たくあん漬けの由来(3/16)
今日は、早通小学校6年生Tさんが作ってくれた希望献立です。おいしくいただきましょう。
たくあん漬けは、今から300年くらい前の江戸で初めて作られ、その後、京都や九州に広がっていったといわれています。 手で曲げられるほどになるまでだいこんを干し、米ぬかと塩で1〜数か月漬けこみます。こんぶやとうがらし、柿の皮などをいれることもあります。 たくあん漬けという名前の由来ですが、昔、「東海寺」というお寺に「沢庵」という和尚さんがいました。ある日、お寺を訪ねてきた徳川家康に、沢庵和尚が漬け物をだしたところ、とてもおいしいと喜ばれました。この漬け物には名前がなかったため、「たくあん漬けとするべし」と家康に言われ、それからたくあん漬けと呼ばれるようになりました。しかし、東海寺では、先輩の和尚の名前である「たくあん」と呼び捨てにするのは失礼なので、「百本」と呼ぶそうです。 またこの他にも、沢庵和尚の墓石が漬物石の形に似ていたからとか、長く保存ができ、蓄えておけるため、蓄え漬けと呼ばれていたものガ、たくあん漬けに変化した、などという説もあります。 文責:栄養士 阿部 |
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