第2回外国語教育研修会(Aグループ)小学校の外国語教育の指導に関する理解を深め、小学校から中学校への円滑な接続を図ることをねらいとして、小・中・特別支援学校から41名の教員が参加して実施しました。 提案授業では、5年生の教室において、下村教諭とジェイクALTが、世界の国々の食文化に関心をもたせながら、楽しく外国語活動を行いました。 協議会では、西部教育事務所の室崎指導主事より、授業展開について指導助言をいただくと同時に、外国語教育の評価方法について詳細に講習をしていただきました。 小学校の外国語教育に関して、指導と評価の両面から、理解を深めることができたと思います。 3学期始業式1月8日(木)、きらら子教室の3学期始業式がありました。 始めに、元気に通級して来た生徒が新年の抱負を発表しました。 「生活習慣を見直す」、「学習に積極的に取り組む」など、一人一人の発表から、強い決意が感じられました。 次に、センター所長より、「3学期は、まとめの時期であり、充実した毎日を送ってほしい」との話がありました。 書評11保護者の安心・信頼につながる対応術 「先生でよかった」と言われる先手のひと言 編著者:河村茂雄(早稲田大学教育学部教授) 発行所:合同出版 第1版発行:2016年11月25日 学校内で問題が発生したとき、対応を間違えると、子どもや保護者との信頼関係がくずれる。 本書には、学校内で直面する保護者対応の場面を取り上げ、対応するにあたっての考え方を解説するとともに、実際に対応する際の具体的な言い方が掲載してある。 例えば、「子どもがいじめられていると、保護者から相談があったとき、どう対応すればよいか」に対して、「よくない対応・しがちな対応」と「模範的な対応」が掲載されている。 全部で49の事例が掲載されており、学校内で予想される問題がほぼ網羅されている。 保護者との信頼関係を保ち続けるためにきっと役立つ本。 (対象:すべての学級担任、学年主任) 書評10監修者:川島隆太(東北大学加齢医学研究所所長) 著書:横田晋務(東北大学加齢医学研究所助教) 発行所:青春出版 初版発行:2016年8月15日 「脳を鍛える大人のドリル」や「脳トレ」の著者で有名な、東北大学加齢医学研究所所長の「川島隆太」氏が、スマホの脅威について言及している。 毎年4月に行う「仙台市標準学力調査」に合わせて、生活習慣アンケートを仙台市立小学校・中学校の全児童生徒約7万人に実施。そのデータを科学的に解析し、その中で解明したことが書かれている。 例えば、家で2時間勉強しても、それ以上多くの時間スマホを使えば、学習効果はゼロになる、つまり、ほとんど勉強していない子と同じ成績になるという衝撃のデータが掲載してある。 「ノーメディア」や「アウトメディア」等の活動を行っているが、マンネリ化を危惧している学校には参考になるであろう。 (対象:全学級担任、全保護者) 第5回若手教員研修会(Bグループ)Bグループは、高岡市立国吉小学校の大崎教諭による「特別の教科 道徳」の授業を参観しました。小学校教員30名、中学校教員6名、特別支援学校教員1名が参観しました。 教材は小学校第5学年、「ぼくは伴走者」です。大崎教諭が自ら手を挙げ、研究授業に挑戦しました。 主題名は「規則の尊重」、実際の授業では、「きまりを守ることについて」議論されました。自ら挙手をして堂々と自分の考えを述べている子どもばかりで、普段の学級経営の努力が垣間見えました。 授業後の協議会では、目的意識をしっかりもって参加しているので、積極的な意見が多く出ていました。中身の濃い協議会でした。 高岡市立石堤小学校の高田教頭先生の指導助言では、道徳教育の基本から、本時の授業の在り方まで、詳しく指導していただきました。 特に道徳の授業では、「発問、発言、問い返し」の3点セットを大切にすること、という指導助言が、若手教員の印象に残ったようです。 前回の示範授業、そして今回の若手教員の授業を通して、道徳の授業力向上を図ってほしいと思います。若手教員の皆さん、ご苦労様でした。 第4回若手教員研修会(Bグループ)10月30日(水)、高岡市立平米小学校の高野教諭による「特別の教科 道徳」の授業を参観しました。小学校教員29名、中学校教員3名、特別支援学校教員1名が参観しました。 教材は4年生「『正直』五十円分」です。 「考え議論する道徳」の授業づくりを学ぼうと、みんな真剣な表情で授業参観に臨んでいました。 授業では、小学校4年生とは思えないしっかりとした意見が多く出て、参観者は驚くばかりでした。 また、道徳的価値に迫るための高野先生の細かなテクニックに、授業後の協議会において、高野先生に矢継ぎ早に質問がありました。少しでも高野先生の指導技術を吸収しようと、若手教員はとても熱くなっていました。 よい授業を参観することは、自分を高めるよい機会になることを実感した研修になったと思います。 次回、Bグループ第5回研修会は、11月14日(木)に、高岡市立国吉小学校の大崎教諭が、若手教員代表として研究授業を行う予定です。 第5回若手教員研修会(Aグループ)Aグループは中学校教員、Bグループは小学校教員の授業を参観します。 Aグループは、10月29日(火)、高岡市立志貴野中学校の間方教諭による「特別の教科 道徳」の授業を参観しました。小学校教員14名、中学校教員17名、特別支援学校教員1名が参観しました。 教材は中学3年生の「2通の手紙」です。 若手教員の指導力向上のため、間方教諭が自ら手を挙げ、研究授業に挑戦しました。その心意気に拍手を送りたいと思います。 実際の授業では、中学3年生という感受性が強い子どもにもかかわらず、しっかりと自分の意見を述べていたのが印象的でした。 授業後の協議会は、積極的な意見が飛び交っていました。その様子はまさに「主体的で対話的な」話合いになっていました。 後半は、高岡市立国吉中学校の柳原教頭先生の指導助言でした。指導案の書き方から、中心発問の仕方まで、基本的な指導法をとてもていねいに指導助言していただきました。 先週の示範授業同様、中学校の道徳科の授業を見るのは初めて参観するという小学校教員の意見も多数ありました。短い時間でしたが、とても充実した研修になったようです。 第4回若手教員研修会(Aグループ)Aグループは中学校教員、Bグループは小学校教員の示範授業を参観します。 Aグループは、10月24日(木)、高岡市立南星中学校の濱井教諭による「特別の教科 道徳」の授業を参観しました。小学校教員15名中学校教員20名、特別支援学校教員1名が参観しました。 教材は1年生「銀色のシャープペンシル」です。 「考え議論する道徳」の授業づくりを学ぼうと、みんな真剣な表情で授業参観に臨んでいました。 授業後の協議会では、前半は本時の授業について、濱井教諭に指導助言をいただきました。 中には、中学校の道徳科の授業を見るのは初めて参観するという小学校教員の意見がありました。特に「中学生でも多くの意見を述べているのだから、小学生でもしっかり指導しなければ」という意見が印象的でした。 協議会の後半は、日頃の道徳の授業づくりにおける悩みを出し合い、その解決策を探りました。自校の取組を参加者全員に広めようという意識が高まったようです。 短い時間でしたが、とても充実した研修になったようです。 次回Bグループは、10月30日(水)に、高岡市立平米小学校の高野教諭が示範授業を行う予定です。 絵手紙教室墨汁で線の描き方や墨のぼかし方を学んだ後、実際に草花や木の葉、果物、おもちゃ、置物などを描きました。 初めは緊張していた子どもたちも、何枚も絵手紙を描いているうちに、楽しみながらリラックスして描くことができるようになりました。 完成した作品は、11月2日(土)の「きらら子展示会」において展示します。 適応指導教室スポーツ交流会午前中はパークゴルフ、午後からはボッチャに取り組みました。 子どもにとっては、初めて行うスポーツばかりでしたが、すぐにコツをつかみ、楽しく体を動かすことができました。 氷見市の子どもたちとも仲良くなり、充実した楽しい1日となりました。 プログラミング体験教室富山県立大学工学部の岩本准教授を講師として、同校と石堤小学校の6年生33人がプログラミングに取り組みました。 児童は、タブレット端末とマイクロビットを活用し、光センサー等が感知する明るさや水分量によって、LEDの点滅が変化するプログラム作りに取り組みました。 この体験教室は、教員の研修も兼ねており、次年度から必修化されるプログラミング教育について理解を深める機会となりました。 陶芸教室陶房の指導員の方に教えてもらいながら、皿、茶碗、マグカップ作りなどに挑戦しました。作品は、乾燥させ、釉薬を塗り、焼き上げて完成します。約一月ほどかかります。 出来上がった作品は11月の「きらら子展示会」でおうちの方や学校の先生方に見ていただく予定です。 ものづくり(木工作)今年は「ものを置く台」または「本立て」を作ります。板をのこぎりで切ったり、やすりがけをしたりして、最後に釘を打ち付けて組み立てます。 最初は慣れない作業に苦労していましたが、徐々に要領をつかんでテキパキと作業を進めていました。 完成した作品は11月の「きらら子展示会」でおうちの方や学校の先生方に見ていただく予定です。 2学期始業式元気に通級してきた児童生徒が、2学期始業式に臨みました。まず、一人一人が「2学期のめあて」を発表しました。 夏季休業中は生活習慣が不規則になりがちだったので、2学期からは時間を守り学習にしっかり取り組みたい、という意見が多くありました。 その後センター所長より、2学期にも楽しい行事がたくさんあるので、友達や相談員の先生方といっしょに充実した生活を送って欲しい、という話がありました。 第3回若手教員研修会講師は、西部教育事務所指導主事の藤田みゆき先生です。 「道徳科の授業づくり」という演題で、ご講演していただきました。 道徳的諸価値や指導の明確な意図について説明を聞いた後、実際の道徳授業を想定した指導案の作成方法を学びました。 その後、小学校・中学校それぞれのグループに分かれ、指導案の作成を行いました。 小学校は「ぼくは伴走者(廣済堂あかつき・小学生の道徳5)」、中学校は「二通の手紙(東京書籍・あたらしい道徳3」を題材としました。特に中心発問について時間を費やしました。 各グループ毎の指導助言として、高岡市の教科指導員にお力添えをいただきました。 教科指導員は、道徳の授業だけでなく学級経営についても、若手教員から様々な相談を受け、的確な助言をしていたようです。 今回の指導案作成を参考に、「国吉小学校の大崎教諭」と「志貴野中学校の間方教諭」が、若手教員代表として2学期に道徳の研究授業をする予定です。 道徳教育研修会演題は「道徳的価値を踏まえた「主体的・対話的で深い学び」を生む道徳授業の在り方です。 「子どもにとっても、教師にとっても楽しい道徳科」「教師がしゃべり過ぎない授業」「深い学びのために」等について、詳しくお話しいただきました。 後半は、グループ実技演習で「よわむし太郎」「ブランコ乗りとピエロ」「二通の手紙」の中心発問を作成し、島先生に検討していただきました。 各グループの中心発問は、「状況理解レベル」「心情読解レベル」「道徳価値レベル」に分けられました。残念ながら「道徳価値レベル」に達した中心発問が少なく、参加者のほとんどが、発問についての研修を深めなければと痛感しました。 参加者は、ぜひ所属学校において、伝達講習会を開催してほしいと思います。 ICT活用・プログラミング教育研修会午前中は、市役所においてICT活用についての講演をしていただきました。「主体的・対話的で深い学び」と同様、ICTも「シンキング・サイクル」の各段階をレベルアップする手段であることを学びました。 午後からは、志貴野中学校のPCルームにおいてプログラミング教育研修会を実施しました。 ビジュアル型プログラミング言語を利用して、基板上のLEDを点滅させる実技を行いました。簡単な操作で、プログラムが作成することに、参加者の多くが驚いていました。中には加速度センサーや磁気センサーを使用してプログラムを作成する参加者もいました。 今回の研修会を通して、小学校のプログラミング教育への不安が払拭されたようです。 外国語教育推進委員会8月8日(木)、第4回外国語教育推進委員会を開催いたしました。 8月26日(月)、伏木コミュニティセンターにおいて実施予定の「高岡イングリッシュセミナー‘2019’」の運営について話合いました。 「英語で楽しもう」「校区発表」「伏木ウォークラリー」等の内容について詳細を検討しました。 児童生徒が、英語を用いて積極的にコミュニケーションを図ることができるようアイディアを出し合いました。当日が楽しみです。 また、本年度の外国語教育推進委員会では、小学校と中学校の学びの接続を目指し、系統図を作成しています。 新学習指導要領の全面実施に伴い、書く指導のポイントなどをまとめています。2月の調査研究発表会で内容についてお伝えする予定です。 第2回若手教員研修会講師は、富山国際大学こども育成学部教授の瀬戸健先生です。 「学級経営を支える授業づくり学級づくり」という演題で、ご講演していただきました。 今回も小・中一貫教育を意識して、中学校区ごとに小学校教員と中学校教員が席を並べて研修を行いました。 学級とは、児童・生徒が学び成長する場所である。学級経営がうまくいくためには、学級・授業づくりを通して、人間関係づくりをおこなうことが大切である。その手立ては、教員の特色を生かして自由に行えばよいなど、授業場面のビデオをみながら講演されました。 また、褒める、認めるを大切にすることが、子供の意欲を高めるためには必要不可欠であることも強調されました。 第3回若手教員研修会は、道徳の指導に関して8月22日(木)に開催される予定です。 外国語教育研修会講師は、富山大学大学院教職実践開発研究科長の岡崎浩幸先生です。昨年度に引き続き講演会を引き受けていただきました。 今年度は、「主体的・対話的で深い学びを意識した外国語教育 −中学1年で大切にしたいこと−」という演題で、ご講演していただきました。 高岡市が推進する小・中一貫教育を意識して、中学校区ごとに小学校教員と中学校教員が席を並べて研修を行いました。 ユニークな岡崎先生の口調とともに、講演会のほとんどが、実際の授業場面を想定した活動であり、参加者は楽しい雰囲気の中で研修をすることができたようです。 特に言語活動では、「R:リアクション」「C:コメント」「Q:クエスチョン」を活用した「やりとり」を継続することが大切であることを強調され、参加者もペアとなって「やりとり」に挑戦しました。 小学校教員と中学校教員がこの研修会を通して、これからの外国語の取り組み方について多くの情報が共有できたと思います。 |
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