今日から10月。学校は1年の折り返し地点を迎えます。今日は授業と学び研究所の和田裕枝先生を再びお招きして、5・6年生の研究授業を参観していただき、ご指導をいただきました。また、「割合」の模擬授業をしていただきました。
5月の学校再開時に先生をお迎えした際に伺った「授業は楽しく」「『これしかできない』ではなく、『これならできる』を大切に」「聞く・書く力をより伸ばすこと」「子どもの発言に一つも無駄はない」という話はとても印象に残っています。今回は、先生のご指導を踏まえた行ってきた授業実践の成果を見ていただく場となりました。
研究授業では、教材研究を熱心に行い、子どもたちの反応を見ながら丁寧に授業をすすめ、子どもたちが育っていることを評価していただきました。そして、今後は授業の時間配分、子どもたちの発言をたくさん引き出すこと、自力解決の場づくりなどにさらに工夫をするとよいことを教えていただきました。
また模擬授業では、子どもの立場になり、楽しみながら常に考える授業を体感しました。子どもの立場になることで、図を描く際の工夫、体を動かして量感を体感させること、子どもたちの発言をしっかり聞き、本時のねらいに迫る発言を導き出すことの大切さを確認しました。
学校が折り返し地点を迎えるこの時期に、自分たちの日頃の授業を見直すこと、そしていつもエネルギッシュで温かな和田先生にご指導いただき、学ぶ機会をいただけたことを本当に幸せに思います。楽しい授業を行うことは私たち教師の務めです。浅井北小学校の子どもたちに自力解決できた喜びを感じさせること、人と比べることなく自分の成長を感じ自信を持たせることを忘れずに明日からも教育活動を進めていきます。
和田裕枝先生、本当にありがとうございました。