ココアや、チョコレートの原料となるカカオの実は、他の果物とは違い、とても変わったところに実をつけます。さて、カカオの実は、木のどこに実がつくのでしょうか。
1.木の幹
2.根っこの先
3.一番高い枝の先
▼正解は・・・
答えは1番。木の幹です。カカオは中南米の熱帯が原産です。コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、世界中に広まりました。カカオの実は長さが15〜30センチの卵型で、ラグビーボールに似ています。そんな実が、枝ではなく、木の幹からひょっこりぶら下がる姿がとてもユーモラスです。この実の種「カカオ豆」を水に付け、発酵させたものがココアやチョコレートの原料になるのです。
おいしいココアの作り方を知っていますか?ココアの粉に水や牛乳を少し入れ、スプーンなどでよく練るとココアのでんぷんがのりのようになり、ダマになりにくくなります。さらに水や牛乳を少しずつ加えながら火にかけて煮ると香りがたちおいしくなります。そして沸騰前に火からおろすのがポイントです。ココアにはたんぱく質、脂肪、糖質などが多く含まれていて、消化がよく栄養たっぷりの飲み物です。おいしいココアを作って、寒い冬を乗り切りましょう。
文責:栄養士 阿部 綾