雨が降ったり止んだりの肌寒い日になりました。いよいよ３学期も残すところ10日です。
　運動部は春の大会が近づき、ますます熱が入っています。寒さに負けず、今日も元気一杯活動中です。

　今週は寒い日もありましたが、今日は風もなく穏やかな日です。運動場の部活動もいつもに増して元気一杯に活動をしているように感じます。考えてみると、あと１ヶ月で選手権大会ですね。力の試されるときがやってきました。

　１限から３限はファイナルテストでした。２年生のまとめのテストとして、全力を尽くしている姿をたくさん見ることができました。
　テスト後の４・５限は、立志の会に向けての練習に励みました。合唱も完成に近付きつつあります。本番が楽しみです。

ST後には、来年度に行われる陸上・相撲大会に向けてのオリエンテーションがありました。陸上男子は総合2連覇、女子と相撲は総合優勝に向けて、いよいよ始動です。

　1限に体育館で、立志の会に向けての練習が行われました。
　今日は誓いのことばと歌の練習をメインで行いました。
　練習を重ねるごとに上手になってきています。
　本番が楽しみです。

　本年度の最後となる読み聞かせの会が開かれました。寒い朝でしたが、ボランティアの皆さまに早朝よりお越しいただき、今日も充実した読み聞かせの時間となりました。
　ボランティアの皆さま、１年間、誠にありがとうございました。次の会は来年度となります。引き続きぜひご協力をよろしくお願いいたします。

　6限に屋内運動場で、来年度前期の生徒会役員選挙立会演説会が行われました。
どの立候補者も、自分の思いや実現したいことを、有権者のみなさんに熱く語っていました。
　落ち着いた雰囲気のなか、静かに演説を聞くことができ、来年度に向けて期待が持てる選挙になりました。

　東日本大震災の被災者の皆様に全校で黙祷をささげた後、１０名の立候補者による生徒会役員選挙、立会演説会が行われました。会長候補始め１０名の皆さん全員が、とても大きな声ではきはきと自分の考えを述べました。あいさつ運動やクラスマッチ、体育祭にまで自分の考えや理想の今中像を描き一生懸命に発表する姿が印象的でした。
　その後生徒の皆さんは教室に戻り投票をしました。結果は明日発表されます。誰が当選しても、しっかりやってくれると信じられる今日の立会演説会でした。

　４年前の今日、東北地方を中心に巨大地震と巨大津波が襲いました。死者１５，８９１名不明者２，５８４名、避難後の関連死者は３，１９４名といわれる未曾有の自然災害でした。私たちは、この災害を忘れることなく、そして亡くなられた方や今も苦しんでみえる方々の気持ちを考えながら、力強く生きねばなりません。「がんばろう日本」という言葉をよく耳にします。そのとおりです。
　本日今伊勢中学校では、一日半旗を掲げるとともに、午後の集会では、黙禱を全校でささげる予定になっています。

　天気予報どおりに雪が降ってきました。啓蟄が過ぎ、野山に飛び出した虫たちも驚いていることでしょう。運動場の部活動は中止となりました。

2年生は6限に体育館で立志の会に向けての練習を行いました。

キャンドルサービスや誓いのことばなど、新しく覚えることが盛りだくさんでしたが、一生懸命に取り組み、素早く覚えることができました。歌も徐々にレベルアップしてきました。

今日は公立入試Ｂ日程1日目です。多くの生徒が緊張した空気の中、受検会場に到着しました。中には友達と冗談を交えながら、緊張をほぐしている生徒もいます。
3年生は公立高校合格を目指して、今日まで努力し続けてきました。努力の成果を存分に発揮する姿を期待します！
頑張れ！3年生！

今伊勢連区学校運営協議会の第４回全体会と第７回中学校部会が開催されました。
全体会では、3つの部会に分かれて活動をしています。
調査広報部会からアンケートについて報告があり、それに対する意見が出されました。調査対象や、「あいさつ」についての捕らえ方などが論点となりました。
地域部会からは、携帯電話やゲーム機などの危険性を知らせる講演会の計画が具体的に進められました。まさに、地域を網羅した活動が来年度展開されそうです。
　学習部会からは、「家庭の日」の過ごし方についてのアンケート集約の結果が報告されました。家族と過ごす児童生徒が多いようですが、過ごし方に課題がありそうです。
　その後、中学校部会として校長室で話し合われ、来年度の教育方針等が承認されました。

　昨日3年生を送り出した先生たちが小学校へ出向いて，出前授業を行いました。今伊勢小学校では，社会，数学，音楽，英語の授業を実施しました。
　社会では，中学校で学習する地理・歴史・公民の3分野の紹介に続き，地図上の国の形や位置から国名を考えたり，人間の歴史について学んだりしました。数学では，中学校でも文字を使って考えるいろいろな数の規則性について学習しました。音楽では，姿勢や表情，息の使い方の基本に始まり，「ひまわりの約束」を歌いました。英語では，宇宙人を題材に，体の部分や食べ物などについて，英語を聞いて絵に表現する活動を行いました。

　２年生は６限に体育館で立志の会に向けての練習を行いました。
昨日の卒業式は、精一杯卒業生を送ることができました。次は自分たちが主役です。

　今伊勢西小学校にお邪魔して，６年生を対象に授業を行いました。小中連携の試みの一つです。西小学校では，技術，社会，英語の授業を行ってきました。どの児童も真剣に話を聞き，一生懸命活動してくれました。中学校に入っても，がんばってくれることでしょう。入学式が楽しみです。

　卒業式から一夜明け，昨日とはまったく違った雰囲気で集合しました。多くの生徒が公立の一般入試を受検します。その事前指導です。集合時間，持ち物，そして「心構え」を確認しました。来週からまた寒くなりそうです。体調管理に気をつけてラストスパートです！

　昨日の感動の余韻が、まだ残る今日です。あらためてご卒業おめでとうございます。

今日は、昨日の卒業式での式辞を掲載しますので、ご一読ください。

（一部割愛）
卒業生の皆さん。ご卒業おめでとうございます。

　今日の卒業に際して、なによりもまず、周りの全ての人への「感謝」の気持ちをしっかりと言葉にして伝えてください。皆さんにとって、この世に生まれてから今日まで関わった人のなかで、たった一人でも欠けていたら、今日の皆さんはありませんでした。ですからまず「ありがとう」の気持ちを伝えてください。

　さて、私は入学以来三年間「自立と貢献」を掲げ、自分の「根」をしっかりと張ることの大切さを、繰り返しお話してきました。あらためて今日、次の言葉を送ります。

「自分は　自分の責任者　
　　　　世界でたったひとりの　自分をつくっていく　責任者」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東井義雄

　この言葉には、皆さんがこれからの人生を生き抜くための大きなヒントが込められています。
人生は、「努力の縦糸」と「運命の横糸」からなる織物です。縦糸がしっかりと張られていなければ、いくら横糸を通してもいい布はできません。努力を重ね、人との出会いを活かしきることで運命は開けます。
　ではいつ、どのように「自分の責任者」として努力していけばいいのでしょうか。その答えは、すでにみなさんの中学校生活三年間にありました。
　日々の学習、清掃、生徒会活動、部活動、そして修学旅行などの宿泊活動、体育祭、合唱コンクールなどの群団活動。さらに、「小中合同のあいさつ運動」老人会のみなさんとの「ごみゼロ運動」などのボランティア活動を思い出してください。
　それぞれの活動に、より高い目標をもって、誠実に、しかも粘り強く取り組んだことで、「自分への責任」を果たせたのだと思います。
そして、それと同時に、みなさんはかけがえのない貴重なふたつの「心」を手に入れたことに気づいているでしょうか。

　そのひとつは「利他の心」です。他者への思いを第一に考え、行動しようとする「利他の心」です。
　みなさんには、相手を思いやる優しさ、自然やいのちの尊さを感じ取る繊細な心が、着実に育ちつつあるのです。
　たとえば、ごく自然に教室や廊下の汚れが気になる習慣が身に付き、懸命に清掃に取り組む姿や、「群団活動」で、後輩たちのために、指導方法を工夫したり、励ましの言葉を投げかけたりする姿に、「利他の心」はしっかりと現れていました。

　ふたつめは、「あきらめない心」です。
　勇気を出して、困難に立ち向かおうとする力は、これからの人生を生き抜くための、大きな糧となることでしょう。大会で、苦しい試合を勝ち抜いて手にした「勝利」の喜びを味わった人。体育祭や合唱で、思うように力を出し切れないまま終わってしまった人もあるでしょう。時には、自分を見失いそうになることさえあったはずです。でも、そのひとつひとつが、今のみなさんを強くたくましくさせているのです。
　若さの中心を占める価値のひとつは、「飢え」、つまり空腹感です。人一倍の夢や希望、理想や目標、憧れを見失うことなく、求め続ける力、飢餓感こそが、努力や自己変革のエネルギー源になります。
　ただがまんするのではありません。夢の実現に向けた「あきらめない心」をしっかりと持ち続けてください。
　そして卒業後も、いや卒業後こそ、「利他の心」そして「あきらめない心」を胸に刻み、夢の実現に向けて情熱を燃やしてほしい。本物の幸せをつかんでほしい。心からそう願っています。

　最後に、イギリスの貴族の家に生まれ、さまざまな人生を紡いで、現在京都大原、築百年以上の古民家に暮らすイギリス人女性、ベニシア・スタンリー・スミスさんの「幸せ」についてのメッセージをみなさんに送ります。

人生は月のように満ち欠けするもの
良い事もあれば悪い事もある
次に何が待ち受けているかわかりません　
予想もしなかったことが起きたり、愛する人を突然失ったりすることもあるでしょう

ありのままに受け入れるすべを、ゆっくりと身につけていくのです
そして 運命は偶然ではなく、自ら選びとっているのだと気づくのです

その瞬間を一生懸命に生きることが人生を楽しくしてくれる
心を静めれば美しい世界に囲まれていると気づくでしょう
髪を揺らす風や赤ちゃんの笑顔
美しい花に止まる蝶のように

幸せは自分の心しだいです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ベニシアスミス

　人は、年を重ねただけで、老いるものではありません。二十歳の年寄りもいれば、百歳の若者もいます。大切なことは、「心の持ち方」なのです。いつも夢を失わず、日々成長し続けるみなさんであってほしいと思います。

　いよいよ巣立ちのときです。今日まで皆さんを支え続けていただいた、ご家族はもちろん、皆さんが、地域で貢献できるように、機会を惜しみなく与えていただいた、地域の皆様への感謝の気持ちを忘れずに、心豊かな人生を自ら切り拓いていってください。皆さんの健闘を、心から祈っています。

　　　　　　　　　平成27年3月5日　
　　　　　　　　　　　　一宮市立今伊勢中学校長　　　森　義　朗

　いよいよ歓送となりました。校長先生と校旗を先頭に、多くの方々に見送られながら旅立っていきます。

　屋内運動場を後にした３年生は、教室で担任の先生とのお別れです。教室の黒板には、昨晩遅くまでかかって書かれた先生からのメッセージが残っています。その前でお話をする先生や１年間の思い出をスライドショーやビデオにまとめて上映する学級がありました。「しゃべると泣いちゃうんですよ」先生の本音です。
　最後の温かいひと時。今伊勢中学校のよき思い出を胸に、歓送へと移っていきます。