最新更新日:2024/11/23 | |
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3/3 校長式辞
第73回卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。今、一人一人に卒業証書を渡しました。担任の先生が、心を込めて呼ぶ最後の名前に、皆さんはしっかりと応えてくれましたね。
先週、卒業式を前にして、日本全体に激震が走りました。緊急事態なので仕方ないと理解しつつも、「卒業式はどうなるのか?」と大変心配をしました。多くの方のご尽力のおかげで、こうして今日を迎えられたことに感謝をしたいと思います。 でもやはり少し寂しい。地域の皆さんに、今日の皆さんの姿を見てもらいたかった。陰になり日向になり、たくさんお世話になったので・・・。 お家の人は卒業式への参列をどれだけ楽しみにしていただろうか。参列できず、どれだけ悲しいだろうか。家に帰ったら、恥ずかしいかもしれませんが、今まで育ててもらった感謝の気持ちを伝えてほしい。そして今日の様子をぜひ話してあげてください。 先週の金曜日に行った合同練習は、在校生とのお別れの会になりました。3年生全員の証書を受け取る姿を、在校生に見てもらうことができてよかったです。全力で返事し、全力で受け取る、そんな素敵な姿を後輩に見せてくれてありがとう!これは、必ず次につながります。 生徒会長のKさんは、読む練習をほとんどしていないのに、「やります」と言って送辞を読んでくれました。3年生のM君は、急きょ在校生だけに向けての言葉に直して読んでくれました。直すのにたった50分しかなかったのに。二人の心意気がうれしかった。カッコよかった。「カッコいい」って、こういうことなんです。式の練習で泣いたのは初めてでした。 <中略> 本日発行の「常中だより」には、三年生全員の言葉がのっています。そこには三年間を振り返り、たくさんの思い出と感謝の気持ちが書かれています。たった3行にこめられた思いの一部を紹介します。 「感動をありがとう。幸せを、笑顔をもらった。まちがいなく最高の学年。」(3D A君) 「思う通りにいかず、悩んだ練習。みんなとだから乗り越えられた本番。全てが最高の思い出。感謝。」(3B Iさん) 「三行じゃ足りない。百行でも足りない。みんなへのこの気持ち。令和初の卒業生。」(3E Y君) 私から皆さんへ、この言葉を贈ります。「一寸千貫」という言葉です。昔から大工さんが大事にしている言葉です。一寸とは、昔の長さの単位で約3.3センチ。一寸角の木材は、一辺が3.3センチの角材のことです。柱とはとても呼べませんが、一寸角の細い柱でも、千貫(約3.750キロ)の重さに耐えることができます。ただし、真直ぐならば・・・。 「一寸千貫」とは「柱は真直ぐに立てなければいけない」という言葉なのです。たとえ、五倍、十倍の太さがある角材でも、斜めに使ったり、曲がったりしていたら、長期間の重みには耐えられずに折れてしまいます。 人も同じです。真直ぐに立つ。胸を張る。前を見る。こんな姿勢や行動をすれば、体や心に力が湧き、辛いことでも乗り越えることができます。誰もがかっこよく、楽な道を選びたい。しかし、損得や見かけではなく、目先の勝ち負けを離れたところで、背筋を伸ばして、真直ぐに生きてほしい。 未来は君たちがつくるのです。常滑を支え、日本を支え、世界を支えるのは君たちです。正々堂々と真直ぐに生きよ! 最後です。もう一人だけ、力強い言葉を書いた卒業生の言葉を紹介して終わります。 「バレー部の全てが思い出になった。将来は世界で活躍したい。置かれた場所で咲いてみせます!」(3E Iさん) 卒業おめでとう! 令和二年三月三日 常滑市立常滑中学校長 佐々木 令 3/3 E組女子
47・48
3/3 E組女子
45・46
3/3 E組女子
42〜44
3/3 E組女子
39〜41
3/3 E組女子
36〜38
3/3 E組女子
33〜35
3/3 E組男子・女子
男 16
女 31・32 3/3 E組男子
13〜15
3/3 E組男子
10〜12
3/3 E組男子
7〜9
3/3 E組男子
4〜6
3/3 E組男子
1〜3
3/3 D組女子
45〜47
3/3 D組女子
42〜44
3/3 D組女子
39〜41
3/3 D組女子
36〜38
3/3 D組女子
33〜35
3/3 D組女子
31・32・G
3/3 D組男子
13〜15
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