郷土に伝わる願い
社会科で「郷土に伝わる願い」を学習しています。
長野県の諏訪地域全体に用水を開いた坂本養川さんがどのような思いで用水を開発したのか学びました。 そして現代の諏訪地域がどのように発展し,どんな土地利用をしているかも知りました。 「用水が川を横切るなんてすごいアイディアだね。」 「用水のおかげでとれるお米の量が増えてよかったね。」 など,地図や写真から分かることを読み取る力もつけています。 ごみ処理場や浄水場のように実際に見学できない「日本」についての学習。 自分たちが住んでいた地域のことをお互いに話し合いながら,想像を膨らませています。 今回香港に来る際,授業で使える機会もあるかも?と亀田郷が土地改良されて穀倉地帯となった様子をまとめてある「芦沼からの歩み」「田園都市の創造へ」「芦沼」の3つの映像を持ってきました。 教科書とは異なりますが,日本人が少しでも生活しやすいようにと努力してきた様子を子どもたちにも感じてほしいと思い,みんなで見ました。 腰まで泥に浸かって作業している画像を見て「草取りをしている」と予想した子どもたち。 実際は稲刈りの場面だと知ると皆びっくり! 船に稲を乗せて運ぶ姿にさらに驚き,はさがけの場面も初めて見る子どもたちがほとんどでした。 長方形の美しい田んぼは決して自然とつくりあげられたものではないことを理解してもらい,うれしかったと同時に,自国理解にもつながる学習となりました。 日本を離れているからこそ,日本をもっと知りたいと願っている子どもたちの熱い思いを大切にしながら,これからも学習に励んでいきたいなあと感じました。 日本にいて当たり前だと思っていたことが,実はすごいこと!なんてこともあります。 田んぼの形や排水技術がいい例ですね。 海外に行くと形もバラバラだったり,水の管理もうまくできていなかったりする田んぼを見かけることもあります。 実は香港でまだ田んぼを見かけたことはありません。 気候的には二期作できそうなのですが…地面が岩盤が多いからできないのでしょうか? スーパーではタイ米をよく見かけます。 私は勿論!新潟米でパワーをつけてます♪ いよいよ,学校もスタートしますね♪ 準備万端で新しい校舎でがんばってくださいね。 かんたえ |
|