おはようございます。お休み続きだったGWが明けた先週は、ペア遊びや130周年記念の航空写真撮影などいろいろなことがありました。
ぺア遊びはどうでしたか。1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生が、それぞれいろいろな内容で、とても楽しく過ごすことができていましたね。高学年のお兄さんやお姉さんは、低学年の弟や妹を、「しんせつなかよく」の約束の下、優しくリードししっかり支えていましたね。素敵な姿でした。
また、航空写真撮影において、みんなで作った人文字のデザインは、昨年度末に募集した作品の中から、先生方も含めた西成小全員で投票した結果選ばれた、5年生女子の作品です。ちなみに、屋内運動場南側に掲げてある横断幕も同じように募集した作品の中から投票によって選ばれた、5年生女子の作品です。写真の出来上がりが今からとても楽しみですね。
さて、最近、朝、校門でみんなの登校してくる姿を見ていると、心なしか4月の頑張りやGWのお休み疲れが出ているのかなと感じます。見守り隊や校長先生からの朝の挨拶にも、いつもより反応が少なく、下を向いてうつむいたまま素通りしていく子も見かけました。いつもの西成っ子の明るい素敵な表情がみたいなあと思いました。
そこで、今日のお話は、3つの約束のうちの「にっこり笑顔で」についてです。
校長先生は、「笑顔」がもたらす効果について調べてみました。すると、こんなことが書かれていました。
一つは、「笑顔は、幸せな気持ち・ポジティブな気持ちにさせてる」です。脳や心に、幸福感を味わわせてくれる最強の栄養が増えて、より幸福感を感じ、考え方を前向き(ポジティブ)にさせてくれるそうです。
二つ目には、「自分が笑顔でいると、周りの人も笑顔になる」そうです。つまり、笑顔は伝染するということです。みんなの周りに、いつもニコニコしている人を思い浮かべてみてください。一緒にいるだけで、自分も笑顔になりませんか?そうそう、赤ちゃんの笑顔は、どんな人にも伝染しますよね。
コロナ禍でマスク生活が続き、お友だちの口元が見えず、表情が読み取りづらくて、相手の気持ちを理解することが難しいですね。また、口元をしっかりと動かす機会も減って、顔の運動不足から表情を作る筋肉「表情筋」が衰えて硬くなっています。
そこで、笑顔がもたらす素敵な効果をえるためにも、今から「イー・ウーストレッチ」をやってみたいと思います。まずは「イー」と言って、口角(口の端)をしっかりと上げます。次に「ウー」と言って、口を前にすぼめます。マスクをしたままでよいので、やってみますよ。「イー」(口角を上げる)、はい「ウー」(口を前にすぼめる)できましたか?この動きを声に出しながら繰り返し行います。
では、3回繰り返してみましょう。さん、はい!いいですよ。今度は、隣同士向かい合ってやってみましょう。準備はいいですか?同じく3回行きますよ。さん、はい!ありがとう。前を向いてください。
きっと目も一緒に動いていたので、マスクの上からでも、笑顔が分かったと思います。他にも、「スマイルエクササイズ」といって、口を閉じたままの「ほほえみ」から、上の歯だけを見せる「スマイル」、さらに口を少し開けて下の歯も見せる「ビッグスマイル」、これを繰り返す運動もありますよ。
どちらも簡単に、いつでもどこでもできるので、ぜひ「笑顔の運動」としてやってみてください。お友だちと「笑顔にらめっこ」や「絵本の登場人物の笑顔をまねる」のも楽しいと思います。これからも「にっこり笑顔で」を忘れずに、笑顔を大切にし、笑顔の自分で生活していきましょう。