先日、本校の前任校長先生と電話でお話をする機会がありました。先生のお勤め先のコロナの状況や本校の様子などをお話しする中で、先生から「ホームページを見せてもらっているけど、『みんながんばっているな』と、いつも思っているよ」「先生方も現職教育で学ぶことで力をつけていけるね」とのお言葉をいただきました。また、私には「先生は書かないとなんだか落ち着かないでしょ」と言われました。核心を突いたその言葉に、以前ご指導をいただいていた日々を思い出し、感涙しました。「書くことは考えること」と言いますが、書くことで自分は何を見ているのか、感じているのかが明白になります。なかなか視野が広がらず反省の日々ですが、書くことで、子どもたちの優しさや頑張る姿、それを支える教職員の奮闘を見つけられる視野を少しでも広げ、伝えていきたいと考えています。
ホームページにはカウンターが付いており、閲覧した人の数が数字となって表われます。一見すればただの数字ですが、その数字の中には、学校を応援してくれる人たちがいるのだと思うと、その数がありがたく温かなものに感じられました。「応援しているよ」と言ってくれた前校長樋野先生が、その数字の中で見守っていてくださるようです。樋野先生、本当にありがとうございました。