6ヵ年の記念すべきスタートに向けて〈その4〉(4/6)
体育館や新1年生教室で会場準備をする子供たちがいる中,友達と力を合わせ黙々と作業する6年生の姿がありました。
1年生が「すごーい!ここきれいにしてくれたんだ!」等と気づいて褒め称えてくれるわけなどありません。 そんなことは関係ないのです。 「1年生とそのおうちの人が気持ちよく明日という日を過ごしてほしい」 子供たちの根底にはその思いがあります。 こう言っては子供たちに失礼ですが,普段の清掃の何倍も気持ちがこもっていました。 それがすごく伝わってきました。 これから「きょうだい」のように1年生と関わることとなる子供たち。 お兄さん,お姉さんとしての自覚が芽生えてきているのかと思うと,こちらまでわくわくしてしまいました。 ありがとう,6年生。 いい1年になるといいね。 文責:6年 鷲尾 6ヵ年の記念すべきスタートに向けて〈その3〉(4/6)
2〜5年生下校後,6年生の子供たちと職員で,翌日に控えた入学式の準備を行いました。
縦長の体育館。1年生保護者の皆様には,お子さんの様子がよくわからず,毎年申し訳ないなあと感じております。 「ほんの少しでも前に…。」 という思いから,準備の段階になってあれやこれやと机やいすの配置を工夫,例年より数メートルですが保護者席を前に出すことができました。 大変なのは手伝う6年生。 急きょ配置が変わるわけですから,なかなか作業がはかどりません。 そんな中不満を述べることもなく,友達と協力して準備を進める姿に心打たれました。 1年生教室では,受付や誘導の係になっている子供たちが入念に1年担任と打ち合わせを行いました。 1年生が校門をくぐり,校舎内に入り,初めて出会う上級生となるこの子たち。 温かく,元気よく迎えようと,一生懸命でした。 「役割が人を育てる」 という言葉がありますが,まさにその通りだと感じました。 少し前まで「全校を引っ張っていけるのか。大丈夫か…。」 等と思うことも多々ありましたが,この日の誠実な姿を見て,ちょっぴり安心しました。 明日は「東小の顔」としてふるまう子供たち。 新入生といい出会いをしてほしいものです。 最後になりましたが,子供たちの下校が遅くなり大変申し訳ございませんでした。 深くお詫びいたします。 ですが,本当に子供たちはよく動いてくれました。 その点を高く評価してください。 文責:6年 土田 |
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