休業中のレポート課題(1学年 社会)の紹介
「自分の移住したい国について」
まず、僕とお母さんで移住したい国について話し合いました。その結果、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドのいわゆる北欧三国に移住したいということになりました。 その理由は、他国と比べて社会保障制度が充実しているからです。 そのぶん、税率が高いことでも有名ですが、福祉サービスや医療制度、社会保障がとても充実しています。簡単に言うと大学までの学費が無料、医療費も自己負担額をこえると無料となります。 国が責任をもって国民の面倒を見るという大きな政府のもとで政策が行われている点が北欧三国に共通しています。払った税金の分だけ、目に見えるメリットを受け取ることができ、政府や役所の透明性が高いからこそ高い税負担でも不満が出にくいと考えられています。 日本は、税金の使い道が不透明で老後に対する不安を持つ人が多い現状なので、日本も政府の体制をしっかり整えた方がいいと思います。だから僕は、もし海外に移住するならば北欧三国に移住したいと思います。 ※ 今回の1年生への課題は、「移住したい国について調べる」ということで、自分としては、有名な観光地や食べ物を調べて、日本以外の国に関心をもってもらえればと考えていました。しかし提出されたレポートを読んでみますと、普段の授業では超えられない、予想以上の素晴らしい内容のレポートが数多くありました。生徒のみなさんの努力、保護者のみなさんの協力に感謝いたします。まもなく通常の学校生活が始まりますが、機会を見つけご家庭でもいろいろなテーマで社会的事象を話し合ってみてほしいと思います。 不織布マスク・アルコール消毒液の配付について
このたび、郡山市教育委員会を通じて、金田建設株式会社様及び岩栄会様から不織布マスクを、郡山南ロータリークラブ様からアルコール消毒液を、郡山市内小・中学校及び義務教育学校へご寄付いただきました。
不織布マスクは生徒に配付し、アルコール消毒液は校内で活用いたします。どちらも大切に使わせていただきます。ありがとうございました。 郡山市立学校の学校再開について
このことについて郡山市教育委員会から通知がありましたのでお知らせします。
本校においても5月25日(月)から、感染防止に努め、学校を再開いたします。 なお、給食の日程が変更になっておりますので、ご注意願います。 郡山市立学校の学校再開について 高瀬中だより6号分散登校2日目です![]() ![]() ![]() ![]() 今回は各学年2組の生徒が登校しました。 登校の様子は距離を保ちながら登校する様子が見られ、感染予防の意識が高まっていることが感じられました。 学級でも落ち着いて生活しており、課題に取り組む姿が見られています。 今日もお弁当を食べて下校となります。 勝手にビブリオバトル その8![]() ![]() そのため、日本国内には弥生人と縄文人が同居し交流している。また、それぞれの立場や生活を守るために、この森の先は(この川の先は)立ち入ってはならない場所として交流を絶っているといった状況が考えられます。当然文化も違えば、言葉も違う。そんな縄文人と弥生人が恋に落ちたら…。 次におすすめしたい作品は、荻原浩著「二千七百の夏と冬」です。本作品の舞台は、東日本大震災後に北関東で行われた遺跡の発掘現場から始まります。“ヒスイ”のアクセサリーとともに縄文人的特徴をもった10代男性の化石が発見される。発掘が進む中で彼の手には稲の化石が握りしめられ、さらに彼に向かい合い、手をつなぎ、寄り添うような形で横たわる、弥生人的特徴をもった女性の化石が発見される。この人骨の化石が語る真相を連載企画にしようとする女性新聞記者と大学の准教授が、歴史のミッシングリンクともいえるこの謎を紐解いていく。 誰も見たことのない、縄文時代の弥生時代の狭間となるこの時代。作者のイマジネーション、言語表現は、リアルさの中にユニークさもかねそろえて飽きることなく小説の世界に入り込めます。堅苦しい歴史小説は苦手だけれども、恋愛小説は好きという生徒にもすんなりと感情移入ができる作品です。高瀬中学校図書館に先日入庫したばかりの作品、改めて読み直したいので、現在一番乗りで借りてしまっています。来週には返却しますのでしばらくお待ちください。 分散登校時の学校給食用牛乳の提供について
郡山市から休業中の牛乳提供機会の減少に伴い、児童生徒への栄養の不足を補うため、次のとおり分散登校の昼食時に牛乳を提供するとの通知がありましたのでお知らせします。
なお、牛乳の費用については、保護者から集金した給食費ではなく、市が負担いたします。 ○提供期間 令和2年5月18日(月)から22日(金)まで ○提供対象者 分散登校の児童生徒 ○提供内容 牛乳200ml 「作ってみよう おうちでできる給食レシピ」等について![]() ![]() 福島県教育委員会健康教育課のホームページに掲載されておりますので、ご覧ください。 福島県教育委員会健康教育課のページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70059a/ ※健康教育課のトップページ内にレシピへのリンクがありますので、そちらをクリックしてご覧ください。 臨時休業中の分散登校が始まりました
5月14日(木)から、郡山市立学校において分散登校が始まりました。
本校では、各学年1組の生徒が登校し、久しぶりの学校生活を送っています。先生方も、課題の解説をしたり、成果を確かめるテストを行ったりと、久しぶりの授業で生き生きと授業をしていました。 生徒からは「久しぶりにみんなに会えてホッとしました」という声もあり、楽しそうに生活している姿が見られました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 臨時休業中の課題の提出について
高瀬中学校 生徒の皆さんへ
明日から生徒登校日が始まります。これに伴い、学習課題の提出を次のとおりとしますので、準備を進めてください。よろしくお願いします。 ○ 提出期日 各教科の第1回目の授業時とする ○ 提出内容 それぞれの学習課題一覧をよく確認すること ○ その他 課題には授業で扱っていない内容がふくまれることから、できなかったものがあってもよい。やったところまで提出すること。ただし、ワークブック・プリント類で解答が配付されているものは、丸つけをするなどして解答を確認しておくこと。 臨時休業中の生徒登校日について 登校日の時間割 課題一覧 課題一覧その2 課題一覧その3 生徒登校日の準備をしています![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() それに伴い、学校の消毒作業や、机の配置、授業の準備などを行いました。 明日14日は各学年1組、明後日15日は2組の登校となります。市教委からの通知に伴い、各学級を二つに分け、18名以下の編制とし、間隔を取って生徒同士の感染防止に努めます。 新型コロナニュースにみる数学
毎日のテレビを見ると、新型コロナウィルスのニュースばかりです。今日の感染者数は何人か、今までの感染者は何人か、各国の感染者の人数は何人か、どのように増えてきているのか、いつ収束するのか、緊急事態宣言の解除はいつになるのか、など日本中いや世界中がいま注目しているところです。
休校になって新型コロナウィルスを報道しているニュースやワイドショーを見ていてふと気づくいたこと…それは「〇〇数」や「〇〇率」などのたくさんの数学的な用語やデータの説明、グラフなどの表現方法が用いられていることです。たとえばこんなものが… ・PCR検査数 ・感染者数 ・陽性者数 ・陽性率 ・接触率 ・実効再生産数 ・感染率 ・駅前の人出の増減率 ・抗体検査から推定される感染者数を割り出すこと ←まさに中3の最後の単元「標本調査」の内容です ・これまでの感染者数を棒グラフや折れ線グラフで表現すること みなさんも見たり聞いたりするものがあるのではないでしょうか。これって、テレビのニュースを見ながらまさに「数学している」(=数学を利用して考えている)と言えます。いろいろなことを判断する、状況を理解するために数学的な考えが用いられていることに気づいてほしいと思います。先ほど取り上げたものは中学生でもわかる内容です。ぜひその意味を考え、理解してほしいと思います。宿題とは言いませんが、調べてみるのもよいかもしれません。それが、新型コロナウィルスへの意味のある対策、取り組みにつながると思います。 最後に、数学的な視点で新型コロナウィルスの記事をインターネットで調べてみると、「治療薬発見や感染拡大のシミュレーションをするために今回、スーパーコンピューターが導入されること」「ウィルスの増加や各国の感染率の比較をするのに高校で学習する数学のある内容で説明を行っていること(←よりわかりやすくするための手法)」などもありました。 大げさかもしれませんが、数学を学ぶ意味、数学が必要な意味がわかってきます。 勝手にビブリオバトル その7![]() ![]() 高瀬中学校に赴任して初めて手に取った本がこの本です。 本作品を一言で説明するならば「日本が真珠湾攻撃をした後、日系アメリカ人はどのような人生を歩んだのか?」というストーリーです。 舞台は第二次世界大戦前後のアメリカと大戦中の戦場。 アメリカ本土、ハワイに移民として渡った日本人と日本を知らないアメリカで生まれ育った二世、第二次世界大戦の開戦と共に彼らは、同じ民族の日本人と戦わざるを得なくなる。しかし、アメリカ人からはスパイの疑いをかけられ、疎外される。私たちには想像できない価値観、環境、葛藤がリアルに描かれています。 真珠湾攻撃をきっかけに、日系2世の3人を中心にストーリーは展開していきます。読み終わった後の虚無感…。まさに、戦争は、何一つ残らないということ、二度と同じ過ちはくり返してはいけないということを強く感じる作品です。 新型コロナウィルスの世界的な拡大について各国の首脳が「世界大戦」という言葉を使っています。今人類が立ち向かわなければならないものは、ウィルスであって、どこの国が悪い、誰が悪い、誰の責任というものではありません。最前線で戦う医療従事者への差別なども報道されています。先日、本ホームページでも日本赤十字社の「ウィルスの次にやってくるもの」が紹介されましたが、今私たちにできることはウィルスという共通の敵に向かって共に団結し、恐怖を乗り越えることです。 人類は、絶望とも思われた先の第二次世界大戦をも乗り越えることができました。国と国の戦いもウィルスと人類の戦いもきっと乗り越えられます。 最前線で戦うことのできない自分自身でもやれることはきっとあるはず…、同じ過ちをくり返さないためにも歴史に目を向け、様々な視点から歴史を学んでほしいとこのように発信しているのもその一つです。 ようやく明日から分散登校が始まります。ぜひ、登校した際には手にとってほしい1冊です。 クールビズの実施について![]() ![]() 学校においても環境意識の高揚と二酸化炭素排出量の削減に向けて、今年度もクールビズを実施しますので、ご理解とご協力をお願いいたします。 勝手にビブリオバトル その6![]() ![]() 「十七歳の硫黄島」、この本を手にとって読んでみると、戦争の悲惨さ、非情さが心に刺さってきます。生還者である秋草鶴次さんは、赴任途中で硫黄島へ赴任することを知りました。「民間飛行士」の夢から遠い場所でした。そして、待っていたのは米兵の上陸、戦闘、仲間の自決など凄惨な現実でした。秋草さんも負傷していましたが、最後には米兵に保護され捕虜収容所にて治療を受けることができました。そして、無事に日本へ帰還することができました。 私たちが経験したことのない第二次世界大戦、争いを起こす世界、こんな世界はいらないと強く思いました。今回の新型コロナウイルスが全世界を蝕む今だからこそ、争いをなくし世界中手を取り合って困難を克服していきたいですね。命の大切さ、尊さを考えさせられる手記です。是非読んでみてください。 勝手にビブリオバトル その5![]() ![]() ![]() ![]() 塩が世界を埋め尽くす塩害の時代のお話です。塩が街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていました。その崩壊寸前の東京で暮らす桜庭と真奈の前に、様々な人が現れ、そして消えていってしまいます。しかし、「世界とか、救ってみたくない?」とそそのかすように囁く者が運命を連れて現れます。さて、二人の運命は、世界の運命は、 この本では、人が塩の塊になり崩れてしまうという、謎の現象が描かれています。この現象の原因は後に判明し、桜庭がターゲットを破壊することでこの現象の解決方法が見つかります。桜庭は、大切な人を守るためにただ一人で危険な任務に赴きます。謎の現象が世界を蝕み社会を崩壊しようとしているところは、現在の新型コロナウイルスに近いのではないかと感じました。ただし、私たちの置かれている状況は本の中とは違い、原因も解決方法もまだ確立されていません。しかし、大切人を守るために、誰かが危険を顧みず危険な任務に赴くなど、現在の状況と似ている場面も見られます。誰かに任せるのではなく、自分達で出来ることはなにか、解決方法はないかなど、模索しながら読むことができる作品だと思います。 余談ですが、「塩の街」の他に、「空の中」、「海の底」という本もあり、この三冊は陸海空自衛隊三部作と呼ばれています。有川浩さんは自衛隊で取材を行い作品を書いています。実は「図書館戦争」もこの取材をもとに書かれているので、あれだけリアルに描写することが出来ているのですね。興味のある方は、有川浩さんの作品を読んでみてください。
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郡山市立高瀬中学校
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