パンの日
4月12日は「パンの日」です。パン普及協会というところが制定しました。
1840年,隣の中国で戦争が起こり,外国の軍勢がたくさん攻めてきたことがあります。みんな,日本にも外国軍が攻めてくるのではないか,ということを恐れていました。このころの日本ではまだパンを食べてはいませんでしたが,代官の江戸川太郎左衛門という人が,パンを作って戦争のときの非常食にしようと考えました。かまどでご飯を炊くときには煙が出るので,敵に居場所がすぐに見つかってしまうため,戦争になったらご飯を炊くことができなくなってしまうからです。しかも,固いパンは,持ち運びに便利で,保存がききますね。 江戸川太郎左衛門が,伊豆の韮山というところで非常食用のパンを焼いたのが4月の12日だったので,この日を「パンの日」と決めたのだそうです。 それからどんどん,日本でもパンが食べられるようになり,今ではたくさんの種類のパンが売られていますね。 文責:栄養士 阿部 綾 |
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