10月30日(金) 本日の給食今日の給食は「かぼちゃ」を使った「パンプキンパイ」です。 かぼちゃの原産地はアメリカです。 日本に伝えられたのは17世紀のことで、カンボジアから伝わったので「かぼちゃ」と呼ばれるようになりました。 現在、日本で栽培されているかぼちゃは、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの三種類です。 調理法が多く、ほくほくした食感の西洋かぼちゃが多く出回っています。 かぼちゃに含まれる「カロテン」は、のどや鼻の粘膜を強くし、ウイルスの侵入を防ぎ、風邪に負けない丈夫な体を作ります。 栄養教諭 橋本 10月29日(木) 本日の給食今日は「十三夜」です。 日本では、古くから秋の名月を鑑賞するお月見の風習があります。 お月見というと、十五夜が最も有名ですが、十五夜に次いだ「十三夜」も美しい月として重んじられてきました。 十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするものとされています。 十五夜だけでは「片見月」といって、縁起が悪いと言われているからです。 十三夜は、この時期に収獲できる栗や豆をお供えすることから、別名「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれています。 栄養教諭 橋本 10月28日(水) 本日の給食今日の給食は、世界の献立から「韓国」の料理です。 キムチチゲは、朝鮮半島で広く食べられている辛口の鍋料理です。 「チゲ」とは、一人用の小さな鍋で野菜や豆腐、肉、魚などを煮込んだ鍋料理のことです。 チゲには、豆腐チゲや海鮮チゲなど様々な種類がありますが、キムチを主体に肉や豆腐を入れ、唐辛子やコチュジャンで味付けされた「キムチチゲ」が最も一般的です。 キムチのうま味や酸味が味の決め手となります。 栄養教諭 橋本 10月27日(火) 本日の給食立田揚げは、肉や魚などの材料をしょうゆに浸けてから、片栗粉をまぶして油で揚げた料理です。 「立田」という名前は、奈良県の生駒郡を流れる「竜田川」に由来します。 竜田川は、百人一首にも詠まれるほど古くから紅葉の名所として知られています。 立田揚げは、赤褐色に揚がり、所どころに片栗粉の白い部分があることから、その様子を竜田川の白い波に浮かぶ、赤いもみじの葉に見立てて名づけられました。 さて、生徒から「立田揚げではなく、竜田揚げでは?」と質問がありました。 奈良県の竜田川は古い綴りで「立田川」と書くため、漢字は立田揚げも龍田揚げも両方正しいそうです。 栄養教諭 橋本 10月26日(月) 本日の給食今日の給食は世界の献立から「スウェーデン料理」です。 ヤンソン・フレステレセは日本語にすると「ヤンソンさんの誘惑」と言います。 その昔、スウェーデンに「ヤンソン」という名前の宗教家がいました。 彼は菜食主義で肉や魚を食べない食生活をしていました。 しかしこの料理のあまりにも美味しそうなにおいに誘われて、魚が入っているにも関わらずつい食べてしまった、というエピソードから「ヤンソン・フレステレセ(ヤンソンさんの誘惑)」という名前が付けられたと言われています。 美味しさの秘密はイワシを塩漬けにした「アンチョビ」です。 スウェーデンの冬は寒さが厳しいため、塩漬けや酢漬けにした保存食が多く食べられています。 栄養教諭 橋本 10月23日(金) 本日の給食今日の給食は「宮城県」の郷土料理です。 「油麩」は宮城県の登米地方で食べられている油で揚げた「お麩」です。 夏の暑い時期に肉のかわりの貴重な栄養源として重宝されていました。 油麩丼は、かつ丼のカツのかわりに油麩を使ったもの。 どこか懐かしい素朴な味わいが特徴です。 さんこや汁は、お彼岸やお盆の朝には毎日必ず食べられる精進料理です。 豆腐・油揚げ・こんにゃくの三つの具が入ることから「三香汁」がなまって「さんこや」と呼ばれるようになったと言われています。 栄養教諭 橋本 10月22日(木) 本日の給食フレンチトーストは、アメリカ・ニューヨーク州の酒屋の店主ジョーゼフ・フレンチという人が命名した料理で、それが日本に浸透したと言われています。 フランス語ではパン・ペルデュ、すなわち「失われたパン」と呼ばれます。 牛乳や砂糖、卵をまぜた液につけることで、固くなったパン(失われたパン)を生き返らせることが名前の由来です。 栄養教諭 橋本 10月21日(水) 本日の給食今日の給食は、千葉県の郷土料理です。 千葉県房総半島近くの海ではアジやイワシなどの魚がたくさん獲れるため、漁師たちは獲れた魚を船の上で味噌と一緒に細かくたたいた「なめろう」という料理を作りました。 なめろうをアワビの殻に入れて焼いた料理が「さんが焼き」です。 山に仕事に行く時に、あまったなめろうを山小屋で焼いて食べたことから山の家と書いて「山家(さんが)焼き」と呼ぶようになりました。 鶏どせは、正月やお祭りの時など人をもてなす時に食べられる料理です。 鶏は骨までよくたたいて団子にして使うのが伝統的な作り方です。 栄養教諭 橋本 10月20日(火) 本日の給食麻婆豆腐は、中国の四川省という地域で生まれた料理です。 四川料理は唐辛子などの香辛料を使った辛い味付けが特徴です。 四川省は盆地で湿度が高く、蒸し暑い気候のため、唐辛子の辛さで食欲を増進し、汗をかいて健康を保つ目的で辛い料理が発展しました。 麻婆豆腐には、ソラマメを加工した香辛料「トウバンジャン」が欠かせません。 トウバンジャンは辛さだけでなく、加熱することで香りを出し、おいしさを引き出してくれます。 栄養教諭 橋本 10月17日(土) 本日の給食今日の給食は東京都産の「舞茸」を使ったカレーライスです。 舞茸は昔から「幻のきのこ」と呼ばれるほど希少価値があり、見つけた人が舞い上がって喜ぶので「舞茸」と名付けられたと言われています。 江戸時代には、舞茸の見た目の美しさと、食べると体の調子が良くなることから江戸幕府への献上品になっていたほどです。 一説によると天然の舞茸はなかなか見つからないため、採ってきた舞茸と同じ重さの銀がもらえたということです。 それだけ当時は価値が高く、舞茸を見つけた人が舞い上がって喜んだというのもうなずけます。 栄養教諭 橋本 10月16日 3学年運動会練習全員が空手着に身を包んだ姿は圧巻です。 1つ1つの動きや基本形の最終確認を行いました。 明日は天気が心配ですが、よい演技ができることを願っています。 3年生の活躍を期待しています! 3学年担当 10月16日(金) 本日の給食ししゃものように、頭から全部食べられる小魚は、骨ごと食べることができるのでカルシウムをたくさん摂ることができます。 このカルシウムは体に吸収されにくい栄養素ですが、ビタミンDを一緒に摂ることで吸収されやすくなります。 ビタミンDは、干し椎茸などのきのこ類に多く含まれるビタミンですが、魚の内臓や皮にもたくさん含まれています。 そのため、魚を丸ごと食べることで無駄なくカルシウムが吸収され、骨や歯を丈夫にしてくれます。 栄養教諭 橋本 10月15日(木) 本日の給食今日の給食は「家常豆腐(ジャージャンドウフ)」です。 家常(ジャージャン)とは、中国では「家庭の、ホームメイドの」という意味があります。 中国全土で食べられている家庭料理で、元々は四川地方の料理だと言われています。 豆腐を油で揚げた「厚揚げ」と、家にその時ある野菜や肉を入れて作ります。 そのため、各家庭によって味やレシピが違います。 おいしさのポイントは「厚揚げ」を使うこと。油で揚げることで、煮込んだ時に味が染み込みやすくなります。 栄養教諭 橋本 10月14日(水) 本日の給食今日の揚げパンは香りや風味を良くするためにアーモンドの粉を混ぜています。 アーモンドには、血液の流れをよくしてくれる働きがある「ビタミンE」や整腸作用のある「食物繊維」が豊富です。また、老化の予防にも効果があると言われています。 サラダの名前の由来は、ドレッシングに「味噌」が入っているからです♪ 栄養教諭 橋本 10月13日(火) 本日の給食今日のりんごは、長野県から届いた「ふじ」という品種です。 りんごの歴史は古く「人類が食べた最古の果物」とも言われていて、約4000年前から食べられていたと言われています。 日本のことわざには「りんごが赤くなると、医者が青くなる」と言われるほど、りんごにはビタミンやカリウム、食物繊維が豊富です。 特に、りんごの皮にはポリフェノールが多く、コレステロールを取り除いたり老化を防いでくれたり、がん予防に効果があると言われています。 栄養教諭 橋本 10月9日(金) 本日の給食今日の給食は、直径15cmの大きな皮で包んだ「ジャンボ餃子」です。 給食では1つ1つを油で揚げて作りました。 日本では、餃子と言えば焼き餃子が主流ですが、本場 中国では「水餃子」が主流です。 餃子はおかずではなく、麺などと同じく「主食」と考えられていて、家庭でも皮から手作りし日常的に食べられています。 栄養教諭 橋本 10月8日(木) 本日の給食今日のスイートポテトは、給食室で手作りしました。 スイートポテトは日本発祥の洋菓子で、卵と砂糖を混ぜあわせてさつまいもの皮に盛り付けて焼いたのが始まりです。 和菓子の餡作りのノウハウを生かして誕生しました。 当時さつまいもは、米の代用品というイメージが強く、お菓子のイメージはほとんどありませんでした。 その後、関東大震災後に食生活が大きく変わり、お菓子やデザートとして広く親しまれるようになったそうです。 さつまいもは栄養価が高く、食物繊維が豊富なためおなかの調子を整えてくれます。 栄養教諭 橋本 10月7日(水) 本日の給食今日の給食は、世界の献立から「ペルー料理」です。 「ロモ・サルダード」は、牛肉と玉ねぎ、揚げたじゃがいもを炒めた料理で、ペルーでは家庭料理として食べられます。 味付けには、日本ではおなじみの「しょうゆ」を使います。 ピカロネスは、かぼちゃを練りこんで作ったドーナツです。 仕上げに甘いシロップをかけて食べるのがペルー流です。 今日は黒砂糖でシロップを再現しました。 栄養教諭 橋本 10月6日(火) 本日の給食今日の給食は、旬の魚「鮭」を使った秋の香りご飯です。 秋になると鮭は産卵のために生まれた川に戻ってきます。 産卵を控えた鮭は、脂肪が少なくあっさりとした味わいでとても美味だと言われています。 鮭の鮮やかな赤色は「アスタキサンチン」と呼ばれる色素成分です。 アスタキサンチンはビタミンCの約6000倍という強力な抗酸化作用があり、目の疲れを取る作用や、筋肉の疲労回復作用があります。 旬の魚は価格も安く、栄養価も高いため積極的に摂るようにしましょう。 栄養教諭 橋本 10月5日(月)今日の給食は世界の献立から「フランス料理」です。 クロックムッシュは、1910年にオペラ座の近くのカフェで作られた温かいサンドイッチです。 クロックとは、フランス語で「音をたてて噛みくだく」、ムッシュは「紳士」という意味です。 一説によると、焼きたてのパンにかぶりついて食べる姿が上品ではないため、男性用の料理とされていたことから名付けられました。 クロックムッシュの上に目玉焼きをのせた「クロックマダム」という料理もあり、フォークとナイフで上品に食べることができるため「マダム」と名付けられました。 栄養教諭 橋本 |
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