【教育コラム】「学校を離れて観ると」第10回

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教育コラム「学校を離れて観ると」第10回をアップしました。今回は平林哲也先生の「枝葉は根幹によって育つ」です。

第3回 例会(番外編)

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8月26日(土)に開催された「平成29年度 愛される学校づくり研究会 第3回例会」の記録【番外編:暑気払いの会】です。

EDUCOMのスタッフの皆さんにご準備いただき、今年も盛大に「暑気払いの会」を開催していただきました。

玉置ゼミの学生さんたちにもお手伝いをしていただいて、気配りができる学生に育っていることを実感しました。
指導教官のご指導の賜物ですね(笑)
模擬授業の授業者や子ども役としての役割もあり、たいへんでしたね。ありがとうございました。

今年のイベントは「スイカ割り」
師弟で力を合わせて、見事にスイカを割って見せてくれました。

スタッフの皆さん、ご参加の会員の皆さん、ありがとうございました。
来年の夏も楽しみにしています(笑)


第3回 例会(3)

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8月26日(土)に開催された「平成29年度 愛される学校づくり研究会 第3回例会」の記録です。

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議題5、6.グループ別協議、および協議内容の報告・質疑

グループごとに協議し、研究の方向性を決めました。
次回(第4回・10月28日)までに、必要に応じてグループごとに検討会や勉強会などを行うことがあります。
MLを活用していただき、各グループで引き続き検討をお願いします。

<Aグループ:学校経営と新学習指導要領>

新学習指導要領について、会場で説明する形を考えている。
妹尾氏に「まとめ」「解説」をお願いできればと考えている。
職員研修のやり方を映像で発表することも検討している。

<Bグループ:授業改善と新学習指導要領>

「授業のレベル」がわかるようなシートが作成できるとよいと考えている。
「主体的・対話的で深い学び」の具体例を示して、授業改善の具体的な指標が示せるとよい。

<Cグループ:ICT活用と新学習指導要領>

「日常的」にコンピュータを使うことにフォーカスする提案にしたい。
特別なことではなく、今の設備を利用してできる日常的な活用の提案ができるとよい。

<Dグループ:学校と保護者・地域連携と新学習指導要領>

今現在でも「地域連携」は行われているので、各校で取り組んでいるそれらの活動が、新学習指導要領の中ではどのような位置付けにあたるのかを示して、現在の活動の価値付けができるとよいと考えている。
さらにそれを保護者や地域に提示し、説明できるようなものが作れるとよい。


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議題7.今後の予定

次回以降の例会スケジュールです。

第4回 10月28日(土)13:00 春日井EDUCOM
   (午前は「授業深掘りセミナー」)
第5回 12月2日(土)10:00 東建ホール
   (午後は「教育と笑いの会」)
第6回 1月21日(日)13:00 春日井EDUCOM
第7回 2月24日(土)10:00 東建ホール(フォーラム)

次回(第4回)は、最後のグループ討議の機会になります。できるだけご参加いただけるように、よろしくお願いします。

なお、午前中に「授業深掘りセミナー」が開催されます。参加を希望される場合は「授業と学び研究所HP」から申し込みをお願いいたします。


第3回 例会(2)

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8月26日(土)に開催された「平成29年度 愛される学校づくり研究会 第3回例会」の記録です。

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議題4.研究協議

今回の模擬授業の検討は「授業アドバイスツール」を使って行いました。

検討の観点は、新学習指導要領のキーワードである「主体的・対話的で深い学び」が授業の中で見られたかどうか、ということにしました。

そのため「授業アドバイスツール」に「主体的」「対話的」「深い学び」の3つのボタンを作って、会員の代表者に授業観察をしていただきました。

最後に、山田貞二先生と和田裕枝先生から講評をいただき、道徳授業での考え方についても教えていただきました。

<主体的>

子ども役が、授業者の発問について考えている様子が見られた場面で、「主体的」ボタンが多く押されていました。
また、発表している場面や、ペアで話し合っている場面でもボタンが押されており、観察者の中でも「主体的」のとらえ方が様々にあることがわかりました。

<対話的>

子ども役が話し合っている場面では、言うまでもなく「対話的」ボタンが多く押されていました。
また、子ども役が対話に入る前の教師の働きかけの場面でも「対話的」ボタンが押されていました。「対話的」になる前の指導の大切さがクローズアップされました。
それ以外でも、人の意見を聞いている側も「対話的」である、という指摘をされた観察者もいました。
対話とは、話すだけでなく聞くことも含まれる、という考え方もあることがわかりました。

<深い学び>

後半で「ゆさぶり」発問を出した場面で、「深い学び」ボタンが多く押されていました。
一度は納得したことも、「ほんとにそうなの?」「なぜそうなの?」とゆさぶられると、改めて考えさせられます。
その体験で、子ども役の考えが一段深まるだろう、ということがわかりました。

<講評>

・「自我関与」として自分だったら、と考えることも重要。その上で登場人物の心情を考えさせること。
・自分とのズレを認識することで、多面的、多角的な物の見方ができるようになる。
・「価値観」の多様性を実感させるためには板書するなど、「見える化」した方がよい。
・「深い学び」につなげるためには、条件を付けすぎないことが大切。
・条件がある方が考えやすいが、条件に縛られると考えが広がらない。
・無理やり押しつけない。許容することで、答えの多様化につながる。


授業検討者の皆さん、講評をくださった先生方、ありがとうございました。

第3回 例会(1)

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8月26日(土)に開催された「平成29年度 愛される学校づくり研究会 第3回例会」の記録です。

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【議事】
2.自己紹介
3.ゼミ生による模擬授業
4.研究協議
5.グループ別協議
6. グループ別協議内容の報告・質疑
7.今後の予定

★暑気払いの会

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議題3.ゼミ生による模擬授業

道徳「ドッチボール」小3

<あらすじ>

ドッチボールが苦手な女の子が主人公。
ボールをキャッチしたり、投げたりすることが少し苦手で、いつも外野になってしまうことが多い。
「いやだな」という気持ちを持っている。
ある日の体育の授業でドッチボールをやったときも、二度もミスをしてしまい、いやな気持ちになった。
けれどクラスメートが温かいはげましの言葉をかけてくれ、ボールをパスしてくれるなどフォローしてくれた。
それでやる気がわいて「がんばってみよう」という気持ちになった。

<授業の様子>

玉置ゼミを代表して、吉田航平くんが模擬授業をしてくれました。
直前に教員採用試験を控えていたため、事前に授業準備をしてはならないと玉置先生の指導がありました。そのため例会直前の午前中2時間で玉置先生と教材研究をして授業に臨んでくれました。しかしそのような短時間で準備をしたとは思えないほど落ち着いた態度で、立派に授業をしてくれました。

子ども役には資料は渡さず、先生の範読で授業が進められました。
範読に入る前にイラストを提示し、どんな場面なのか?主人公の気持ちは?という発問で物語の内容を想像させていたので、範読を聞きながら「考えるべき視点」を子ども役が持てたと思います。
途中、ポイントとなる部分(考えるべき視点のヒントとなる部分→主人公の気持ちが想像できる場面)は説明を加えながらの範読で、子ども役も考えながら聞けたでしょう。

範読後は、「どんなことがあって、主人公の女の子はどんな気持ちになったのか?」という発問で、各自にノートに意見を書かせて、それを発表させました。
個人の意見の発表後、さらに「失敗しても楽しいと思うのはなぜか?」というゆさぶりの発問でペアで交流をしました。
この場面では、それぞれのペアが活発に意見を言い合っている様子が見られ、お互いの意見を聞き合うこともしっかりできていました。

最後は、「授業で印象に残ったことを30秒でペアで話しましょう」としました。
これは、普段よく行われる「振り返りをノートに書く」という作業を、「話す」ことに置換えた活動です。
人に伝えることで、個人の感想にとどめず、いろんな意見を知る活動になっていました。
ここでも各ペアで活発な意見交流がされていて、30秒では話足りないという感じの子ども役の表情が印象的でした。


授業者、子ども役の玉置ゼミの皆さん、ありがとうございました。


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