市教育センター調査研究事業研究発表会前半の研究報告会では、「外国語教育推進委員会(写真上)」と「ICT活用推進委員会(写真中)」の代表者から、9年間の見通した系統表や指導事例が紹介されました。 後半は、県総合教育センターの脊戸研究主事から「全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた学習指導の改善・充実」と題して、指導講話をいただきました。(写真下) 今回の研究報告は、市教育センター研究紀要(第119号)としてまとめ、市内小・中・特別支援学校に配布しましたので、是非ご活用ください。 書評12◆無理なくできる 学校のICT活用 (タブレット・電子黒板・デジタル教科書などを使ったアクティブ・ラーニング) 監修・著:長谷川 元洋 編著:松阪市立三雲中学校 発行所:学事出版株式会社 初版発行:2016年3月31日 児童生徒一人一台のタブレット端末の導入が決まった。しかし、学校現場では不安な声が聞こえてくる。 「ICT機器なんて触ったことがないのに・・・」 「ICT機器がなくても効果的な授業はできるのに・・・」 「毎日忙しくて、ICT機器の操作を覚える時間がないのに・・・」等々 しかし、ICT機器が学習に効果的であるかどうかを議論する段階は終わり、ICT機器を日常的に使用することが当たり前になることを認識する必要がある。 少しでも不安な声に答えようとしたのが本書である。管理職としての取り組み方法から、実際の授業場面での活用法等が掲載されている。 来年度からの一人一台タブレット端末導入に備え、ぜひ一読することをお勧めする。 (対象:全教職員) 第2回 教科指導員研修会班別協議では、3つのグループに分かれ、今年度の実践について紹介し合いました。 自作教材や児童生徒のノートなどを提示し、互いの取組について熱心に話し合う姿が見られました。 また、学校訪問研修を通して学んだことを互いに紹介し合いました。 小・中連携の必要性を強く感じ、今後の取組に生かしたいとの思いが教科指導員の先生方のアンケートから伺えました。 最後に、高岡市教育センター 藤森 裕 次長より指導講話がありました。 「向上心をもち、教科の専門性を高めること」「先生方の元気さ、情熱を伝えること」「新しい教育に攻めの姿勢で臨むこと」を今後大切にしてほしい視点として示されました。 教科指導員研修報告書を各校に配布しました。ご一読いただき、先生方の実践の参考にしていただけるとありがたいです。 |
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