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第2回 若手教員研修会

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 7月30日(木)戸出コミュニティセンター多目的ホールにおいて、第2回若手教員研修会を開催しました。上越教育大学教職大学院の瀬戸教授と高岡市小・中・特別支援学校教科指導員12名を講師にお迎えし、「学級経営力と授業力(道徳)向上」をテーマとして、市内若手教員69名が研修を行いました。(大学院生や内留中の先生も参加し、協力してくれました。)
 研修会の前半は、「学級運営等の悩みについて」を協議題としたグループ協議を行い、教科指導員の先生方に各グループの話合いに入っていただきました。授業づくりや学級運営、生徒指導や特別な配慮を要する児童生徒への対応等、グループ毎に話題を絞り込んで悩みや意見を出し合いました。悩みを語っている先生が次第に笑顔となったり、緊張感が少しずつ和らぎ、多くのグループから笑い声が聞こえたりしたことがとても印象的でした。
 研修会の後半は、「よい授業が、よい学級をつくる」と題して瀬戸教授に講演をしていただきました。瀬戸先生には、前半のグループ協議で話し合われた学級運営の悩みにも触れながら話をしていただけました。また、教師の言葉かけで子供の表情が見る見るうちに自信に満ちあふれたものに変化していく様子や、同じ活動場面でも教師の働きかけ次第で子供たちが全く違う行動をする様子を、動画を交えながら説明していただきました。短い時間ではありましたが、参加された先生方にとって学びの多い大変分かりやすい研修になったのではないかと思います。

【参加された先生方の感想】
・若手教員の語り合いの場を設けていただき、ありがとうございます。日頃の悩みを話し合うことができました。気持ちがスッキリしました。
・映像を交えた説明では、教師の一言で子供が見違えるように自信をもって発言する様子がよく分かりました。教師の言葉の重みを学びました。
・瀬戸先生のお話を聞いて、うなずけるところがたくさんありました。子供たちは日々がんばっているので、「やろうとしている」ことをまず認め、すかさず褒めてあげたいと思いました。私たちの発言で子供たちが良くも悪くも変化することが分かりました。

ものづくり・デザイン科研修会 1日目

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 7月29日(水)高岡地域地場産業センターにおいて、ものづくり・デザイン科研修会の1日目を開催しました。この研修会では、2年次の教員や、今年度に他市より転入された教員等39名が、Aコース(青貝塗り)Bコース(砂型鋳造)のどちらかを選択し、研修を行いました。高岡地域地場産業センターの斎藤技師に加え、伝統工芸高岡漆器協同組合や高岡銅合金協同組合の皆さんの丁寧な指導を受けながら、受講者は高岡の伝統工芸や伝統産業について、体験を通して学びました。
 午前に実施した「青貝塗り」には22名が参加し、コースターの製作を通して、「下地研ぎ・中塗り研ぎ」「中塗り」「貝切り・貝付け」を体験しました。
 午後に実施した「砂型鋳造」には15名が参加し、オリジナルプレートや皿(葡萄の葉や葛の葉)の製作を通して、「原型づくり」を体験しました。
 参加された先生方は、優れた技術をもつ職人さんたちとの交流を深めながら、それぞれの製作工程でのコツや注意点を確認しました。
 この研修は全2回の日程で行われ、次回8月3日(月)は、製作工程の最終段階を体験し、各自がデザインした作品を完成させる予定です。

二上まなび交流館での野外学習

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 7月3日(金)高岡地域適応指導教室の行事である、二上まなび交流館での野外学習を行いました。心配した天候もちょうどよい曇り空で、午後からは日差しも出てくる絶好の日となりました。高岡市の適応指導教室から7名、氷見市からも4名参加し、相談員を含めて15名の賑やかな活動になりました。
 午前中は、3班に分かれて野外炊飯を行いました。かまど係に立候補したのは、どの班も女子で、薪を使った火起こしに積極果敢に取り組みました。指導員の先生方も「かまど係が全員女子って珍しいね。」と言われました。説明で聞いた手順どおり、熱さをものともせず、うちわで真剣に扇ぎながら、種火から上手に薪に火を移すことができました。一方、炊事係は、男子が多く、始めにお米を研ぎ、その後カレーの材料を切りました。初めて包丁を使う子もいましたが、お互い、上手だねとか、家でも手伝ってるからとか、言い合いながら楽しく材料を切っていきました。
 最初に、かまどにお釜を乗せ、ご飯を炊きました。あまり蓋を取らないで、湯気やふきこぼれの様子などをじっくり見ながら、お釜を火から外すタイミングを教えてもらって、おいしいご飯を炊き上げました。その後、カレーの鍋を火にかけました。ジャガイモはすぐ柔らかくなったのに、ニンジンは案外堅くて時間がかかりました。煮え具合を見ながら、肉を入れたり、カレールーを混ぜたりするのが、女子はさすがに上手でした。緑の木々に囲まれて食べるカレーライスは、とてもおいしく、何杯もおかわりをしました。学校や教育センターからたくさんの先生方が来てくださって、一緒に食べることができたのが最高でした。
 午後は、まなび交流館の周りを巡る「ミニオリエンテーリング」を行いました。設置してあるポストの片仮名を記入しながら、山道を登ったり下ったり、草むらの中を探し回ったりしました。遠いところや見つけにくいところのポストの得点は高く、合計得点を競うものでした。木の陰に隠れていたポストを見つけた時は、うれしくて歓声を上げました。結果発表では、1位から3位と順位はつきましたが、みんながんばったという充実感でいっぱいでした。
 この野外学習では、みんなで協力することの楽しさを味わい、高岡地域の適応指導教室の仲間との友情も深まりました。「次の機会にまた会おうね。」と約束しました。

 通級生の俳句より
・カレー作り ジャガイモ一つに 苦戦する
・鍋磨き 手があれるほど 磨いたよ
・火の近く 寄ってやられる わたしの目
・煮えるまで 遊んだゲーム 盛り上がる
・野山駆け 班で取った 九十五点
・勝ちたかった オリエンテーリング 心残り
・負けたけど 仲間の絆 強くなる

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