学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時(開校2年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
_________________________________
大切にしたい思い出 私の宝物です
私はこの緑ケ丘中学校でとても心に残るたくさんの思い出をつくることができ嬉しく思いました。私がいつまでも忘れることのできない思い出は、中学校最後の文化祭です。
文化祭は準備期間が短くて本当に大丈夫なのかな?と不安でした。私たちのクラスの学級展示「迷路」は問題点ばかりあり大変でしたが、クラス全員が協力し合いながら一生懸命取り組み、たくさんの人たちに楽しんでもらうことができて嬉しかったです。
また、「学年ステージ発表」もあり、時々私は頭の中がパニック状態になることがありました。学年発表とあって大きな作業がたくさんあり、思うようにいかなかったりと苦労ばかりありましたが、一人ひとりが自分の仕事に責任を持ち、最後まで精一杯頑張ることができました。
私はこの文化祭準備の間、今まで関わりを持たなかった人たちや話せなかった人とも思い出に残る楽しい準備ができ、毎日学校に来るのがとても楽しくてたまりませんでした。私たち一人ひとりの努力があり、第2回緑ケ丘中学校翠巒祭を盛大に終えることができて良かったです。
その他にも私には忘れられないたくさんの思い出があります。バレー部全員で悔し涙を流した最後の中体連。いくら全力を尽くして頑張ったことでも、涙を止めることはできませんでした。
3年生になるとすべてのことに対して「最後」という言葉がつきものですが、私はこの「最後」という言葉がついてしまうことをとても悲しく感じます。でも、私は心の中の思い出は、いつになっても「最後」という言葉はつきません。だから、忘れることのできないたくさんの思い出をいつまでも大切にしてういきたいと思います。
今まで私にたくさんの喜び・感動・勇気・思い出。毎日を楽しませてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
_________________________________