3/14 授業風景
本日、5時間目の授業風景です。各教科、1年間の締め括りを行い始めました。
【2年生】 2018-03-14 14:36 up!
3/14 1年間ご協力ありがとうございました。
厚生委員会ではアルミ缶とベルマーク回収を行ってきました。
この1年間で
アルミ缶 899.0kg
ベルマーク 48509.5点 集まりました。
回収したベルマークはこれまで食品や日用品のポイントが多かったのですが、生命保険や損害保険といったポイントまで集まるようになり、生徒のみならず保護者の皆様のご協力があったのだと集計していて改めて再認識しました。回収ポイントもずいぶん増加し、厚生委員の生徒も一生懸命仕分けし、「さらに回収率をあげるのにはどうしたらよいのか」「効率よく仕分けるのにはどうしたよいのか」と自分たちで考えて行動するようになり、やりがいを感じることができたようです。おかげさまで、充実した委員会活動を行うことできました。本当にありがとうございました。来年度もどうぞどうぞよろしくおねがいします。《厚生委員会》
【学校生活】 2018-03-14 10:29 up! *
3/13 平成30年度前期生徒会役員選挙立会演説会
本日、6限「平成30年度前期生徒会役員選挙立会演説会」を行いました。
6つの役職に8人が立候補し、それぞれの抱負を語りました。
「当たり前の徹底とレベルアップを目指したい」「笑顔の絶えない岩中にしたい」「新しいことに挑戦するようなキャンペーンを行いたい」など、どの候補者の演説にも、今以上にすばらしい岩倉中学校にしたいとの想いが込められていて感心しました。
演説に耳を傾ける生徒の態度もすばらしく、生徒会活動の今後に期待が持てる演説会でした。
【生徒会】 2018-03-13 21:41 up!
3/13 平成30年度行事予定について
学校ホームページに平成30年度の学校行事予定を掲載しました。
次の操作でご覧いただけます。
ご参考になさってください。
<操作方法>
ホームページ右のカレンダーを、2018年4月にあわせる。
→「月間行事予定」もしくは「年間行事予定」のリンクをクリックする。
※現時点での予定です。変更がありましたら、随時修正します。
【お知らせ】 2018-03-13 11:03 up!
3/12 <校長室より>命を大切に〜最後のメッセージ〜
今日は、本年度最後の朝礼でした。
校長講話では、これまで卒業生にのみ話してきた私の大切な体験談を話しました。悲しい話ですし、生徒たちがどのように受け止めるのか不安もありましたが、私が最も伝えたいメッセージを大切な生徒たちに伝えるべきと考えて決断しました。
いつもより長い話でしたが、真剣に耳を傾けてくれたように思います。命ほど大切なものはないというメッセージがうまく伝わっていることを願います。
校長講話はこちら
(3月12日校長講話)
今日は最後の朝礼ですので、校長先生が皆さんに一番伝えたいことを話します。それは、簡単に言えば命を大切にしましょうという話です。
校長先生にとっては悲しい話ですので、今まで卒業生にしか話してきませんでしたが、大事な皆さんのために話します。聞いてください。
校長先生には二人の娘がいます。二人とも既に就職や結婚をしています。
そして、校長先生にはもう一人息子がいました。生きていれば、今二十八才になります。
小学校四年生の秋に脳腫瘍という重い病気でなくなりました。十才でした。
小学校一年生まではとても元気のよい男の子でした。誰よりも背が高く、誰よりも思いやりのある子どもでした。
症状が出はじめたのは小学校一年生の十二月でした。
食べた物を戻すようになったのです。
初めは胃腸風邪だと思っていました。実際、熱もありました。
しかし、熱が引いても吐き気が止まりません。毎日一、二度食べたものを戻します。
医者に診せても原因は分かりません。仕方なく、しばらく学校を休みました。
次第にやせ細り、そのうちまっすぐに歩けなくなりました。
原因が分かったのは、入院をしていろんな検査をしてからでした。
お医者さんに呼ばれて、息子の脳のレントゲン写真を見せてもらいました。
誰が見ても、それが正常な脳の写真でないことは分かりました。
息子の脳には、後頭部に直径八センチもある大きな脳腫瘍ができていたのです。
お医者さんはこのような腫瘍は見たことがない、手に負えないと言いました。
すぐに専門の病院に転院しました。新しいお医者さんからは、このまま放っておけばあと十日の命だと言われました。手術をするけれども、成功するかどうかは分からないとも言われました。先生はその場に立っていられなくてしゃがみ込んでしまいました。
翌日、すぐに手術をしました。十二時間に及ぶ大手術でした。
手術室の前で祈るような気持ちで待ちました。
手術は成功しました。しかし、脳幹と呼ばれる大事な部分を傷つけるといけないので、その近くにある腫瘍はとれませんでした。そのため、その後しばらくは放射線治療や化学療法というつらい治療を続けました。
それに耐えて、再び学校に通えるようになったのは、半年後の九月でした。手術のため、手足に少し麻痺が残りました。字が書きづらく、歩くこともゆっくりとしかできませんでした。それでも息子は極めて明るく、そして一生懸命学校生活を送りました。
脳腫瘍が再発したのは、その十カ月後でした。三年生の六月、定期検査に行った息子の脳に、今度はおでこの部分と、脊椎に腫瘍ができていました。
再び手術を受けました。脳の手術は五時間かかりました。脊椎の手術は十五時間に及びました。しかし、そんな大手術に息子は耐え抜きました。
そして、その後にはさらにつらい治療も待っていました。しかし、そのたびに息子はこの治療でおできをやっつけてくるぞ、といって、明るく立ち向かっていきました。
元気なときには冗談を言ってまわりを笑わせたりもしました。そんな息子は、病院中の人気者でした。
しかし、何度も入退院を繰り返し、次第に身体は弱っていきました。医者にあと一カ月の命だと言われたのは、三年生の一月でした。しかし、息子も先生もあきらめませんでした。
先生は、お医者さんの治療以外に何か方法はないかと、ありとあらゆる民間療法を調べました。そして身体にいいと思われることは何でもやってみました。
その中のどれかが効いたのでしょう、息子の状態は少し安定しました。
医者の反対を押し切って退院をし、しばらく自宅で過ごしました。いつ容態が悪化するかもしれないという不安はありましたが幸せな日々でした。
しかしそれも長くは続きませんでした。
再び嘔吐が止まらなくなったのは、半年後の九月でした。
家での看病は限界となり、再度入院しました。
入院をするとき、いつも先生の奥さんは泊まり込みで看病をします。先生は毎日朝食と夕食の支度をしてから、まだ小さかった二人の娘を小中学校に送り出し、病院によってから学校に通います。学校の仕事が終わると毎日病院に通い、息子が寝るまで話をしました。親子に残された時間は短く、かけがえのない時間でした。
あるとき息子が先生にこういいました。
「お父さん、僕には二つ心配事がある。一つはおうちへ帰れるかどうかということ。もう一つは字が書けないようになってしまうんじゃないかなということ」と、次第に動きが悪くなる右手を見つめながら言いました。
先生は、「大丈夫、ちゃんとおうちに帰れるし、ちゃんと元通り字も書けるようになるよ」というしかありませんでした。
それを聞いて息子は安心した表情になりました。
これが息子とかわした最後の言葉でした。
じゃあねと言って別れ際に振った息子の右手はぎこちなくゆれていました。
翌日、息子の容態は悪化して、人工呼吸器を付けざるを得なくなりました。
もう話すことも、食べることもできません。
それでも、目を見つめてほほ笑むことはできました。
しかし、心臓の鼓動がなくなるのは時間の問題でした。
数日後、鼓動が異常に高くなったかと思うと、けいれんが始まり、それが終わると、やがて不規則になって、そしてついに止まってしまいました。
お医者さんが電気ショックを与えても、息子の心臓が二度とふたたび動くことはありませんでした。十月十六日の朝でした。
先生は奥さんと二人で、すぐにでも息子の後を追おうと思いました。しかし、二人の娘の存在がこのことを思いとどまらせました。
時間がたっても悲しみは癒えるどころか、さらに深くなっていきました。
しかしある時、悲しんでいても死んでいった息子は決して喜ばない、と気付きました。
息子が残したものは、治療という困難にも前向きに立ち向かっていった勇気と、まわりを気遣いながら、愚痴一つこぼさず毎日を過ごした明るい笑顔や思いやりと、自分の運命にまっすぐに立ち向かい、それを受け入れていった潔さでした。
それを思うと、何かつらいことがあっても何の困難でもなくなりました。
死んでいった息子に恥じない生き方をすることが、先生の目標となりました。
皆さんにお願いがあります。
一つ、世の中にはいくら学校へ行きたくても、勉強したくても、何かの理由でそれができない人もいます。学校へ行けることが、勉強できることが、あたりまえだと思わないでください。勉強させてもらえることを幸せに感じてください。
二つ、誰もが皆と同じことがしたいと願って生きています。しかし、何かの理由で、皆と一緒に行動できない人もいます。そのような人に心ないうわさや、心ない言葉をかけないでください。相手の立場を思いやって手助けや気遣いのできる人になってください。
三つ、親はどんな時も、わが子のために最善を尽くすものです。息子が普通の食事がとれなくなったとき、少しでも食べれるものはないかといろんなものを作って病院に持って行きました。医者がもう打つ手はないと言ったとき、何かいい方法はないかと全国を飛び回りました。息子が死んでしまったあとは、お墓に飾る花を一生懸命育てています。先生の奥さんは今でも息子の分まで食事をつくって、息子の勉強机に備えています。皆さんがここまで育ってこれたのは、まぎれもなく皆さんのご両親のおかげです。ご両親に感謝しましょう。
四つ、人は、誰でもいつかは死にます。いつ死ぬかは誰にもわかりません。突然死ぬこともあるのです。死んでしまったあとに残るものは何でしょうか。
「人がこの世を去りゆくとき、手に入れたものはすべて失い、与えたものだけが残る」という言葉があります。
人は、お金を、地位を、名誉を手に入れたいと思います。しかし、それらを手に入れたところで、死んだあとに何が残るのでしょうか。死んだあとに残るものは、人に与えた笑顔であり、人に与えた親切であり、人に与えた勇気であり、人のために尽くした功績です。
「人がこの世を去りゆくとき、手に入れたものはすべて失い、与えたものだけが残る」
人のために尽くした人の一生ほど美しいものはありません。人のために尽くせるように、自分を磨いてください。
これで、校長先生の最後の朝礼を終わります。
最後まで真剣に聞いてくれてありがとう。
【校長室】 2018-03-12 20:16 up!
3/12 学校公開日
本日の5限目は公開授業でした。2年生としての授業も残りわずかとなるなか、来年度へつながるよう学びのまとめを行っています。その後は、体育館で保護者向けの学年懇談会を行いました。今年度の活動報告や来年度の予定などを説明させていただきました。
本日はご多用の中、多数の保護者の皆様に来校していただきありがとうございました。今後も変わらぬご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
【2年生】 2018-03-12 17:06 up!
3/12 ご来校、ありがとうございました
授業公開・学年懇談会へのご来校、ありがとうございました。
今年度のまとめと次年度への目標、宿泊的行事に関する概要説明などのために、毎年この時期に授業公開と学年懇談会を位置づけています。
いつも保護者の皆様の学校教育への関心の高さに感謝しておりますが、今日もたくさんの保護者の皆様にお集まりいただきました。
熱心にご参観いただき、ありがとうございました。
【校長室】 2018-03-12 17:05 up!
3/11 明日は、1・2年授業公開・学年懇談会です【再案内】
3月12日(月)は、1・2年生の授業公開・学年懇談会です。
多数の保護者の皆様のご来校をお待ちしています。
「1・2年授業公開、学年懇談会」
日時 平成30年3月12日(月)
13:55〜 授業公開
14:55〜 学年懇談会
場所 授業公開:各授業会場
学年懇談会 1年生:弘道館(武道場)
2年生:体育館
その他
※学年懇談会は、宿泊的行事の概要説明等を行います。
※学校周辺の道路は駐車禁止です。自家用車でのご来校はご遠慮ください。
*詳細は<swa:ContentLink type="doc" item="134427">→こちら「1・2年授業公開、学年懇談会のご案内」</swa:ContentLink>をご参照ください
【お知らせ】 2018-03-11 14:48 up!
3/10教育長室の生徒作品紹介
教育長室には、市内各校から数点ずつの児童生徒作品が展示されています。
「身近に学校を感じていたい」という教育長さんの思いからです。
本校からも、美術で作成した作品を展示し、一定期間で取り換えています。
今回は、レタリング2作品を展示しました。
それぞれに、文字のもつ意味とデザインがマッチした、工夫された作品です。
教育長室に彩りをそえています。
【校長室】 2018-03-10 11:10 up!
3/9 学級での楽しいひととき
今日の6時間目は、外での学年レクを計画していましたが、昨日の雨により運動場のコンディションが悪かったため、教室での学級レクとなりました。
ジェスチャーゲームやなんでもバスケット、ハンカチ落としなど、各クラス、リーダーが中心となってレクを行い、和気あいあいとした雰囲気の中で、みんなの笑顔が溢れていました。
今のクラスの仲間と過ごす日々は、残り9日。一日一日を大切に過ごし、思い出をたくさん作って締めくくれるといいですね。
【1年生】 2018-03-09 18:58 up!
3/9 学年レク
本日の午後は、学年レクとして脱出ゲームを行いました。体育館と武道場を密室と仮定して、そこから脱出するために様々な謎を解いていくゲームです。制限時間は1時間ありましたが、ハイレベルな謎を解くために班のメンバーで知恵を絞って考えました。40チーム以上で挑戦し、今回はなんと2チームが無事に脱出することができました。
「一生懸命考えるからこそ、解けたときにうれしいんだ」
この体験は行事や学習にも大いにつながることでしょう。何事も一生懸命に、壁にぶつかりながらも挑戦できる人になりたいですね。
【2年生】 2018-03-09 18:55 up! *
3/8 働く人に学ぶ会
本日の5,6時間目、1年生では働く人に学ぶ会が行われました。写真は、航空分野の講座です。CAの仕事について、またどの分野の仕事にも必要なマナーについても教えていただきました。
働くこととは?働くことによって得られるものはなにか?実際に現場にいらっしゃる方のお話を聞くことによって、より働くことが実感として感じられたのではないでしょうか。今後の進路選択に活用していけるといいですね。
【1年生】 2018-03-09 03:56 up!
3/8 働く人に学ぶ会
今日の5,6限に、働く人に学ぶ会がありました。農業、医療・福祉、アプリケーションなど、さまざまな分野の仕事に就いている方を講師にお招きし、お話をして頂きました。働いたときに思うことや、やりがい、つらさなど、「働く」ことで発見することは沢山あります。今回の会で心に残った言葉や心構えは、きっと、自分が働くことになった時に、役立ちます。もちろん、学校生活で活かせることもあるでしょう。
講師の方に教えて頂いたこと、自分が知ったことを心に留め、これからも進路学習を進めていってほしいと思います。講師の皆様、寒い中、また悪天候の中お越し頂き、ありがとうございました。
【1年生】 2018-03-08 21:31 up!
3/8 新入生を迎える会に向けて
新入生を迎える会に向けての合唱練習が始まりました。岩倉中学校の最高学年として、新入生が感動する合唱を目指して、練習に励んでいます。
【2年生】 2018-03-08 21:22 up!
3/8 3月12日(月)は、1・2年授業公開・学年懇談会です【再案内】
3月12日(月)は、1・2年生の授業公開・学年懇談会です。
多数の保護者の皆様のご来校をお待ちしています。
「1・2年授業公開、学年懇談会」
日時 平成30年3月12日(月)
13:55〜 授業公開
14:55〜 学年懇談会
場所 授業公開:各授業会場
学年懇談会 1年生:弘道館(武道場)
2年生:体育館
その他
※学年懇談会は、宿泊的行事の概要説明等を行います。
※学校周辺の道路は駐車禁止です。自家用車でのご来校はご遠慮ください。
*詳細は→<swa:ContentLink type="doc" item="134427">こちら「1・2年授業公開、学年懇談会のご案内」</swa:ContentLink>をご参照ください
【お知らせ】 2018-03-08 18:04 up!
3/8 健闘を祈る
先日卒業した生徒たちの大多数が、今日から公立一般入試に挑みます。
今日はBグループ校の5教科学力検査、明日は面接と一部学科の特別検査が行われます。
12日月曜日はAグループ校の5教科学力検査、火曜日は面接と一部学科の特別検査が行われます。
複数受験をする生徒も多く、この1週間は緊張の連続だと思います。
初日の今日は、それぞれの受験校へ全員無事到着することができました。
受験者の最終的な進路決定は、この公立一般入試の合否に委ねられています。
どの卒業生もせいいっぱいのチャレンジをし、悔いの残らぬ受験にしてくれることを担任の先生とともに願っています。
【校長室】 2018-03-08 08:33 up!
3/7 自立した先輩へ
卒業式が終わり、1年生が先輩になる日が近づいてきました。
1年生では、当たり前のことができる自立した先輩になろうと、3学期に入ってから毎週テーマを決めてキャンペーンを行っています。これまで行ってきたキャンペーンのテーマは、1.あいさつ 2.2分前着席 3.給食準備、片付け 4.授業態度(挙手)5.みだしなみ 6.課題提出 7.時間 です。
どれも岩中生として、当たり前のことばかりです。残り少ない1年生の生活のなかで、これらのことを意識して、卒業した3年生のように、素敵な先輩になりましょう。
【1年生】 2018-03-07 10:14 up!
3/7 最高学年初日
本日より、「我が家」は最高学年となりました。朝の学年集会では、大人たちはどのような姿で卒業式を迎えてほしいと思っているのかという願いを、学年主任が語りました。
【2年生】 2018-03-07 08:49 up!
3/6 おめでとう、そして、ありがとう
数々のお手本を見せてくれた卒業生260名が旅立ちました。
生徒たちひとりひとりが感動の表情に満ちていました。
卒業生の前途を祝福します。心からおめでとう。
保護者の皆様の3年間のご理解・ご協力に心から感謝致します。
ありがとうございました。
式辞はこちら
式 辞
穏やかな風が新芽の香りを運び、春の息吹が感じられるこの良き日に、第七十一回卒業式を挙行いたしましたところ、小川副市長様をはじめ、市議会議員の皆様、教育委員、関係高等学校等、教育関係者の皆様、そして、区長様はじめ地域の皆様には、ご多用のところ御臨席を賜り、式典に光彩を添えていただきまして誠にありがとうございます。高いところからではございますが厚く御礼申し上げます。
卒業生の保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。手塩にかけたお子様がここにひとつの大きな節目を迎えられたことに、お喜びもひとしおのことと存じます。これまでのご苦労に深甚なる敬意を表しますとともに心よりお祝い申し上げます。
さて、二百六十名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。こうして、多くのお客様をお迎えして皆さんの卒業式ができることは、岩倉中学校にとって大きな喜びであります。
皆さんとの出会いは、三年前の四月でした。皆さんは、岩倉中学校の新入生として、常に「ABCDの原則」を意識し、みんなで協力して、規律正しい学校生活を築いてきました。最高学年になってからは、一人一人が学校づくりのリーダーとして活躍し、岩中の「当たり前」を、その後ろ姿で後輩たちに示してきました。心も身体も立派に逞しく成長した皆さんを、本校の卒業生として送り出すことを、職員一同、大変誇りに思っています。
皆さんの三年間の姿を振り返って、本日の卒業を前に、岩中新聞に「証」と題して記事を載せておきました。
皆さんは、『人やものとの出会いを大切にし、挑戦や努力を前向きにとらえ、夢を追い求めることができる岩中生』という学年目標のもと、実にすばらしい成長を遂げてきました。その成長を支えたのは、何と言っても「自問ノート」です。
「自問ノート」は、もともと清掃の振り返りを記して翌日の清掃に生かす目的で始めたものですが、それを、皆さんは実に様々に活用してきました。
ある人は、「自問ノート」を毎朝開いて目標を立てました。またある人は、クラスで問題が起こると、それを自分のこととして受け止め、思いを綴りました。またある人は、リーダーとして自分のあるべき姿に悩んだとき、「自問ノート」に記した日々の振り返りを細かく確認することで解決の糸口を見つけたと聞きます。
このように皆さんは、日々「自問ノート」に、今の判断は正しかったか、行動は正しいかを綴ってきました。その結果、どんな場面でも他学年の手本となり、よい影響を与える行動をとることで、最高学年はただ年齢が一番上というだけではないという証を、みんなに示してくれました。
修学旅行などで校外に出るときは、岩中生の質を試されるときと考え、岩中生代表として、そのすばらしさを発信してきました。
三年生での行事はすべてが最後だから、記憶に残るようにと考え、時間を無駄にせず練習に励んできました。
信じられる人になるためには、まずは自分が他を信じなければならないと考え、どんな問題も自分のこととして受け止め、できる事を考えてきました。
流されていくだけの生活ではもったいないと考え、常に立ち止まって一つ一つの行動を振り返ってきました。
「自問ノート、教科係会、ABCDの原則、ボランティア、岩中ソーラン、合唱…」、残したい岩中の伝統として皆さんが掲げた項目です。一・二年生が皆さんの姿にあこがれをもって生活していることこそが、皆さんがこれらのすべてに全力を傾けてきた証です。
過去の先輩たちが積み上げてきた伝統の上に、さらに「+α」の歴史を書き加えて、今、ここに胸を張って巣立ってくれることを嬉しく思います。
皆さんの業績は、在校生が本校の伝統として、しっかりと受け継ぎ、更に発展させてくれることでしょう。また、これら活動の数々は、これからの皆さんの人生の大きな財産になると確信いたします。
いよいよ四月からは、高等学校や専門学校、就職などそれぞれの道に進みます。巣立ち行く皆さんに、一つお願いがあります。
それは、自分の中に「もう一人の自分」を持ってほしいということです。
多少いけないことをしても誰も何も言わない社会になりました。例えば、ネットに人の悪口を書いてもばれなければいい。ばれたら謝ればいい。そんなとき、「本当にそれでいいのか」と言ってくれるのは「心の中のもう一人の自分」です。
社会に出れば、自分で正しい判断をしなければなりません。そのとき必要なのが「もう一人の自分」です。実は「自問ノート」は、「もう一人の自分」との対話です。既に皆さんは「自問ノート」で正しく判断することを学んできているのです。ぜひ、自分の中に「もう一人の自分」を持ち続けましょう。
本日巣立っていく卒業生が、今後どのような社会に出ようとも、この中学校三年間で培った「自問する習慣」を武器に、夢を持ってたくましく活躍してくれることを願っています。そして、我が郷土である岩倉市や日本を支える人材になってほしいと思います。
最後になりましたが、今日家へ帰ったら、ぜひ家族の人に感謝の気持ちを伝えてください。小さい頃から、ひたすら君たちの成長を願い、今日の日を心待ちにしてこられました。心をこめて「ありがとう」を言ってほしいと思います。
以上で、校長先生が君たちに伝える最後のメッセージを終わります。
微笑みと活力に満ちた君たちの前途に幸多かれと祈り、式辞といたします。
平成三十年三月六日
岩倉市立岩倉中学校長
野 木 森 広
【校長室】 2018-03-06 18:00 up! *
3/6 オワリはじまり
卒業おめでとうございます。心に残る卒業式になりましたね。
岩中で出会った仲間との縁は、一生続いていきます。くじけそうになったとき、岩中の仲間と過ごした楽しい時間を思い出しながら、頑張ってもらいたいと思います。
3年間、岩中を明るく支えてくれてありがとう。「夢」に向かって、それぞれの道で活躍してくれることを期待しています。
【3年生】 2018-03-06 15:07 up!