本日43名の子どもたちが、新しく浅井北小学校の1年生となりました。今年度の入学式は、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、式に参列いただく保護者の方の人数を制限し、密を避けるため、配布物等の説明は屋内運動場で行うこととさせていただきました。マスク越しではありましたが、小学校に入学する子どもたちの小学校生活への期待と喜びが、きらきらとした瞳の輝きと、ピンと伸びたよい姿勢から感じられました。そんな子どもたちに、浅井北小学校の生活で大切にしてほしいことを3つ話しました。以下にまとめたものを紹介させていただきます。
☆「ありがとう」はみんなが幸せになる言葉☆
あいさつできる子になりましょう。たくさんあるあいさつのなかでも、一番言ってほしい言葉は、「ありがとう」です。「ありがとう」は、みんなが幸せになる魔法の言葉です。先生たちも、みんなが助け合ったり、やさしくしていたら「ありがとう」と言います。みんなで「ありがとう」を言いましょうね。
☆「やさしい子」だと、友達たくさん☆
お友達とはやさしい言葉でお話しましょう。困っていたり、さみしそうにしている子がいたら、やさしく声をかけてあげましょう。自分から進んでやさしくすることが友達をたくさん作るこつです。そうすると、困ったときには友達が助けてくれます。そうすれば、いじめはおきませんね。
☆「自分でできる子」だと、みんなの命も守れるスーパーマン☆
おうちの人に言われなくても、朝は一人でおきられるかな。交通ルールを守って学校までちゃんと歩いてこられるかな。新型コロナウィルス感染症は、まだおさまりません。学校でもみんなの命を守るために、しっかり手を洗うこと、マスクをすること、お友達と間をあけて席に座ったり歩いたりしないといけません。一人一人が自分のことをしっかりできれば、みんなの命は守られます。ちょっと大変なこともあるけれど、みんなで頑張っていこうね。
この三つのことを忘れずに、楽しい小学校生活を送ってほしいと思います。
「ありがとう」を伝え、「やさしい心」で助け合い、「自立できる」ことが、自分の命も周りの人の命を守ることを学校では繰り返し指導をしていきます。また、友達との関わりを深くもつことが、物理的に難しい状況です。できないことや違いをせめる雰囲気をつくることは、いじめにつながります。学校では、手洗いや学校での過ごし方など指導をする中で、「病気になる子は悪い子だ」という誤った雰囲気、偏見をもたせるような指導はしないことを確認しました。保護者の方からも、違いがあることは当たり前で、ひとりひとり個性があり、事情があるということ、そして、互いに認め合い、困っているときには優しい心で接することができるよう、ご家庭でも子どもたちにお話しいただければと思います。
素直な気持ちで「ありがとう」「ごめんなさい」が言え、自分と違う友達を認め、お互いに理解し、協力し合うことができる子どもたちを育てていきたいと考えています。子どもたちの学校生活への期待が、大きな喜びとなるよう、教職員一同努めてまいります。
ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。