1月1日 年の始まり松尾芭蕉は奥の細道で「月日(つきひ)は百代(はくだい)の過客(くわかく)にして、行(ゆき)かふ年も又旅人也(なり)。」と述べています。月日というのは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた同じように旅人である。と解釈されています。その意味では,2015年の昨日と2016年の今日。大きな違いがないように思えるかもしれませんが,年が改まることによって,気持ちは大きく改まります。去年できなかったことを,去年やり残したことを今年はぜひやってみたい。去年失敗したことを,今年はぜひ取り返してみたい。そんな気持ちにさせてくれるのが新年です。今日の青空は,皆さんの新しい気持ちを力強く応援してくれています。 為せば成る、為さねば成らぬ何事も。強い気持ちで一年を過ごしましょう。 |
|