後輩たちに見送られて会場をあとにします。扉を出たあとにも手を振り続ける3年生の姿に、胸が熱くなりました。

「先輩方と過ごした2年間は宝物だと言ってくれました。僕たちにとっても、2年間は宝物です」――最後に代表があいさつしました。いつも背中で示してくれた3年生。その功績や思いは、後輩たちが必ず引き継ぎます。

「先生、僕たちのことが好きですか？」
「はい、大好きです!!」

　先生と子どもたちの絆を感じるすてきな時間です。南陵のよき伝統でもあります。それぞれがいいクラスをつくりましたね。

　3年生が担任や学年の先生に感謝の気持ちを伝えました。

　3年間のエピソードを取り上げながら、後輩たちにメッセージを贈りました。3年生の団結力はさすがです。

　第2部は「謝恩の部」。3年生の出番です。

　続いて3年生の先生方の出し物です。「激論!! そこまで言って委員会 in 南陵　〜R3年度　卒業生の問題点について語るスペシャル〜」。3年生に対する先生たちの熱い思いが伝わってきました。みんなは先生たちに愛されています。

　感極まって涙する子も…。すてきな先生方と出会えましたね。

　次は異動された先生方からのビデオレター。懐かしく、大好きだった先生方の登場に会場のボルテージも一気に上がりました。先生方、すてきなビデオレターをありがとうございました。

　2年生は部活動ごとに色紙をプレゼントしました。すてきな贈り物です。

　後輩たちのメッセージを聞き、はにかむ3年生が印象的でした。いい先輩、いい後輩です。

　そして、部活動ごとにお世話になった先輩たちにメッセージを伝えました。部活動の絆の強さを感じる時間でした。

　続いては2年生。3年生のエピソードを動画で紹介しました。

　1年生から3年生へプレゼントが贈られました。感謝の気持ちがいっぱい詰まっています。

　3年生のおもしろエピソード、かっこよすぎるエピソードに会場は大興奮でした。

　1年生の出し物。テレビ番組のパロディです。「3年生に惚れてまうやろ〜と思った瞬間」「この3年生やばいな〜と思った瞬間」などが動画で紹介されました。

　ドラえもんが出てきてびっくり。スタートから大いに盛り上がりました。

　今日は卒業生を送る会の日。1・2年生は体育館とリモートの入れ替え制とし、全校で楽しみました。生徒会執行部の出し物で幕開けです。

　笙の演奏が始まると、会場の空気が変わったのを感じました。そして、「越天楽」の演奏にも聴き入っていました。後半には、みやび会の方々に質問したり、楽器を間近に見せていただいたりしました。衣装の体験にも、皆、大喜びでした。
　雅楽の奥深さや音楽のすばらしさ、伝統や文化の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。尾張みやび会の皆様、ありがとうございました。

「尾張みやび会」の方々をお招きし、2年生が音楽の授業で雅楽について学習しました。
　雅楽は日本で1000年以上も前に完成した「平安のオーケストラ」として知られていますが、多くの子どもたちにとっては初めての経験となります。雅楽の歴史や笙（しょう）、篳篥（ひちりき）、龍笛（りゅうてき）といった楽器の仕組み等について教えていただきました。