4月5日 入学式(1年生)
令和6年度入学式が行われました。今伊勢中学校の職員全員で、生徒の皆さんが安心して通える学校づくりをめざしていきます。保護者の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いします。
4月5日 10組学級開き1年生に新たな仲間が加わり、明るく元気な新学期が始まりました。 今年度もみなさんと一緒に行事や勉強に、取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします。 4月5日 入学式 式辞今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。 うららかな春の光の中、本日ここに令和6年度の入学式が挙行できますことを、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。 218名の新入生のみなさん、入学おめでとうございます。今、この式に臨む一人一人の姿、引き締まった表情を見て、今日から始まる中学校生活に向けての意気込みが伝わってきます。今伊勢中学校の生徒として、これからどんな成長を見せてくれるのか、みなさんの活躍が楽しみでなりません。 さて、今伊勢中学校に入学すると、「自他共栄」という言葉を何回か耳にします。漢字で書くとこう書きます。「自他」つまり「自分と他人」が「共に栄える」と書いて「自他共栄」。この言葉は、もしかしたら「柔道」に関わった人は聞いたことがあるかもしれません。この「自他共栄」を今伊勢中学校では、仲間づくり、学級づくり、学校づくりにおいて、大切なにキーワードとして用いています。 そのねらいには「自分もまわりも、ともに成長しよう」と、自分の事だけではなく、まわりの人々も大切にし、お互いが切磋琢磨しながら、一緒に成長してほしいという願いを込めています。 今年は、フランスのパリでオリンピックが開催されます。フランスのピエール・ド・クーベルタンという教育者が1892年に、古代ギリシアで4年に1回行われていたオリンピアの競技大会を復興しようと呼び掛けたことが始まりとのことです。このクーベンタン氏は、オリンピックの理念を、次のように定めました。 「スポーツを通して、心身ともに調和のとれた若者を育成すること、さらに異なる国や地域の人と交流することで、互いを尊重し偏見をなくすこと、スポーツを通して世界平和を構築すること」であると。 そこで、本校の考える「自他共栄」を、オリンピックの理念になぞらえて、考えると次のようになります。今日入学した218名を仲間に加えた今伊勢中学校は、「学校における様々な活動を通して、心身ともに調和のとれた人格をめざすこと、さらに、仲間づくり、学級づくり、そして学校づくりにおいて、多くの人と交流することで、互いを尊重し、平和で、安心安全な教育環境を、お互いが意識しながらつくり上げ、今中みんなで一緒に成長しよう」という学校です。だから、何か困ったことがあったら、担任や学年の先生に相談してください。あなたは、大切なチームの仲間です。 さて、新入生のみなさんは今日から、次のことを自分の中で心がけてみましょう。 すでにできている人は、続けてください。それは、これからあなたが、人々から「真心」や「手助け」を受けたときに恥ずかしがらず、躊躇せず「ありがとう」と笑顔で「感謝」の気持ちを伝えるということです。その「感謝の言葉」は、あなたとあなたの周りの人の心をつなぎます。それがやがて、あなたとその人との間の、「信頼」となって大きくなります。これから先、あなたが、笑顔で「感謝」を伝えれば伝えるほど、きっとあなたのまわりに笑顔が増え、かけがえのない友をつくることにつながるでしょう。 新入生のみなさは、「自他共栄」の今伊勢中学校の仲間入りをしました。中学校での三年間は、人生の基礎を築く3年間です。この3年間で、自分の将来について考え、「人としての生き方」と「人としての在り方」をイメージします。どうか、自分とともに相手を思いやり、「いじめ」や「嫌がらせ」のない「安心できる環境」をみんなでつくり、今まで以上に「心」と「命」を大切にする人に成長することを切に願います。 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。本日より、お子様は中学生としてこの今伊勢中学校で学びます。一人一人が自立し、社会性を培うとともに、その持てる素晴らしい力と良さを最大限に伸ばすことができますように、学校とご家庭がしっかりと連携し、地域の方々のご支援をいただきながら教育を邁進してまいる所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、新入生のみなさん、自分の可能性を信じ、輝く未来への基礎を存分に学び、さらなる成長を祈念して、式辞とします。 令和六年 四 月 五 日 一宮市立今伊勢中学校 校 長 肩野 善文 4月2日 春の陽気4月1日 新しい先生方にお越しいただきしました協力してより良い学校づくりをめざしていきます。本日よりよろしくお願いいたします。 |
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