豆乳(2/13)

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今日は、豆乳が出ています。今月は、3日の節分の豆まきにちなんで、大豆製品を使ったメニューが多く出ています。豆乳もその一つです。豆乳は、ゆでた大豆を砕いて絞るとできます。大豆はそのままだと消化が悪いので、いろいろなものに加工して食べられています。今日の豆乳は、みなさんが飲みやすいように、味がついたものにしました。ぜひ豆乳を味わってみましょう。

文責:栄養士 六間口

味わいのあるご飯(1/30)

今日のご飯は、米、大麦、もち米、ひえ、もちきびの五つの穀物を炊き込んだ五穀米です。昔の人は、お米だけでなく、麦やひえ、粟、大豆などといった穀物を主食にしていました。いまでこそ米はとても収穫量の多い作物ですが、農業がすすんでいなかった昔は、貴重な食べ物でした。お米だけのごはんのおいしさは、あこがれだったのです。
今日は少しだけ雑穀を入れたので、味わいのあるごはんになっていると思います。
また、豊かに実ることを「五穀豊穣」といいますが、この場合五穀というのは今日の5つの穀物のことを表しているのではなく、「全ての作物」というような意味のようです。人間に必要な燃料や、衣服になる作物を入れる場合もあり、昔の人にとって、「生きる」ということと農作物には深いつながりがあったのでしょうね。


文責:栄養士 阿部

亀田東小希望献立(1/27)

給食週間5日目、最終日です。今日は、亀田東小学校の希望献立です。

今、私たちの周りでは、ゲームに夢中になって寝るのが遅い人や朝ご飯が食べられない人、運動不足の人、好きなものだけ食べて、油や塩や砂糖を取り過ぎている人、きらいな野菜や魚をぜんぜん食べない人などが増えているということですが、みなさんはどうでしょうか。
このような生活を続けていては、いつの間にか太ってしまったり、体調を悪くしてしまったりする人もでてしまうでしょう。昔は大人の病気だった糖尿病や、動脈硬化、心臓病など、「生活習慣病」にかかってしまっては、大変です。
将来、病気にならないためにも、できるだけ体を動かし、規則正しい生活を心がけ、バランスのよい食生活を送るようにしてほしいですね。
まずは、体を作る赤・エネルギーの素の黄・体の調子を整える緑の3色の食品をおぼえ、組み合わせて食べるようにしましょう!

文責:栄養士 阿部

風邪を予防するビタミンは?(1/26)

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みんなの体の中では、いろいろな種類のビタミンが毎日大活躍しています。その中で、風邪を予防する働きをしてくれるビタミンが2つあります。どれでしょう。
1 ビタミンB1とB2
2 ビタミンAとC
3 ビタミンEとD


▼正解は・・・

給食週間3日目のメニューは・・・イギリス!(1/25)

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2012年は、イギリスの「ロンドン」というところで、オリンピックが開催されます。給食週間3日目はイギリスの料理を紹介します。

○ビーフシチュー
シチューというと、白くて牛乳を使った料理を思い浮かべますが、それだけをシチューというのではありません。野菜や肉、魚介類をだしやソースで煮込んだ料理は基本的にみんなシチューといいます。今日は、ホワイトルウではなく、ブラウンルウを使って作ったシチューです。また、ビーフとは牛肉のことです。
このビーフシチューをまねて作ったという日本でよく食べられているおかずがあるのですが、何かわかりますか?
答えは「にくじゃが」です。
ある日、東郷平八郎という海軍の人が、イギリスへ留学した時に食べたビーフシチューの味が忘れられず、部下につくるようにいいました。しかし、そのころの日本にはワインやバターがなかったため、かわりに砂糖、しょうゆ、ゴマ油などで作ったところ、できあがったものは「にくじゃが」でした。
ビーフシチューとは全然違いましたが、これは、これでおいしかったのと、にくじゃがは栄養バランスがよく、長い航海で不足しがちなビタミンを補給でき、調理が簡単なことから海軍兵士の食事として広まり、それから日本中で食べられるようになったそうです。ビーフシチューとにくじゃがは意外な関係があっておもしろいですね。
○グリーンサラダ
グリーンサラダに入っている赤い野菜は、はつか大根、または、ラディッシュといいます。だいこんの仲間ですが、小さくてカブのような形で、皮が赤い色をしています。さくさくとした歯触りと、少しからい味がします。イギリスでは、肉と一緒にラディッシュを食べます。
また、サラダに入っている野菜の中に、プチヴェールという野菜が入っています。濃い緑色をしている野菜ですが、わかりますか?
プチヴェールは最近作られるようになった野菜で、フランス語で「小さな緑」という意味です。小さいけれど、骨を強くするカルシウムや、風邪をやっつけるビタミンA、貧血を予防する鉄分がたくさん入っている野菜です。こんなにすごい「プチヴェール」は亀田のお隣の新津地区でたくさん作られています。

文責:栄養士 阿部

新潟&東北の味巡り(1/24)

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1月24日は、学校給食が始まったことを記念する「給食記念日」です。全国でも24日を含む一週間を「給食週間」とする学校がたくさんあります。どうして24日が給食記念日になったのでしょうか。それは、給食の長い歴史に関係があります。

学校給食は明治22年に、山形県の小学校でお弁当を持ってこられない子どもたちに、おにぎりと塩鮭、漬物などが用意されたことが始まりとされています。しかし、第二次世界大戦が始まると、食料不足になり、学校給食を続けることができなくなってしまいました。戦争が終わっても、食料不足は続き、おなかをすかせた日本の子どもたちの様子を知った世界の国々は、脱脂粉乳や小麦粉、缶詰などの物資を送ってくれました。昭和21年12月24日にこの物資の贈呈式が行われ、学校給食が再開されたため、この日を記念日としましたが、後に冬休みに入るようになったため、一か月遅らせた1月24日が「給食記念日」となりました。

亀田でも「新潟&東北味めぐり」給食記念日献立を考えてみました。
○ほたてごはん
青森でたくさんとれるほたてをごはんに炊き込みました。ホタテは、コハク酸というおいしい成分をたくさん含んでいるので、料理に使うと、だしが出て味がよくなります。
○ひっつみ
岩手県の郷土料理です。小麦粉を水で耳たぶくらいの柔らかさにこね、ねかせたものをひっつまんで鍋に入れることからこの名前がつきました。
○笹かまぼこ
笹かまぼこは、宮城県の仙台市というところの名物です。明治初期にたくさんとれたひらめをすり身にして焼き、保存したことが始まりと言われています。当時は、手でたたいて形を作ったため、てのひらかまぼこなどと呼ばれていました。昭和10年に、旧仙台藩主伊達家の家紋「竹に雀」のモチーフである仙台笹にちなみ、笹かまぼこと呼ぶようになったそうです。
○豆天
小麦粉や米粉を水で溶き、熱くした鉄板の上でうすく伸ばしたものに大豆をのせ、軽く焼いたものを油で揚げたものです。新潟では昔からおやつとしてたべられてきました。


文責:栄養士 阿部

給食週間スタート!おにぎりでいこう!(1/23)

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今日からの一週間は、給食週間です。この一週間は、ふだん何気なく食べている食べ物について、ちょっと考える一週間にしてほしいと思います。

みなさん、ご飯は好きですか?給食では毎日、地元新潟産のおいしいお米をだしていますが、残りがとても多いときがあり、残念です。
ご飯は、日本人の主食として毎日の食事に欠かせない食べ物ですが、お米を食べる量はだんだん減ってきているそうです。
おかずを先に食べてしまって、ご飯を残してしまうことはないでしょうか?給食でも、ご飯を全部食べることで、バランスよく、体に必要な栄養が取れるように考えて献立をたてています。ぜひ、ご飯のすばらしさを見直してください。
新潟県でも、おいしいお米をもっとたくさん食べてもらえるように、「おにぎりでいこう!」というキャンペーンを行っています。確かにおにぎりだとたくさんご飯が食べられますね!今日の給食も、自分で作るセルフおにぎりです。地元亀田産の梅干しを用意したので、上手ににぎって食べてくださいね!
さて、ここでおにぎりについてのクイズです。
昔から、おにぎりは鬼が嫌いな食べ物だと言われてきました。それはどうしてでしょうか。

1 鬼は、おにぎりの中に入っている梅干しが嫌いだから
2 鬼は、肉しか食べないのでごはんが嫌いだから
3 おにぎりという名前は鬼を切るという意味だから





▼正解は・・・

美しいものを表す言葉「アーモンド」(1/20)

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アーモンドなどのナッツ類は、植物の実ではなく、種の部分です。ですから、新しい芽を育てるために必要な栄養分をたくさんもっています。大昔の人は、米などを育てる前から、ナッツ類を主食として食べていました。
アーモンドなどに蓄えられている栄養分は脂肪です。脂肪というと体に悪いもののように思われがちですが、動物性の油と違って、植物の油のほうが健康に良いといわれています。
また、若返りのビタミンと呼ばれる「ビタミンE」もたくさん含んでいます。
そのせいか、昔からアーモンドは美しいものを表す言葉として使われています。例えば、クレオパトラのような眼を「アーモンド・アイ」、健康的なおへその形を「アーモンド・ネーブル」などと呼ぶことです。

文責:栄養士 阿部

えびの「アスタキンサンチン」(1/19)

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えびは、フライや天ぷら、おすしなどいろいろな料理に使われる人気者です。その仲間はなんと3000種類もいるといわれています。長いひげや、腰が曲がったように見える姿から、えびは長寿を祝う縁起物として正月料理などには欠かせません。
えびは生きている時は黒っぽい色をしていますが、熱を加えると鮮やかな赤い色になります。これは、「アスタキサンチン」という色素によるもので、このアスタキサンチンには老化を抑える効果があるそうです。アスタキサンチンは、身より殻に多く含まれているので、桜エビなどの小さなえびを丸ごと食べるようにするといいですね。

文責:栄養士 阿部

平安時代に中国から伝わった野菜(1/18)

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ごぼうは、平安時代頃に薬草として中国から伝わったといわれています。野菜としてよく食べるようになったのは、江戸時代から明治時代にかけてです。茎が1m、根は50cmから1mととても長い植物で、とげのある花が咲きます。
根はもちろん、葉っぱなども食べられますが、根の部分を食べるのは、日本と朝鮮、台湾、中国の一部くらいです。外国の人には、ごぼうが木の根っこを食べているように見えた、という話もあるほどです。
ヨーロッパやアメリカでは、葉をサラダにして食べる他、根をにきびや皮膚病などの薬として使っています。
青森県の方言で、「ごんぼほり」という言葉があります。これは、ぐずぐずと不平を言ってゆずらない人を、苦労してなだめるという意味だそうですが、それがごぼうを掘るのと同じくらい大変だ、ということからきているそうです。

文責:栄養士 阿部

食事の後はゆっくりと(1/17)

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昔から、「食べてすぐに寝ると、牛になる」といいますが、これは「行儀が悪いのでしてはいけない」という意味です。ところが、「食事のあとは横になる」ほうが胃にはよいことを知っていますか?
食べ物を食べると、消化をするために胃液がでてきます。食事のあとに騒ぐと胃液があまりよく出なくなるので、食べ物を消化するのに胃が疲れてしまいます。昼休みに元気に遊ぶのはよいことですが、あまり激しく運動すると、気持ちが悪くなったり、おなかが痛くなったりしますね。
胃が消化するのに邪魔にならないように、食事のあとは横にならないまでも、静かに休むようにしましょう。

文責:栄養士 阿部

ピラミッドを造っていた人たちも(1/16)

 玉ねぎは一年中売られていて、収穫量が野菜の中でだいこん、キャベツの次に多い野菜です。和食・洋食・中華とどの料理にも使われて大活躍していますね。
玉ねぎは、3000年以上も昔の、古代エジプトでピラミッドを作っている人たちにも食べられていました。ピラミッドを作るのは、とてもたいへんな仕事で、たくさんのパワーをだしたり、疲れを回復したりできるように玉ねぎを食べていたのだそうです。玉ねぎを食べるとすごいパワーがでる・・・というわけではなく、玉ねぎを食べると食欲がもりもりと出てきます。昔から玉ねぎは、元気をつけたい時に、薬として食べられていたのです。
最近では玉ねぎには血管が詰まる病気を防いだり、がんを予防したりする働きがある栄養素が入っていることもわかってきました。健康で長生きしたい人は、たくさん玉ねぎを食べるといいですね。

文責:栄養士 阿部

中国「清」の時代から(1/13)

八宝菜は、中華料理です。昔、中国が「清」という名前だったころ、西太后という人がいました。ある日、料理人たちが夜中にこっそりおいしいものを食べている、といううわさが流れました。これを聞いた西太后がさっそくその料理を作らせて食べてみたところ、とてもおいしい料理でした。そこで、「これはなんという名前の料理か?」とたずねましたが、ごちそうを作った後に残ったもので作ったありあわせの料理だったため、名前がありませんでした。そこで西太后が「数々の宝を集めて作ったようにおいしくて、珍しい料理だから、八宝菜と呼ぶように。」と言ったそうです。西太后はとてもぜいたくでおいしいものが好きな人だったので、八宝菜はとてもおいしい料理として世界に伝わったということです。

文責:栄養士 阿部

長寿の秘訣(1/12)

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ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌を入れて30度くらいの暖かいところに置いておくとできます。乳酸菌は、人や動物の胃や腸の中にもいて、体にとって毒になる細菌をやっつけてくれています。ヨーグルトを食べると体の中の乳酸菌が増えるので胃や腸の調子がよくなります。
ところで、ヨーグルトと言えば、ブルガリアヨーグルトが有名ですね。ブルガリアというのは国の名前です。ある有名な学者が、「ヨーグルトをたくさん食べているブルガリアでは、長生きしている人が多い」と発表したことで、世界中の人がヨーグルトをたくさん食べるようになりました。日本でも、それまでヨーグルトはあまり食べられていませんでしたが、この発表を聞いて、たくさんの人がヨーグルトを食べるようになったのです。

文責:栄養士 阿部

点心の一つ(1/11)

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春巻は、給食でもよく登場する人気のある中華料理です。春巻の中身の具が、立春ころに新芽を出す野菜だったところからこの名前がつけられています。
みなさんは、「飲茶」という言葉を知っていますか?中国の広東省や、香港、マカオなどで行われる習慣で、点心と呼ばれるぎょうざやしゅうまい、にくまんなどを軽い昼食やおやつがわりに食べながら、ゆっくりと中国茶を楽しむことです。春巻もこの点心の一種です。

文責:栄養士 阿部

2012年給食スタート!(1/10)

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新しい年が始まりました。今年はどんな一年になるのでしょうか?いずれにしても、健康に過ごすことが一番です。今年一年の目標の中に、食生活の目標もぜひ、加えてください。
元気に毎日を過ごすために、食べることは欠かせません。朝・昼・夜の食事をきちんととり、風邪などの病気に負けない体をつくりましょう。

文責:栄養士 阿部(綾)
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学校行事
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