学習発表会に向けて;1年生(10/27)
1年生は初めての学習発表会。
子供たちの発達段階から考えると,本番を想定・意識した練習などできるわけがありません。 「大きな拍手をもらえるようにがんばろうね。」 と,全体指導する佐藤が伝えます。 「歌や演奏は,みんなとっても上手。」 と評価。子供たちもとっても嬉しそう。 この日は,通して練習を行った後, 「みんな,今の発表で大きな拍手もらえると思う?」 と投げかけました。 もらえないと思うと意思表示する子供たち。 自分なりの理由を述べる子供たちも何人もいました。 「その通り。いい発表というのは,歌や演奏だけで決まるのではないのですね。」 佐藤もそれに応え,子供たちの考えを総括します。 低学年の担任が発する言葉は,まるで魔法のよう。 指示一つで子供たちの態度が,歌声が1時間のうちにみるみる変わっていきます。 2回目の通し練習後,再度大きな拍手がもらえるか問うた佐藤。 1回目よりも多くの子供たちが手を挙げていました。 ただこうしなさいと指導するのではなく,1年生なりに考えさせながら取り組む姿に刺激を受けました。 観客で埋め尽くされた体育館。数百人の前での発表は経験したことがない1年生。 ステージ上でその現実を初めて知り,とっても緊張することでしょう。 それでも子供たちは,大きな拍手をもらえるために精一杯がんばります。 どうぞ,1年生の発表後には手が痛くなるくらいの大きな拍手をお願いいたします。 大きな満足感,達成感を1年生の子供たちに味わわせていただきたいと思います。 文責;教務主任 小山 |
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