最新更新日:2024/11/15 |
9月13日(月)ワレモコウ(吾亦紅)(校長先生より)夏から秋にかけて、細い茎の先に小さな花が卵形に集まって咲くのが特徴です。花の色は渋い赤色や紫色で、小花が集まって咲いているように見える部分は、花びらではなく葉っぱが変化した萼(がく)と呼ばれる部位になるそうです。 ワレモコウの花言葉は「変化」「もの思い」だそうです。「変化」の花言葉は、上から下に向かって順に花を咲かせることにちなむといわれます。「もの思い」の花言葉は、細長い茎を風に揺らす姿から連想されたともいわれます。 図書館の入り口にもドライフラワーにして飾ってありますので、近くを通ったら、観察してみてください。 9月13日(月)ムラサキシキブ(校長先生より)「ムラサキシキブ」は、珍しい紫色の光沢がある実をつけます。古くから日本に自生して親しまれてきた植物の一つで、美しい花や実をつけることから親しまれてきました。 ムラサキシキブの花言葉は「聡明(そうめい)」、「上品(じょうひん)」だそうです。「聡明」や「上品」は源氏物語の作者で有名な紫式部から由来してつけられた花言葉だと言われています。 名前や花言葉でも、源氏物語の作者である「紫式部」に由来した意味もつけられていて、昔から日本で愛されてきた植物だということがわかりますね。 9月13日(月)3年生授業の様子(美術)9月13日(月)1年生授業の様子(音楽)9月13日(月)1年生授業の様子(英語)9月13日(月)1年生授業の様子(国語)9月13日(月)1年生授業の様子(家庭科)9月13日(月)1年生授業の様子(数学)9月13日(月)2年生授業の様子(理科)9月13日(月)2年生授業の様子(社会)9月13日(月)2年生授業の様子(数学)9月13日(月) 朝の手洗い その29月13日(月) 朝の手洗い その19月13日(月)朝の登校の様子9月12日(日)NIE新聞活用 中日新聞・富士山の「初冠雪」の記事より(校長先生より)甲府地方気象台の観測で、平年より25日早く、昨年より21日早い観測です。裾野市から富士山を望むと、まだ開ききっていないススキの穂の奥で、八合目付近から山頂までが雪化粧していたそうです。 麓(ふもと)の山梨県富士吉田市も独自に「初雪化粧」の宣言を出していますが、こちらも9月7日(火)に宣言が出て、今年は二つの発表が同じ日に出て重なりました。 ちなみに、昨年は、富士吉田市が山頂付近の冠雪を確認して「初雪化粧」を宣言した日には、麓から約40キロ離れた甲府地方気象台からは観測できず、その日には「初冠雪」の発表がありませんでした。 昨年度、9月4日(金)、5日(土)と3年生は修学旅行で富士山を見ることができました。(3枚目の写真は、昨年度修学旅行で撮影したものです。) 9月12日(日)NIE新聞活用 読売こども俳句(校長先生より)星空を 歩いて茄子(なす)の 無尽蔵(むじんぞう) (開成高校生徒作品) 「無尽蔵(むじんぞう)」は、数限りないということです。夜に散歩をして、星もいっぱい、ナスもいっぱい畑に実っているのです。身近なナスを、詩にしたことに驚かされました。 2021年9月1日(水)読売新聞朝刊の「こども俳句」を紹介します。 デラウェア つまんで二秒 皮塚へ (小学校6年生の作品) ※「皮塚」っておもしろい表現ですね。昔の人が貝殻(かいがら)を集めたのが貝塚なら、ブドウの皮を積んでおくのが「皮塚」というわけ。いつかこの川塚も、化石になるのかも!?実を食べるのが「二秒」というのも、小粒のデラウェアらしいところ。 向日葵(ひまわり)が 僕越え 母越え 父越えた (小学校4年生の作品) ※「父」「母」「僕」の順で背が高いのです。向日葵(ひまわり)がぐんぐん大きくなって、家族全員の背を越えてしまった驚きが「越え」の動詞の3連続で伝わってきます。向日葵(ひまわり)の成長を、早送りの映像で見ているみたいで、迫力満点の1句です。 おおぜいが きてめがまわる 海開き (小学校5年生の作品) ※海開きは涼(すず)しいイベントですが、あまりたくさんの人が来ると、かえって暑苦しくなりますね。おしあいへしあい、人にもまれる苦しさを「めがまわる」がずばりと表しています。もう一度こんな海開きをしたいと、しみじみ味わいました。 時の日や 目高(メダカ)はみんな 急いでる (小学校4年生の作品) ※6月10日の「時の記念日」に作者は時間って何だろうと考えてみたのでしょう。「目高(メダカ)はみんな急いでる」は、人間の時間と目高(メダカ)の時間の違いを感じさせる、深いフレーズ。寿命の短い中でも精いっぱい生きている目高(メダカ)、けなげです。 母に「はい」 ラベンダー味の マカロンを (小学校6生の作品) ※ラベンダーの花を混ぜたマカロンをお母さんにあげたのです。ラベンダーの匂いがして、花の色であるむらさきに染めたマカロンが、とってもおしゃれ。「はい」の軽やかさも良いな。「ありがとう」と返すお母さんの明るい笑顔が見えてきます。 かまきりの 子どものうごき すばやいな (小学校1年生の作品) ※人間の赤ちゃんは、生まれたばかりは動けないけれど、カマキリの子どもはすぐに走り出します。小さな手足で、なんと素早いこと!カマキリの子どもをよく観察して、命の力を鋭くとらえていますね。 【もっと伝わる直し方】 「へ」と「を」の違い 空間広く 有名な俳人 飯田蛇笏(だこつ)に弟子入りをしようとした中川宋淵(そうえん)。大学卒業の年、富士山で心静かに瞑想(めいそう)をして、俳句を作ります。 その足で蛇笏(だこつ)のもとにやってきた宋淵(そうえん)は、作った俳句を見せるように言われ、 秋晴れや 火口へ落つる 砂の音 (添削前) という句を示しました。秋晴れの下、火口深くへ、砂がサラサラとこぼれ落ちてゆくという眺めです。すると蛇笏(だこつ)は、「火口へ」ではなく、「火口を」としたほうが良いとアドバイスをします。 秋晴れや 火口を落つる 砂の音 (添削後) 「火口を落つる砂」だと、火口全体が見えてきます。たった一字の違いですが、ぐんと句の切り取る空間が広くなります。達人の、さすがの添削です。 (読売新聞2021年9月1日朝刊より) 俳句で「虫」といえば、カブトムシやトンボではなくキリギリスやコオロギなどの、秋に鳴く虫のことです。「虫かご」は、昆虫採集で使うものではなくて、鳴く虫を入れて声を楽しむものをさします。 中中生のみなさん。夕方になると虫の鳴く声が聞こえるようになりましたね。「虫」という秋の季語を入れて、何か俳句を詠んでみてはどうでしょうか。 9月11日(土)秋の気配を感じます。(校長先生より)9月11日(土)柿の実(校長先生より)きっと柿が大好きだという中中生も多いと思いますが、柿は体を冷やす性質もありますので、一度に食べすぎないようにきをつかけたいですね。 柿を詠った最も有名な俳句としては、正岡子規(まさおかしき)の俳句だと思います。 柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺 (正岡子規) 正岡子規は、柿の旬の時期には、一度に5個も6個も食べるほど柿が大好きだったそうです。そして、奈良の町も大好きだったそうです。中中生のみなさんも、小学校の時に奈良に修学旅行に行ったと思います。次の2句も正岡子規が詠んた奈良と柿の俳句です。 奈良の宿 御所柿くへば 鹿(しか)が鳴く 渋柿や あら壁つづく 奈良の町 今のコロナ問題が終息したら、のんびりと奈良の町を散策したくなりました。 9月10日(金) 後輩からのプレゼント(ハンドボール女子)9月10日(金)部活動休止期間の再延長について |
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