、どの程度力を入れればよいのかなど、勉強になりました。
・錫があんなに重いとは知らなかった。湯口に錫を入れるスピードも速くなく遅くなく、丁度よいスピードで入れないとムラができることがよく分かった。
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