3月10日(金) 本日の給食『宮城県 郷土料理』について はらこ飯の「はらこ」とは、鮭の腹子(いくら)のことです。 宮城県沖で水揚げされる鮭を炊き込んだご飯の上に、いくらを乗せて食べます。 給食ではいくらを使用することができないため、たらこで代用して作りました。 笹かまぼこは、宮城県を代表する練り物です。 細長い形をしているので、べろかまぼこや、手のひらかまぼこと呼ばれていたそうですが、仙台藩の家紋である「竹に雀」から「笹かまぼこ」と名付けられました。 はっと汁は、宮城県登米市の郷土料理です。 小麦粉をうすく伸ばして作るすいとんのようなものが「はっと」です。 登米市名産の油麩という揚げ麩を入れることで、味に深みやコクが生まれます。 美味しすぎて「ご法度」になったことから名づけられました。 12年前の3月11日、宮城県沖を震源とする大きな地震が発生しました。 少しずつ復興が進んでいますが、今でも支援が必要な地域が多くあります。 震災を風化させず、復興を応援する意味で、今日の給食は宮城県の郷土料理にしました。 自分自身の防災についても、考えてみてください。 栄養士 橋本 |
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