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栽培活動から造形活動へ

 5月16日に種まきをした朝顔が、夏の間中きれいな花をたくさん咲かせ秋の気配とともに枯れていきました。その蔓を使って、リースやフラワーバスケットを作りました。蔓を籠状に形成するのは少し難しかったようですが、個性あるバスケットに仕上がりました。よく陰干しをした後、思い思いの飾りを付けて完成させたリースやフラワーバスケットは、とても華やかで美しいものになりました。11月9日のきらら子展示会に飾りますので、ぜひ実物を見に来てください。
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絵手紙教室

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 教育センターの職員や家族以外の社会人とあまり触れ合う機会がない子どもたちに、様々な分野で活躍しておられる方々から指導を受ける時間は大変貴重です。一つの分野に精通しておられる方々の言葉には深みがあり、感動があります。また、子どもたちに一つのことを成し遂げる成就感を的確な援助で味わわせてくださいます。
 今年度は池田治美先生に絵手紙の指導をお願いしました。
 「へたでいい、へたがいい」「線が命」「大きく」「お手本なし」「言葉をそえる」という先生の言葉に導かれ、子どもたちは安心して伸び伸びと絵筆を走らせていました。最初に取り組んだ画材はピーマンで、ゆっくりゆっくり描いた線は何とも言えない味を醸し出していました。彩色では、「手早く筆を動かし、塗らないところも残す」「水をふくませた薄い色からだんだん水を少なくした濃い色へと3回塗り重ねる」という先生の教えに従い、仕上がった作品は立体感のあるものになりました。初めはなかなか筆が進まなかった子どもも池田先生の優しい褒め言葉に励まされ、2回目の教室が終わる頃には自分の作品に自信をもち満足げに眺めていました。
〈子どもたちの感想〉
 ・今日は絵手紙でピーマンを描きました。結構悩みましたが、最終的に1枚描けたのでうれしかったです。全員ピーマンを描きましたが、一人一人個性が出ていて全然違うピーマンになったので「十人十色」とはこのことだと実感しました。
 ・かぶを描きました。難しかったのですが、完成したらとてもきれいになりました。2回とも楽しめました。
 ・1回目より2回目の方が上達していると自分でも分かり、うれしくなりました。池田先生が、「絵手紙は、人に送ってはじめて絵手紙になるんですよ」と言っておられたのが心に残りました。

第4回 若手教員研修会

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 9月25日(水)、10月11日(金)に第4回若手教員研修会を開催しました。今回は、先輩教員の示範授業を参観し、学習指導法について研修を行いました。

9月25日は、太田小学校 角 恵美教諭に第6学年算数科「速さの表し方を考えよう」の授業を公開していただきました。初めて小学校の授業を参観した中学校の先生から「先生と児童との信頼関係のよさから、児童が自信をもって発表していた。」「ねらいが明確な授業だった。」等の感想がありました。

10月11日は、芳野中学校 早貸永貢子教諭に第2学年数学科「1次関数」の授業を公開していただきました。小学校の先生から「理解度の違う生徒たちに、多くの学習内容を教えるのは大変そうだった。」「子どもの実態に応じた教材や支援がされていた。」等の感想がありました。

両日とも富山大学人間発達科学部 教授 松本謙一先生をお迎えし、「流れに沿って授業記録をとることの大切さ」「発問や指示に対する児童生徒の姿で授業を分析する必要性」について学ぶことができました。

交流会 IN HIMI

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 10月11日(金)高岡地域適応指導教室の交流会が氷見市B&G海洋センターで行われ、7名の通級生が参加しました。
 当日は朝から強い雨が降りパークゴルフはできないだろうと半ばあきらめていました。しかし、海洋センターに着いた頃は雨も上がり雲間から青空も見えました。予定通り午前中はパークゴルフをしました。講師の先生から説明を聞いた後、3つのチームに分かれ、早速プレーを始めました。昨年も参加した通級生は、すぐに打ち方のこつを思い出し少ない回数でカップインできるようになりました。初めてパークゴルフをする通級生も、最初は空振りしたり大振りしたりしていましたが、打ち方をアドバイスしてもらって次第に上手になりました。「もう少し右に打って。」「やったね。」などとお互いに声を掛け合いながら、1時間あまりでコース(9ホール)を一周しました。
 昼食の後は、体育館で2つの適応指導教室の通級生が一緒になってドッジボールを楽しみました。思い切りボールを投げたり、うまく受けて素速く相手チームの通級生にぶつけたりするたびに拍手や歓声があがりました。
 一休みした後は、マーブルチョコレートを塗り箸でつまんで左の皿から右の皿へ移し替えるゲームやコマ廻し、お手玉などに挑戦しました。氷見市適応指導教室の相談員や市の体育指導員の方などたくさんの方々にお世話をいただき、思い切り体を動かして楽しい一日を過ごすことができました。

<通級生の俳句より>
・ もう少し 右に打ったら 入ったな
・ パークゴルフ 二打で入って 絶好調
・ 氷見へ行き マーブル移しで 新記録

陶芸教室(匠の里)

9月27日(金)に氷見、射水、高岡市適応指導教室の交流事業である陶芸教室が、射水市の「匠の里」で行われました。きらら子教室からは6名の通級生が参加しました。今年は氷見市適応指導教室の通級生も参加して賑やかになりました。最初に講師の方が粘土を伸ばすときのコツやカップの作り方などを分かりやすく説明してくださいました。その後早速粘土を柔らかくして作業を始めました。今年で2回目の生徒は皿より難しいマグカップに挑戦したり、抹茶碗碗を作りたいと講師の方にろくろの廻し方を習ったりと、みんな真剣に作品作りをしました。2時間余りで大小の皿やマグカップ、茶碗などができあがりました。
昼食は、外に出て仲よくおしゃべりしながら食べました。昼食後は芝生広場で射水市適応指導教室で準備してくださったスポーツ用具を使って体を動かしました。射水市や氷見市の通級生と一緒にニュースポーツのドッヂビーをし、心地よい汗を流した通級生もいました。青空の下で楽しく交流することができました。
半日余りの活動でしたが、雲一つない晴天に恵まれ、充実した時間を過ごしました。作品は1ヵ月程度で焼き上がるので、きらら子展示会で飾る予定です。たくさんの方に見に来ていただけたらうれしいです。

<通級生の感想より>
・ろくろを使って抹茶茶碗を作りました。指導員さんが優しく教えてくださったので上手に仕上げることができました。落ち着いた色を選んだので焼き上がりが楽しみです。
・母に贈るご飯茶碗を作りました。何度も崩れましたがなんとか仕上げることができました。
・初めて陶芸教室に参加しました。カップの底をつけるときに緊張しました。
・みんなでドッヂビーをしました。負けてしまいましたが楽しかったです。
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ものづくり体験講座(漆器)

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 9月5日(木)〜9月26日(木)の毎週木曜日、計4回にわたってものづくり体験講座(漆器製作)が行われました。講師は漆工上野工房の上野和成先生で、今年で6回目の講座となりました。
 今回は、ペンケースに青貝を貼ったり蒔絵を施したりしました。
 初めに、花などの下絵を描き、絵の一部に青貝を貼りました。貝切りでは、「針を斜めに寝かせて手前に引くといいよ。」という上野先生のアドバイスのとおり切っていくと、細かい桜の花びらなどもきれいに切り抜くことができました。
 次に、6色の塗料を使って貝貼りをしていない部分を筆で描いていきました。細い桜の枝を描いたり塗料を混ぜ合わせて葉の色を工夫したりと、図柄に応じて細かい表現方法をたくさん教えていただきました。
 最後に、花びらの一部分などに好きな色の金属粉を撒きました。きらきらする金属粉をのせると作品が華やかになり、青貝も引き立ちました。上野先生は、どの工程でも子どもたちの様子を見ながら優しく丁寧に指導してくださいました。そのお陰で、安心して楽しく作品づくりに励むことができました。 
作品は、11月9日(土)の「きらら子展示会」で展示します。是非、見に来てください。

<通級生の感想より>
・ピンク色の桜の花びらを筆で描き、少し乾いたところで金粉を撒くと、とても引き締まり格好良くなった気がしました。仕上がったペンケースは、自分で使うのがもったいなくなるほどきれいになりました。
・今年は貝を貼る部分を多くしたので、2時間も貝切り、彩色(貝の裏に)、貝貼りを続け、終わったときには完全に力尽きていました。上野先生に教えていただいた昨年の写真立ても今年のペンケースも、自分でも満足できる仕上がりです。上野先生に楽しく分かりやすく教えていただいたことを、自分の作品を見ながら思い出します。
・私は、昨年と今年のものづくり体験講座で、いろいろなことを学びました。上野先生から、作品づくりの他に「失敗をおそれない」ということを教わりました。また、伝統的な作品をつくることによって、普通に生活していては味わうことができない楽しさがありました。

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