国際こども教室/ディキャンプ(2016/7/10)
2日前まで雨が降るのではと心配でしたが、今年も初夏の青空のもと「国際こども教室」ディキャンプを実施することができました。別々の小学校に通う多国籍のこども39人、活動を支えてくださるボランティアの皆さん13人、そしてKIAスタッフ4人を加えた総勢56人の大所帯でした。
午前中は、火おこしから始まるカレー作りと飯ごう炊飯。緑生い茂る自然の中で、班の友達と協力して作ったカレーやフルーツポンチをおいしくいただきました。薫り高い飯ごうのお焦げごはんが懐かしく感じられました。 午後は、お楽しみのウォークラリー。思っていた以上に高低差があり、ブーイングの嵐かと思いきや、こども達の底力に感動させられました。 ウォークラリーの辛さ以上に、新しい友達との出会い、道に迷ったとき班の友達と助け合ったこと、みんなで考えたチェックポイントの問題、ゴールについたときの達成感などを「楽しかった」と表現し、「また、参加したい」の声が感想にあふれていました。 同行いただいたボランティアの皆さま、送迎にご協力いただいた保護者の皆さま、心からお礼申し上げます。 (写真集はこちら) スペイン料理教室(2016/6/25)
6月25日(土)、スペイン料理教室を開きました。スペイン出身のカサン先生をお招きして、エビのアヒージョ、シーフードサラダ(タコ、アボカドなど)、デザート(プラタノマチャカード=つぶしたバナナにくるみ、はちみつなどをかけたもの)を作りました。
参加者からも簡単に作れて、しかも美味しく出来上がったとのことで、とても好評でした。 カサン先生は、明るくて、とても気さくな方で、スペイン料理を通じてスペインの文化にも触れることができました。 「フェアトレードって、な・あ・に?」活動報告(2016/6/11)
“チョコレートの来た道”について考えてみることで、私たちの日常からは知ることのできない現実について学習しました。
21世紀の現在も奴隷が存在し、10歳に満たないこどもたちが学校で教育を受けることもなくカカオ農場で働いているということ。そのこども達はチョコレートが何であるかを知らないということ。教育の機会を奪い、心身の健全な発達を妨げ、こども達を貧困の悪循環に巻き込む児童労働に従事するこどもの数が日本の人口を超えること。などの現実が報告されました。 この悪循環を断つ一手段としてフェアトレード運動が生まれたそうです。生産者にきちんとした対価を払うことで、様々な問題の解決につなげることができるフェアトレードの仕組みについて理解を深めました。 終わりには、伊勢市立小俣中学校の児童労働をなくす歌のDVDが上映され、「今、私たちにできること」について考えました。 昨年フェアトレードタウン認定を受けた名古屋市を中心に様々なフェアトレードイベントが開催されています。これを機会に少し目を向けてみてはいかがでしょう。 (写真集はこちら) |
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