3月8日(木) 本日の授業風景 (1)【 化学変化とエネルギー 】 の学習で、『 化学変化によって物質を取り出すことができるかどうか 』 を取り上げています。 今日は、主に次回の授業で行う実験のための、事前学習が中心でした。 化学反応を表す言葉で 「 酸化 ( さんか )」 は日常的にもよく耳にしますが、今日は新しく 「 還元 ( かんげん )」 という言葉を学びましたね。 「 酸化 」 との違いや意味を、しっかりと押さえておくようにしましょう。 渡辺先生が、「 金属利用の歴史 」 として教科書に出ていた 『 たたら製鉄 』 を解説してくださいました。 鉄の材料として砂鉄 ( 酸化鉄 ) を用い、木炭 ( 炭素 ) の燃焼熱で還元して鉄を産出する方法です。 『 たたら 』 というと思い出すのは、何と言ってもアニメ映画の 『 もののけ姫 』 ですね。 エボシ御前の管理する 『 たたら場 』 で多くの女性が、唄を歌いながら板を踏み続けているシーンを覚えている人もいるのではないでしょうか。 私は、教科書の図解と渡辺先生の説明とで、女性たちが板を踏んでいたのは、砂鉄を還元させるために高温の風を送っていたのだと知りました。 今まで何気なく見ていた映画のワンシーンを、これからは科学的に見られそうです。 校長 武田幸雄 |
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