【教育コラム】「私の心に残る授業」第10回
教育コラム「私の心に残る授業」第10回をアップしました。今回は田中雅也先生の「授業名人の授業から」です。
【番外編】 第7回 教育と笑いの会 (2)●愛狂亭三楽の「落語と講談の楽しみ方」 皆さまご存じの愛狂亭三楽が、落語と講談の楽しみ方と題して、露払いの一席を担当しました。経験談でたっぷりの笑いを取り、会場を温めてくれました。 ●プロの落語を楽しむ・桂雀太 昨年「NHK新人落語大賞」を受賞された桂雀太さん。今年はとてもお忙しい日々をお過ごしのようです。 「教育と笑いの会」にはレギュラー登壇されていて、ご本人も「専属芸人」を自認されています。 演目は「胴乱の幸助」。長い話のショートバージョンでしたが、上手くオチがつき、会場も大爆笑でした。 ●プロの講談を楽しむ・旭堂南海 講談を聴いたことがある、という方は少ないでしょう。史実に基づいた物語を語って聞かせるのが講談です。小牧の中学校に11年にわたりお呼びして、社会のコラボ授業を担当していただいている旭堂南海さんの本格上方講談を堪能しました。 演目は「山内一豊と千代」。夫婦愛を描いた物語は笑いの中に、ホロリとさせられる素敵なお話でした。 ********** 第3部 ●ワークショップ「講談の嘘を発見」 旭堂南海さんに、「嘘」が混じった講談をしていただき、観客がその嘘を見破る、というワークショップでした。 地元ゆかりの武将(織田信長、木下藤吉郎、斎藤道三など)が登場する物語ですが、どこに嘘が紛れ込んでいるのかさっぱりわからないほど巧妙に作られた内容で、観客は完敗でした。 こんなに楽しく、真剣に取り組める社会の授業を受けられる小牧市の中学生は幸せだなぁと思いました。 ●パネルディスカッション「笑いを教育に生かす」 玉置会長を進行役に、野口先生、志水先生、大西先生、池田先生、南海さん、雀太さんの6名がパネリストとなり、「笑いを教育に生かす」にはどんなことが必要なのかを探るシンポジウムとなりました。 南海さんや雀太さんは、「話芸にはリズムが必要で、それはとにかく練習するしかない」とおっしゃいました。お二人は声を操るプロなので、それはそれは厳しい練習を積み重ねてきたことだろうと思います。 その言葉を受けて教師陣からも、「教師も練習は必要だと思う」という意見が出ました。ベテランの先生方も若いころは自分の授業を録音して何度も聞いて、ダメなところを何度も練習したとおっしゃっていました。録音するなどして、客観的に自分の声やテンポ、リズムを知ることが大切なのだなと思いました。 とても味わい深いシンポジウムとなりました。 登壇された皆さま、ありがとうございました。 【番外編】 第7回 教育と笑いの会 (1)
12月2日(土)名古屋・東建ホールにて、「第7回 教育と笑いの会」が開催されました。
平成26年8月に始まった「教育と笑いの会」。 東京や北海道でも開催し、名誉会長である野口芳宏先生の目論見である「全国制覇!」が着々と進んでいます。 早くも「第7回」となる今回も満員御礼のお客様にお越しいただき、皆さまと一緒に、楽しい笑い声の絶えない時間を過ごすことができました。 来年6月には福岡、12月には名古屋、そして再来年6月には再び北海道(函館)での開催が決定しています。 今後とも、ぜひごひいきに! ********** <教育と笑いの会の歴史> 第1回 平成26年8月16日 名古屋 第2回 平成27年12月19日 名古屋 第3回 平成28年6月5日 東京 第4回 平成28年12月10日 名古屋 第5回 平成29年2月26日 小樽 第6回 平成29年7月22日 東京 第7回 平成29年12月2日 名古屋 <今後の予定> 第8回 平成30年6月30日 福岡 第9回 平成30年12月1日 名古屋 第10回 平成31年6月29日 函館 ********** 第1部 ●野口芳宏の「教育漫談」 教育と笑いの会名誉会長であられる野口芳宏先生の恒例の教育漫談。 野口先生が担任時代のエピソードを面白おかしく話していただき、会場は大爆笑。 名誉会長の笑いのセンスは抜群で、最後に話された、ネタが詰まった「暴露本」(笑)をぜひいつか出版していただきたい!と思いました。 ●志水廣の「教育漫談」 志水廣先生のダンディーな装いから繰り出される自虐ネタは、安定した鉄板です。 授業に役立つ「ミニ講座」を盛り込む豪華な構成で、笑いも取りつつ、学びもあるとても楽しい漫談でした。 ●学校RRの「教育漫才」 今回、名古屋で初登壇の「学校RR」です。 教育コンサルタントの大西貞憲さんと、元PTA会長の斎藤早苗が結成した教育漫才のコンビです。 いつもスマートでクールな大西さんに、お母さんである斎藤がガンガン突っ込む展開に、会場からは大きな笑いをいただきました。 教育界に新たな「笑い」の風を吹き込む「学校RR」です。ぜひ皆さんの学校に呼んでください(笑) ●池田修の「お笑い切り返し講座」 「教育と笑いの会」にはなくてはならない池田修先生の講座。 子どもからの一言にカチンときたり、戸惑ったり…「こんなとき、どう切り返す?」という池田先生の講座はすぐに役立つ内容です。 ちょっとひねった切り返しが笑いを生み、お互いに笑顔になって場が和みます。会場も笑いがあふれる楽しい雰囲気に包まれました。 第5回 例会********** 1.グループごとの発表(リハーサル) 2.今後の予定 ********** 今回は、2月のフォーラムのリハーサルを行いました。 グループごとに、実際の流れに沿って、壇上での動きなど細かい部分も確認しました。 各グループは、これまでメーリングリストなどで提案内容を検討してきましたが、まだまだ形を作る段階で、内容の検討が必要です。 会員から出た厳しいダメ出しも含めて、今後もさらなる検討を重ねていきます。 ********** 議題2.今後の予定 ●第6回 愛される学校づくり研究会 例会 H30年1月21日(日)13時〜 春日井EDUCOM フォーラムに向けて、最終確認をします。 ●愛される学校づくりフォーラム2018 in 名古屋 H30年2月24日(土)終日 東建ホール ※「愛される学校づくりフォーラム2018 in 名古屋」の申し込みが始まっています。会員の方も申し込みが必要です。まだの方はお急ぎください! お申込みはこちらからどうぞ! 【教育コラム】「お母さんは学校の応援団長」第56回
教育コラム「お母さんは学校の応援団長」第56回をアップしました。今回は「「つながる」に思うこと」です。
【教育コラム】「学校を離れて観ると」第11回
教育コラム「学校を離れて観ると」第11回をアップしました。今回は神戸和敏先生の「授業の筋肉」です。
第4回 例会 (2)******************** 議題4.グループ別協議 議題5.グループ別発表・会員による協議 議題6.全体協議 グループごとにこれまで研究してきたことを整理し、発表内容や役割分担を詰めました。 その後、中間発表として各グループの提案を発表しました。会員からさまざまな質問や改善点の指摘があり、次回までにさらにブラッシュアップすることを確認しました。 【会員の皆さま】 グループごとに、まとめがMLで流されていますので、詳細はそちらをご参照ください。 ********** 議題6.今後の予定 ●第5回 愛される学校づくり研究会 例会 12月2日(土)開場9時、開始10時 東建ホール 例会開始前に、各グループにて打ち合わせを行います。開場(9時)に合わせてお集まりください。 フォーラムのリハーサルが中心になります。 フォーラム会場での例会となります。会場をお間違えの無いようにご注意ください。 ※午後は「第7回教育と笑いの会」が開催されます。会員の方も申し込みが必要です。まだの方はお急ぎください! ●第6回 愛される学校づくり研究会 例会 H30年1月21日(日)13時〜 春日井EDUCOM フォーラムに向けて、最終確認をします。 ●愛される学校づくりフォーラム2018 in 名古屋(仮称) H30年2月24日(土)終日 東建ホール 第4回 例会 (1)********** 【議事】 2.自己紹介 3.フォーラムの概要・今後の予定説明 4.グループ別協議 5.グループ別発表・会員による協議 6. 全体協議 7.今後の予定 ********** 議題3.フォーラムの概要・今後の予定説明 今年度の当研究会の研究テーマは、以下のとおりです。 このテーマに沿って、4つのグループに分かれて、それぞれの「相手」にどう伝えるのかを研究してきました。 <テーマ> 新学習指導要領を理解し、相手(ベテラン教職員・若手教職員・保護者や地域住民)を意識して伝えるための「プレゼンテーション」「資料」「ワークシート」などを作る。 A:学校経営と新学習指導要領 B:授業改善と新学習指導要領 C:ICT活用と新学習指導要領 D:学校と保護者・地域連携と新学習指導要領 フォーラム当日のスケジュールや、発表順についての確認を行いました。 【教育コラム】「お母さんは学校の応援団長」第55回
教育コラム「お母さんは学校の応援団長」第55回をアップしました。今回は「お母さんが学校や先生に伝えたいこと(4)」です。
【教育コラム】「玉置流・教師論」第12回
教育コラム「玉置流・教師論」第12回をアップしました。今回は「発言者以外を見ることで授業は変わる」です。
【教育コラム】「今愛される学校づくりは」第10回【教育コラム】「お母さんは学校の応援団長」第54回
教育コラム「お母さんは学校の応援団長」第54回をアップしました。今回は「お母さんが学校や先生に伝えたいこと(3)」です。
【教育コラム】「私の心に残る授業」第9回
教育コラム「私の心に残る授業」第9回をアップしました。今回は小川康夫先生の「たいがいた」です。
【教育コラム】「玉置流・教師論」第11回
教育コラム「玉置流・教師論」第11回をアップしました。今回は「教師や親による子どもをディスカウントする言葉」です。
【教育コラム】「学校を離れて観ると」第10回
教育コラム「学校を離れて観ると」第10回をアップしました。今回は平林哲也先生の「枝葉は根幹によって育つ」です。
第3回 例会(番外編)EDUCOMのスタッフの皆さんにご準備いただき、今年も盛大に「暑気払いの会」を開催していただきました。 玉置ゼミの学生さんたちにもお手伝いをしていただいて、気配りができる学生に育っていることを実感しました。 指導教官のご指導の賜物ですね(笑) 模擬授業の授業者や子ども役としての役割もあり、たいへんでしたね。ありがとうございました。 今年のイベントは「スイカ割り」 師弟で力を合わせて、見事にスイカを割って見せてくれました。 スタッフの皆さん、ご参加の会員の皆さん、ありがとうございました。 来年の夏も楽しみにしています(笑) 第3回 例会(3)********** 議題5、6.グループ別協議、および協議内容の報告・質疑 グループごとに協議し、研究の方向性を決めました。 次回(第4回・10月28日)までに、必要に応じてグループごとに検討会や勉強会などを行うことがあります。 MLを活用していただき、各グループで引き続き検討をお願いします。 <Aグループ:学校経営と新学習指導要領> 新学習指導要領について、会場で説明する形を考えている。 妹尾氏に「まとめ」「解説」をお願いできればと考えている。 職員研修のやり方を映像で発表することも検討している。 <Bグループ:授業改善と新学習指導要領> 「授業のレベル」がわかるようなシートが作成できるとよいと考えている。 「主体的・対話的で深い学び」の具体例を示して、授業改善の具体的な指標が示せるとよい。 <Cグループ:ICT活用と新学習指導要領> 「日常的」にコンピュータを使うことにフォーカスする提案にしたい。 特別なことではなく、今の設備を利用してできる日常的な活用の提案ができるとよい。 <Dグループ:学校と保護者・地域連携と新学習指導要領> 今現在でも「地域連携」は行われているので、各校で取り組んでいるそれらの活動が、新学習指導要領の中ではどのような位置付けにあたるのかを示して、現在の活動の価値付けができるとよいと考えている。 さらにそれを保護者や地域に提示し、説明できるようなものが作れるとよい。 ********** 議題7.今後の予定 次回以降の例会スケジュールです。 第4回 10月28日(土)13:00 春日井EDUCOM (午前は「授業深掘りセミナー」) 第5回 12月2日(土)10:00 東建ホール (午後は「教育と笑いの会」) 第6回 1月21日(日)13:00 春日井EDUCOM 第7回 2月24日(土)10:00 東建ホール(フォーラム) 次回(第4回)は、最後のグループ討議の機会になります。できるだけご参加いただけるように、よろしくお願いします。 なお、午前中に「授業深掘りセミナー」が開催されます。参加を希望される場合は「授業と学び研究所HP」から申し込みをお願いいたします。 第3回 例会(2)********** 議題4.研究協議 今回の模擬授業の検討は「授業アドバイスツール」を使って行いました。 検討の観点は、新学習指導要領のキーワードである「主体的・対話的で深い学び」が授業の中で見られたかどうか、ということにしました。 そのため「授業アドバイスツール」に「主体的」「対話的」「深い学び」の3つのボタンを作って、会員の代表者に授業観察をしていただきました。 最後に、山田貞二先生と和田裕枝先生から講評をいただき、道徳授業での考え方についても教えていただきました。 <主体的> 子ども役が、授業者の発問について考えている様子が見られた場面で、「主体的」ボタンが多く押されていました。 また、発表している場面や、ペアで話し合っている場面でもボタンが押されており、観察者の中でも「主体的」のとらえ方が様々にあることがわかりました。 <対話的> 子ども役が話し合っている場面では、言うまでもなく「対話的」ボタンが多く押されていました。 また、子ども役が対話に入る前の教師の働きかけの場面でも「対話的」ボタンが押されていました。「対話的」になる前の指導の大切さがクローズアップされました。 それ以外でも、人の意見を聞いている側も「対話的」である、という指摘をされた観察者もいました。 対話とは、話すだけでなく聞くことも含まれる、という考え方もあることがわかりました。 <深い学び> 後半で「ゆさぶり」発問を出した場面で、「深い学び」ボタンが多く押されていました。 一度は納得したことも、「ほんとにそうなの?」「なぜそうなの?」とゆさぶられると、改めて考えさせられます。 その体験で、子ども役の考えが一段深まるだろう、ということがわかりました。 <講評> ・「自我関与」として自分だったら、と考えることも重要。その上で登場人物の心情を考えさせること。 ・自分とのズレを認識することで、多面的、多角的な物の見方ができるようになる。 ・「価値観」の多様性を実感させるためには板書するなど、「見える化」した方がよい。 ・「深い学び」につなげるためには、条件を付けすぎないことが大切。 ・条件がある方が考えやすいが、条件に縛られると考えが広がらない。 ・無理やり押しつけない。許容することで、答えの多様化につながる。 授業検討者の皆さん、講評をくださった先生方、ありがとうございました。 第3回 例会(1)********** 【議事】 2.自己紹介 3.ゼミ生による模擬授業 4.研究協議 5.グループ別協議 6. グループ別協議内容の報告・質疑 7.今後の予定 ★暑気払いの会 ********** 議題3.ゼミ生による模擬授業 道徳「ドッチボール」小3 <あらすじ> ドッチボールが苦手な女の子が主人公。 ボールをキャッチしたり、投げたりすることが少し苦手で、いつも外野になってしまうことが多い。 「いやだな」という気持ちを持っている。 ある日の体育の授業でドッチボールをやったときも、二度もミスをしてしまい、いやな気持ちになった。 けれどクラスメートが温かいはげましの言葉をかけてくれ、ボールをパスしてくれるなどフォローしてくれた。 それでやる気がわいて「がんばってみよう」という気持ちになった。 <授業の様子> 玉置ゼミを代表して、吉田航平くんが模擬授業をしてくれました。 直前に教員採用試験を控えていたため、事前に授業準備をしてはならないと玉置先生の指導がありました。そのため例会直前の午前中2時間で玉置先生と教材研究をして授業に臨んでくれました。しかしそのような短時間で準備をしたとは思えないほど落ち着いた態度で、立派に授業をしてくれました。 子ども役には資料は渡さず、先生の範読で授業が進められました。 範読に入る前にイラストを提示し、どんな場面なのか?主人公の気持ちは?という発問で物語の内容を想像させていたので、範読を聞きながら「考えるべき視点」を子ども役が持てたと思います。 途中、ポイントとなる部分(考えるべき視点のヒントとなる部分→主人公の気持ちが想像できる場面)は説明を加えながらの範読で、子ども役も考えながら聞けたでしょう。 範読後は、「どんなことがあって、主人公の女の子はどんな気持ちになったのか?」という発問で、各自にノートに意見を書かせて、それを発表させました。 個人の意見の発表後、さらに「失敗しても楽しいと思うのはなぜか?」というゆさぶりの発問でペアで交流をしました。 この場面では、それぞれのペアが活発に意見を言い合っている様子が見られ、お互いの意見を聞き合うこともしっかりできていました。 最後は、「授業で印象に残ったことを30秒でペアで話しましょう」としました。 これは、普段よく行われる「振り返りをノートに書く」という作業を、「話す」ことに置換えた活動です。 人に伝えることで、個人の感想にとどめず、いろんな意見を知る活動になっていました。 ここでも各ペアで活発な意見交流がされていて、30秒では話足りないという感じの子ども役の表情が印象的でした。 授業者、子ども役の玉置ゼミの皆さん、ありがとうございました。 【教育コラム】「お母さんは学校の応援団長」第53回
教育コラム「お母さんは学校の応援団長」第53回をアップしました。今回は「お母さんが学校や先生に伝えたいこと(2)」です。
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