日本人の大切な主食「米」(1/31)
日本の食文化の中心にあるもの、それはなんといっても“米(ごはん)”です。梅雨に雨がたくさんふり、夏が暑い日本は、米づくりにとても向いています。
日本ではずっとむかしから米がさいばいされていて、人々の生活と深く関わっています。日本の各地で米づくりに関連した行事が行われ、米を使った行事食や郷土料理も数多くあります。 ところが、わたしたちが食べる米の量は年々減り続け、50年前の半分になってしまいました。そのため多くの田んぼが使われないまま放棄され、環境に悪い影響をあたえています。田んぼの役目は米をつくることだけではありません。洪水や地盤沈下を防いだり、水や空気をきれいにしたり、さまざまないきもののすみかにもなったりしているのです。 みなさん、ご飯は好きですか?おかずばかり食べてご飯を残してはいないでしょうか。最初におかずばかり食べてしまうと、どうしてもご飯が残ってしまいます。おかずを一口食べてからご飯を食べるというふうに、ごはんもおかずもいっしょに食べられるようにしましょう。 そして、米(ごはん)は、むかしも今もわたしたち日本人の大切な主食です。毎日しっかり食べましょう。 文責:栄養士 阿部 綾 |
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