最新更新日:2024/11/21 | |
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令和5年度の始まりにあたって 4/3
4月6日に入学式、7日に始業式があり、令和5年度の学校生活がまもなく始まります。
「どの子にも必ずよいところがある。」それが、教育における私の信条です。 一人一人の子によって、ちがいがあります。すぐに「10」のことができる子もいれば、「6」のことができる子、「3」のことができる子、人それぞれです。 まず「3のことができたね。」と、先生がその子のできたことをみつけて認める。そして、言葉にしてそれを伝えることで励ます。 先生に自分が認められ励まされたと感じた子は、きっと、その先生のもとで安心して学校生活を送れることでしょう。そして、さらに4のことや5のことにも挑戦していこうという気持ちが育まれることでしょう。 私は「ごく当たり前のこと」、それがその子の「よいところ」であり、すばらしいことだと考えます。 たとえば、「児童が登校する」「給食を食べる」「当番や係の仕事をしている」 「友達と話している」。 そういったことは、全部「よいところ」です。 「今日も元気に来られたね。先生、嬉しいな。」「給食をよく食べてるね。元気だね。」「牛乳を配ってくれてありがとう。助かるよ。」「楽しそうに放課を過ごしてるね。」 先生が、そんな言葉がけをしてくれたら、子どもは自分で気づかなかった「自分のよさ」をみつけられると思います。また、「よいところ」だけじゃなく、一人一人の子の「苦手なところ」も大切にしていきたいと思います。 職員同士もお互いを認め、励まし合えるそんな職場にしたいと考えます。完璧な人はいません。だれもが、得意なこととそうでないことがあります。それぞれの職種によって仕事の内容はちがうけれども、本校の職員の皆さんは、子どもたちの成長のために、授業の進め方や教材の生かし方などさまざまな工夫をしながら働いてくださっています。私はそれに日々、感謝をしています。 「やってもらって当たり前」でなく、職員同士がそれぞれの働きに感謝し「ありがとうございます」と声をかけ合い、励まし合えるそんな職場にしたいと考えていますし、本校の職員一人一人をたよりにしています。 私自身、「視野を広げて学び続けていこう。」「西成東小学校のためになることをみつけたい。感じ取りたい。」そんな気持ちでおります。 本校の教職員ともども、一年間、よろしくお願いします。 |
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