新1年生が加わり、新たな通学班で、今年度、初登校となった子どもたちの表情や様子は、やや緊張気味の子、元気に挨拶する子、友達と会った瞬間に笑顔になる子、などなど様々でした。
学年が一つ進級した気持ちで1学期の始業式に臨んだ子どもたちに、以下のような話をしました。この1年、すてきな笑顔満開で、楽しく学校生活を送り、大きく成長してほしいなと思います。
きれいな桜とチューリップの花がみなさんを出迎えている中、昨日は、34名の新入生を迎え、無事入学式を終えることができました。令和6年度 浅井北小学校は、1年生から6年生まで総勢264名でスタートしました。
2年生から6年生のみなさん、進級おめでとうございます。新たな学年がスタートしたので、一人一人新しい目標をはっきりさせて生活して欲しいと思います。
それでは、新しい学年の始まりにあたり、私からみなさんにお話を二つします。
まず一つ目のお話です。
「続けてやろう」というお話です。みなさんは、いつも何かを始めるとき、目標を立てますよね。縄跳びが○○回跳べるようになろう、とか、算数の九九が全部言えるようになろう、とか・・・そういう目標を立てた時、ほぼ毎日、練習したり、覚えようとしたりしますよね。そうしてできるようになったり、目標が達成できたりします。大切なことは、続けてやることです。では続けてやるために大事なことはどんなことだと思いますか?それは・・・どんな小さなことでもいいから、自分でできそうだなということを考えることが大事です。自分ができそうだなと思っていることなので、必ずできます。できるから楽しくなり、続けようとします。続けてできるようになると、次の目標が生まれます。というように、どんどんレベルアップしていきます。ぜひ今年は、どんな小さなことでもいいから、自分でできそうだなということを考えて、それを続けてやってください。
二つ目のお話です。
先生がいつも言う「やさしさ名人」のお話です。
「優しい人」ってどんな人を想像しますか?
いつもニコニコしている人、つらい時に励ましてくれる人、困っているときに助けてくれる人 など、優しい人って想像するといろいろな人がいますね。
そんな「優しい人」にいいことをされるとうれしくなりますよね。だから、みんなは「優しい人」になりたいなぁと考えていますよね。
では、「優しい人」から「やさしさ名人」になるにはどうしたらいいでしょうか?
「やさしさ名人」になる方法はいくつもありますが、その中で2つ紹介しましょう。一つは「優しい人」からされたことを、今度は自分がお友達にしてあげることです。これを繰り返していくと「やさしさ名人」になれます。もう一つは「人が嫌がることをしない、言わない」ことです。どれだけいいことをしたり、言ったりしても、嫌がることをしてしまったら台無しになるからです。これらのことは「いじめ」にもつながります。私はこの浅井北小学校を、いじめのない、全員が安心して生活できる学校にしたいと思っています。「人が嫌がることをしない、言わない」を意識し、皆で「やさしさ名人」を目指してください。
今日は、「続けてやろう」と「やさしさ名人」のお話をしました。この2つを意識し、笑顔いっぱい感動いっぱいの浅井北小学校になることを期待しています。