みなさん　こんにちは

　今年は、新型コロナウィルスの影響で、様々な困難がありましたが、皆さんは、強い自覚をもって取り組んでくれました。そして、明日からは、例年より短いですが、夏休みに入ります。
　また、新型コロナのニュースに隠れがちですが、梅雨が長引き、豪雨被害や昨日の爆発事故等もあり、被害に遭われた方々に対し、お見舞いを申し上げます。
さて、夏休みには、共通したスケジュールはありません。自分の責任で目標を立て、計画を作って、自分自身をコントロールしていくことになります。特に、例年とは違う状況だからこそ、意識すべきことも多くなります。
　さて、私からは、この夏休みに向けて３つの提案をします。ぜひ、夏休みを過ごすにあたっての参考にしてください。

１　夏休みは普段できないことに挑戦しよう。
　普段は学校生活があるためにできないことにチャレンジするチャンスです。時間をかけて取り組めるものを見つけて挑戦してほしいと思います。私の知り合いの先生で、夏休みは、本をじっくりと読むことができるから楽しみにしている・・という先生がいます。夏休みだからできることがあるはずです。３年生は、なかなかそうもいかないところがあると思いますが、それでも普段とは違う環境の中で、自分を高める何かに挑戦してほしいと思っています。そして、何かをやり遂げた「自信」を身に付けてください。挑戦しない限り成長はありません。「自信」は「自分を信じる」と書きます。

２　家族との対話や触れ合いを大切にしよう。
　家族との触れ合いや対話を積極的にしてほしいと思います。一つでも二つでもお手伝いをすることも大切なことです。

３　夏休みは学習の絶好の機会です。
　３年生はもちろんですが、夏休みは、今まで苦手にしていた教科にじっくりと取り組むチャンスです。もちろん得意な教科はさらに伸ばすチャンスでもあります。
　小さな米びつに、毎日一粒ずつお米を入れても、すぐには増えたようには見えません。学習も同じで、少し学習したからといって、すぐに成果はあらわれません、しかし、続けていくことで、米びつが一杯になるように、成果は必ず現れます。あきらめかけている人、補充教室以外でも、先生方は学校にいることが多いです。先生方を頼ってもいいのです。一粒のお米を大切にしてほしいと思います。
　３年生は、今までとは少し夏休みの意味が違います。特に大切なことは、復習です。今までの学習を振り返り、じっくりと取り組んでほしいと思っています。

　夏休みは、交通事故、熱中症、そして最近は携帯電話・スマートフォンのトラブルが増えています。また、引き続き、新型コロナウィルスへの対応も気を緩めることなく、一人一人が意識した行動をお願いします。

　8月になって、一回り成長したみなさんに会えることを楽しみにしています。