在校生代表として参加しているあなたには、目の前にいる先輩の姿は、どのように映っているのでしょうか。先輩方が残した足跡、この今伊勢中学校での成長は、本当にすばらしく、在校生にとって、ぜひとも追い着き、追い越してほしい存在です。先輩方の残した伝統を受け継ぎ、この今伊勢中学校をさらに発展させていってほしいと思います。

　卒業生のみなさんに質問します。人生は何のためにあるのでしょうか。
それは幸せになるためにあるのです。誰も不幸になってはいけません。そして、あなたが幸せになるための最善の方法は何でしょう。それは、まず、あなたの周りの人を幸せにすることです。あなたの優しい笑顔は、かならず周りの人の心を癒します。あなたの優しい心遣いは、かならずあなたに返ってきます。
　願うことは将来、あなたが、多くの人たちに囲まれ、あなた自身も幸せになることです。それこそが「自他共栄」です。「自分も周りもみんなで栄える」気持ちを大切にして、みなさん一人ひとりが、自分の夢に向かって人生を歩み、「幸せ」をつかんでください。

　これからも今伊勢中学校が、地域にとっての誇りと思っていただけるような学校になるよう、努力を積み重ねて参りたいと思っております。今後とも本校教育と、巣立ち行く卒業生に、みなさまの温かいご支援、ご助言を賜りますようお願いい申し上げ、式辞といたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和四年　三月　三日

　本日、この今伊勢中学校を巣立つみなさん、みなさんのこれからの人生に向けて、この物語を紹介します。
　かけらは最初、誰かに連れていってもらえないか、そして、自分とぴったりのもう一つのかけらとの出会いはないかと旅に出ます。そこでかけらは、人生の長き旅路における様々な経験を通して、いろいろな知恵を身につけます。そしてついに「ビッグ・オー」との出会い。
「続　ビッグ・オーとの出会い」
　みなさんは、これまで優しく見守られてきた今伊勢中学校を巣立ち、それぞれの旅に出発する時を迎えました。人生の旅には、かけらと同じく、うまくいかないことや逃げ出したくなるようなこともあることでしょう。でもみなさんは決して一人ではありません。多くの人々に支えられていることを忘れないでください。そしていつもみなさんのすぐ近くには、成長を見守り、誰よりも応援し、支えてくれる家族がいます。さらに、「ビッグ・オー」のように、今後の人生において、かけがえのない出会いがきっとあると信じています。

　本日は、一宮市立今伊勢中学校、第七十五回卒業式を挙行するにあたり、本来ならば、一宮市市議会議員様、学校運営協議会のみなさまをはじめ、多くのご来賓のご臨席を賜り、心からのご祝辞をいただきながらの卒業式となる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策として、人数を制限したうえでの式となりました。地域の方々には、日頃よりお世話になり、厚く御礼申し上げます。
　
　さて、今日までわが子を見守り、その健やかな成長を、ひたすら願ってこられた保護者のみな様におかれましても、本日のお子さまの姿をご覧になり、感慨も、ひとしおのことと存じます。これまでのわが子に対して注いでこられた、無償の愛情に敬意を表すとともに、感謝申し上げ、お子さまのご卒業を、心よりお祝い申し上げます。

　さて、二百二十名の卒業生のみなさん、卒業、おめでとうございます。
今、みなさんの心にはどんな思いが、浮かんでいるのでしょう。仲間と、ともにつくり上げてきた体育祭や合唱コンクールといった行事、先輩や先生方から学んだことを、一生懸命に繰り返し練習した部活動、楽しかったことや苦しかったことなど、様々な場面が浮かんでいることでしょう。
　私はこの一年、「自他共栄」をキーワードにみなさんの活動を見守ってきました。行動には「まごころを込めること」そして、周りに対して「感謝の気持ちをもつこと」、その先には「信頼関係が生まれ、きっとみなさんの支えになってくれることでしょう」と伝えてきました。
　今、卒業生のみなさんの周りは、たくさんの「感謝」であふれています。そして、仲間とともに成長してきた過程を実感していることと思います。卒業生のみなさん、この一年間、今伊勢中学校の最高学年として、精一杯の努力と後輩たちへの指導、助言、どうもありがとう。みなさんはとても立派でした。

　在校生代表による送辞のあとは、卒業生代表の答辞です。気持ちのこもった答辞に会場全体が感極まった様子でした。

　卒業証書授与。３年間の感謝の気持ちを込めてしっかり返事をして校長先生から卒業証書を受け取りました。

　４組〜６組の入場の様子です。

　１組〜３組の入場の様子です。

　穏やかな日差しの中、第７５回卒業証書授与式が挙行されました。
　感染症対策のための制約がありましたが、卒業生の表情は今日の陽気のように晴れやかでした。
　保護者の皆さま、お子さんのご卒業おめでとうございます。これからのお子さんのご活躍を職員一同心より祈っております。

　続いて、４組、５組、６組の黙食の様子です。
　食事中に間に合わなかったクラスもありましたが、最後の給食を楽しんでいました。

　中学校最後の給食のメニューは、わかめご飯、牛乳、桜のすまし汁、ハンバーグのおろしだれ、お祝いデザートでした。
　黙食が続きましたが、会食の雰囲気としては、みんな嬉しそうに給食をいただいていました。
　写真は１組、２組、３組の黙食の様子です。

　いよいよ明日の卒業式に向けて、最後の予行練習を行いました。卒業証書を受け取る際の返事は気持ちがついてきます。明日は最後に３年間の思いを乗せた返事ができるとよいですね。
　午後からは２年生が式場の準備や周りの環境整備をしてくれました。
明日一日は感謝の気持ちをもって、卒業式に臨んでください。参加できない１・２年生も自宅ではお祝いの気持ちでいてくれるはずです。教職員一同、立派な３年生の姿を目に焼き付け、送りだしたいと思います。

　同窓会入会式に引き続き、一宮市教育委員会記念品授与式並びに修了証授与式を行いました。代表生徒が堂々とした態度で受け取ることができました。3年間の教育課程を無事終了した修了証を受け取りました。明日、よい卒業式になるといいですね。

　本日、同窓会入会式があり、同窓会記念品が校長先生から授与されました。また、代表生徒による入会の言葉があり、後輩へ託す誓いの言葉が聞かれました。
　明日卒業する3年生は、卒業後今伊勢中学校の同窓生となります。今まで18,000人以上の卒業生を輩出し、だれもが誇りに思う今伊勢中学校を築いてきました。後輩のみなさんは、良き伝統をこれから守ってくれることでしょう。

　社会科の授業の様子です。鎌倉幕府はなぜ滅亡することになったのか，これまで学んだことを参考にプリントにまとめる活動を行いました。ペア活動では，友達の意見に対し「なるほどね」や「確かにね」などの反応をし，互いに意見を深め合う姿がみられました。相手の意見にしっかりと反応できるって素敵ですね。

　本日３年生を送る会が行われました。最後に３年生の笑顔がたくさん見れました。１年生からプレゼントをもらい、２年生の思い出のスライドを見て３年間の思い出を振り返り、涙を流す生徒もいました。
　残り２日で卒業です。最後までよろしくお願いします。

本日の５・６時間目はリモートでの三送会が行われました。
部活動や行事などでお世話になった３年生への感謝の気持ちを伝えるために、今日までたくさんの準備をしてきました。リモートではありましたが、心温まる素敵な会でした。
今週は卒業式もあり、２年生はいよいよ、最高学年になります。
これまでの今中の先輩が築いてくださった伝統を引き継ぎ、覚悟をもって過ごしてほしいと思います。

　本日、3年生を送る会が行われました。1年生の出し物では、有志の生徒が漫才、コント、ダンス、クイズで盛り上げてくれました。
　教室では、仲間がステージで頑張る姿に、拍手や笑顔で応える級友の姿がありました。
　終始あたたかい雰囲気で会が進んでいくのがほほえましく思えました。
　

　あるクラスの背面黒板に書かれていました。

　竹は、木の中心が空洞なのにとても強い茎をもっています。それは「節」があるためです。

　人も、人生の中でいろいろな節目を迎えます。この節目こそ、人の心を強くしてくれると思っています。

　節目に何を思い、節目に何に気づき、節目ごとに感謝の気持ちをもって振り返ることで、これからの勇気が湧いてきます。

　３年生は「卒業」という大きな「節目」です。１，２年生は「進級」という「節目」を迎えています。

　竹のように勢いよく高くまっすぐに成長するための、今この「節目」を大切にしてほしいと思います。

　２時間目のようすです。

　３年生は、本日が中学校の教室で受ける最後の授業日になります。授業の終わりには、各クラスから、教科担当の先生への温かい拍手が送られていました。また、授業の内容だけでなく、卒業後の人生についてのお話も聞こえてきました。
　中学校での３年間は、本当に短かったことと思います。それぞれの道で、幸せになってください。

　１，２年生のクラスでは、次の学年に向けて、しっかりと今を大事に学習が進んでいました。

　リモートで行われた本日の学校集会の１年生の様子です。表彰伝達があり、１年生の生徒も表彰されています。仲間が表彰される様子や校長先生の話を真剣な表情で聞いていました。