きららパーティー
12月22日(月)、きららパーティーをしました。通級生はみんな楽しみにしていて、いつもより早く教室に来たようでした。
10時30分、いよいよ、パーティー第一部のたこ焼き作りとホットケーキ作りを開始しました。仲よく2グループに分かれ、たこ焼き器とホットプレートを準備し、材料を切ったり、混ぜたりしました。たこ焼き作りは初めての生徒が多く、はじめは、やり方のお手本を見ていましたが、そのうち、自分でくるくると丸めることができるようになりました。何回も焼いて、たこ焼きの山が3皿できました。ホットケーキのグループは、ホットケーキを焼く人と、ケーキを飾るためのイチゴやバナナ、キウイや洋梨をスライスする人に分かれました。 きららパーティー第二部、自分のホットケーキに果物と生クリームで飾り付けをし、昼食を兼ねた食事会が始まりました。生クリームの飾り付けに凝っている女子、「見た目より味」とばかりに、ただ生クリームを乗せている男子など、それぞれ思い思いの楽しいホットケーキになりました。たこ焼きは、ソースをつけると一層おいしかったです。慌ててほおばって、「アッチチ」とやけどしそうになっている生徒もいました。 昼食後は、第三部お楽しみ会となりました。ビンゴゲームでは、トリプルリーチになってもなかなかビンゴにならなくて、番号が言われるたびに、わーとか、残念とかの声が行き交いました。その後は、輪になってUNOをしました。本当に楽しかったです。 このパーティーを通して、これまでよりもお互いの距離が縮まり、とても温かい雰囲気に満たされました。 第4回 若手教員研修会(中学校:道徳)若手教員研修会に参加している中学校教員の代表者に、第3学年「きまりを守る4−(1)」<元さんと二通の手紙【出典:あかつき】>の提案授業を公開していただきました。その後の協議会では、前半にフリーカードを用いたグループ協議を、後半にグループ協議を基にした全体協議を行いました。提案授業や協議会を参観していただいた片境先生の指導助言では、道徳の指導における導入・展開・中心発問・補助発問・終末等の在り方や考え方をアドバイスしていただくとともに、若手教員への熱いメッセージを贈っていただきました。受講者には、道徳の授業を組み立てるヒントをもらうだけでなく、目指す教員像を再確認するよい機会となったようです。 本日が若手教員研修会の最終日となるので、全4回の研修も振り返りました。 【受講者の感想:本日の研修会を通して】 ・先生の授業、グループ協議、そして片境先生の熱い魂のこもったお話に感動いたしました。元さんのはればれとした表情の本当の理由が分かり感激しました。これからも、教員としてよくなりたいという心を忘れず、子供のもつよくなりたい心を信じ抜きます。 ・異校種の先生の授業を参観させていただいて、小学校とは違う難しさを感じました。改めて、道徳のねらいに迫ることの大切さと中心発問の大切さ、難しさを感じました。 【受講者の感想:今年度の若手教員研修会全体を通して】 ・初めは研修ばかり嫌だなと正直思っていましたが、参加させていただき、考えたり、人の意見を聞いたりして研修することで、自分の指導に確実に変化を感じることができます。 ・何もかもが初めてで、初任者研修と比べても、若手研は、日々の自分の実践とよく照らし合わせて研修を受けられるので、学びが大きいと実感しています。同期と顔を合わす貴重な機会でもあるので、是非、続けていただけたらと思います。 第4回 若手教員研修会(小学校:道徳)若手教員研修会に参加している小学校教員の代表者に、第4学年「仲間を大切に2−(3)友情・信頼・助け合い」<資料:おにぎりの味【出典:光村図書】>の提案授業を公開していただきました。その後の協議会では、前半にフリーカードを用いたグループ協議を、後半にグループ協議を基にした全体協議を行いました。岡先生には、提案授業や協議会を参観し、道徳における日頃の悩みも含めて、具体的で分かりやすいアドバイスをしていただきました。受講者には、道徳指導の在り方や考え方を学ぶだけでなく、学級経営の在り方や大切さを学ぶよい機会となったようです。 この研修会が今年度最後の若手教員研修会となるので、全4回の研修も振り返りました。 【受講者の感想:本日の研修会を通して】 ・道徳について深く考えたのは、初任者研修以来だったので、今回とても力が付いたように感じました。指導案にいくらうまいことを書けても、結局学級経営が道徳の柱だと痛感しています。担任している素直な子供たち31名のため、心が温かくなる道徳になるよう、学んだことを生かしていきます。 ・小学校の道徳を初めて参観させていただきました。たくさん考えたいという子供たちの意欲がとても感じられました。中学生はなかなか発言が多くありませんが、少しでも近づけるように、今日学んだことを生かしていきたいです。 【受講者の感想:今年度の若手教員研修会全体を通して】 ・若手教員同士で指導案について悩んだり、学級経営について思っていることを共有できる機会があり毎年うれしく思います。明日からまた頑張ろうという気持ちにいつもさせられます。来年はいよいよ5年次なので、若手研の集大成にしたいです。 ・2〜5年次の先生方と研修できるのは、大変勉強になりました。幅広い考え方や意見などを伺うことができ、自分が5年次で同じようになれるかは不安で仕方がありませんが、まだまだ経験していかねばならないことがあることを再認識させてもらうことができました。 きらら子展示会
11月8日(土)のきらら子展示会には、多くの方々に来ていただきました。
子供たちは、温かい励ましの言葉をたくさんかけていただき、心地よい成就感を味わうことができました。受付、作品説明、お茶の接待等、どきどきしながらも一生懸命に取り組み、前日まで抱いていた不安を自信に変えることができました。 ご多用な中、大勢の皆さんにおいでいただいたこと、そして、書いていただいたご感想を励みにして、子供たちは「これからも、がんばりたい」という気持ちを強くしました。 絵手紙教室
「芸術の秋」、「スポーツの秋」など、秋に付けられる形容詞は多種多様です。適応指導教室の子供たちも、陶芸体験やスポーツ交流など、秋を楽しく味わっています。
今回は、10月9日(木)、17日(金)と2回にわたって、絵手紙教室を開催しました。講師は、昨年に引き続いて、池田治美先生にお願いしました。参加者全員が初めての体験で、はじめは、筆の持ち方や線のひき方など、絵手紙独特の基本的な手法を学びました。 1回目は、ピーマンを素材として、目でしっかりと捉え、ゆっくりとした線でたっぷりと描くものでした。先生の温かい声かけや「その線いいわあ。」、「これすてきね。」などの賞賛の言葉に、絵画が苦手だと思っている生徒も、いつの間にか味のある作品が出来上がりました。 2回目は、家から持ってきた紅葉した葉や変わった形の葉などを、拓本墨で和紙に写し取り彩色してから葉書に貼るというものでした。まっ赤な桜の葉や黄色に色づいた栗の葉、少し穴のあいた葉や朽ちかけたおもしろい葉など、それぞれが選んだ葉を葉脈が分かるように、和紙に写し取りました。それから、葉の部分を水切りして彩色しました。薄い色から次第に濃い色へ、一番目立った色を中心にして、など分かりやすく教えていただきました。彩色した葉を、葉書に貼って、送る相手へ心を込めた言葉を添えました。 一人一人の個性を尊重した指導のおかげで、伸びやかで温かい雰囲気に包まれていました。「へたでいい、へたがいい。」「送る人のことを考えて。」など、先生のいろいろな言葉が一番の励ましでした。 <終わっての感想> ・今日、絵手紙を描きました。ピーマンとトマトを描きました。下手になった けど、楽しかったのでよかったです。 ・今日の絵手紙教室で、自分の納得のいく作品が作れてよかったです。教えて くださった先生に感謝したいです。 高岡地域適応指導教室交流会in氷見
10月10日(金)高岡地域適応指導教室の交流会が氷見市B&G海洋センターで行われ、5名の通級生が参加しました。午前中はパークゴルフ、午後はニュースポーツで、氷見市適応指導教室の通級生と交流してきました。
教育センターを出発するときは曇り空だったのですが、パークゴルフを始める頃には青空が広がってきました。スポーツ指導員からルールや打ち方などの説明を受けた後、3チームに分かれて「しらふじBコース」の9ホールを周りました。高岡市適応指導教室の通級生は、初めてパークゴルフに挑戦したのですが、3ホール目を回る頃にはコツをつかみ、イーグルでカップインする生徒もいました。大振りしてラフに入ったり、空振りしたりもしましたが、互いに励まし合うきっかけになり交流を深めることができました。1時間余りで、9ホールを周り終わる頃にはパークゴルフの楽しさを知り、「同じコースをもう1周したいね。」と声を掛け合っていました。 昼食の後は、体育館で2つの適応指導教室の通級生が入り交じってドッジボールを楽しみました。思い切り投げられたボールをうまくキャッチするたびに、どちらのチームからも拍手や歓声があがっていました。 独楽回しやけん玉、ストラックアウトやスポーツ吹き矢などにも挑戦し、最後は、マーブルチョコレートを塗り箸でつまんで右の皿から左の皿へ移し替えるゲームをしました。 氷見市適応指導教室の相談員や氷見市のスポーツ指導員など、たくさんの皆さんにお世話いただき、楽しい一日を過ごすことができました。 <通級生の俳句より> ・ パークゴルフ 最後の最後に 大苦戦 ・ はじめての パークゴルフで イーグルを ・ 全力で 白旗ふって 降参です ・ 交流会 スポーツたくさん 友達と ・ 久々の マーブルチョコの 甘い味 第3回 若手教員研修会演習1では、受講者が持ち寄った道徳の指導案の検討と、模擬授業の練習を行いました。今回検討した資料、小学校「おにぎりの味」(光村図書)、中学校「元さんと二通の手紙」(あかつき)は、第4回若手教員研修会の提案授業の資料として使用することとなっています。 演習2では、小学校グループから2班、中学校グループから2班が代表となり、模擬授業を行いました。1班約10分の模擬授業でしたが、児童生徒役として模擬授業に参加したり、異校種の道徳を参観したりすることで、道徳の授業に対する視野が広がったように思います。 演習3では、発表された模擬授業の振り返りや、日頃の道徳の指導での悩み等をテーマとした話合いを行いました。若手教員研修会では、少人数グループでの話合いを多く取り入れていますが、今回も有意義な話合いとなったようです。 【受講者の感想】 ・指導案の作成では、様々な考え方を知ることができ、道徳の授業の組み立て方を学ぶことができた。板書や発問など工夫するところがたくさんあるので、今後、授業をしながら考えていきたい。 ・模擬授業では児童役になったことで、先生の発問が少し変わった、言い方が変わった、間がないだけで、どれほど焦るのかが実感できた。明日から気を付けて子供たちと関わっていきたい。 ・教科指導員の先生の切り返し発問が多種にわたっていて、とても勉強になりました。これからの道徳の授業では、揺さぶりと切り返しの発問を工夫していきたいです。 高岡地域適応指導教室交流会in「匠の里」最初に、講師の方が粘土を均一に伸ばすコツやカップの作り方などを分かりやすく説明してくださいました。その後、早速制作を始めました。 板作りで皿やマグカップを作ったり、講師の方にろくろの廻し方を習いながら茶碗を作ったりと、みんな真剣に制作活動に励みました。2時間程で大小の皿やマグカップ、茶碗などができあがりました。 昼食は、匠の里の和室で仲間とおしゃべりしながら食べました。 お腹が一杯になったところで、射水市適応指導教室の皆さんが準備してくださったスポーツ用具を使って体を動かしました。ドッヂビーを楽しみながら、射水市の通級生と交流することができました。 作品は1ヵ月後に焼き上がるので、きらら子展示会に展示する予定です。たくさんの方に見に来ていただけたらうれしいです。 通級生の俳句より ・初体験 匠の里で 皿作り ・たたら板 厚さ6ミリ 整える ・おかしいな 形がみんなと ちがってる ・ドッヂビー 風にのって 飛んでいく ・皿づくり 世界で一つの オリジナル 英語フレンドシップ‘2014’◆校区の紹介 中学生は、校区の特色(名所、旧跡、祭り、行事、特産物、人物、歴史など)を英語で紹介しました。小学生やALTは、その発表を聞き、ALTは、校区の感想や生徒の英語力などについて簡単なコメントをしました。 ◆グループワーク 中学生は、9グループに分かれて分担した古城公園の名所を紹介する英語文やクイズをつくりました。小学生は、英語を用いたコミュニケーションの取り方を練習しました。 ◆ウォークラリー 中学生は、各ポイントに分かれ、グループワークでつくった英語文で古城公園の名所を紹介したり、その名所に関わるクイズを出したりしました。小学生とALTは、9つのポイントを回りながら、英語の紹介文を聞いたり、クイズに答えたりしながら、英語を用いてコミュニケーション活動を行いました。 【小学生の感想】 楽しいウォークラリーという活動を通して、英語がもっと好きになった。英語にも高岡にも親しむことができた。 【中学生の感想】 高岡の中でもあまり知らない地区について知ることができてよかった。周りの学校のプレゼンのレベルが高くてびっくりした。普段交流することのない他校の生徒や小学生と交流できたので、参加してよかった。 【ALTの感想】 (児童生徒に足りないところは、)自分たちの英語に対する自信。今回の子供たちは話すのがとても得意だが、もっと自信をもつ必要がある。 【引率教諭の感想】 中学生の発表は各校それぞれの特色が出ていて素晴らしい内容だった。小学生が聞くには少し難しい内容だったが、映像があったので少しは理解できたと思う。ウォークラリーは英語を使うよい機会になっていたと思う。 発達障害理解研修会研修会の前半は、「発達障害のある子ども達の理解と教育方法」と題した講話を聞きました。発達障害が疑われる大学生と関わっておられる西村先生の実践例を聞きながら、個の実態に応じた支援の必要生やその大切さを実感することができました。 研修会後半は、「息を強く吐くことが苦手な子も楽しめる風船を使った活動」を考えたり、いろいろな考えを一つのストーリーにまとめたりするワークショップを通して、支援の在り方を楽しく考えることができました。受講生には、発達障害の有無にかかわらず、一人一人の子供の成長を促す支援の大切さを学ぶよい経験となったようです。 【受講者の感想】 ・発達障害をもっている子が自分の苦手なことを受け入れ、工夫していけるように一緒に考えていくことの大切さを教えていただきました。 ・ワークショップはとても実践的で勉強になりました。少し指導方法や支援の仕方を工夫するだけで、発達障害の児童も力を発揮できることがとてもよく分かりました。 ・私のクラス(普通級)に、発達障害の子供が一人おり、一学期はとても苦労しました。その子を思い浮かべながら今日の講義を聴き、「なるほど」と思うことがたくさんありました。二学期から、またがんばります! ミドルリーダー研修会横山先生からは「生徒指導」「特別支援教育」、当センターの廉指導主事からは「メンタルヘルスマネジメント」「リスクマネジメント」に焦点を当てた報告をしていただきました。グループ演習では、それぞれが持ち寄った資料「…あなたは、ミドルリーダーとして、チーム力を高めるためにどのような働きかけをするか…。」をもとにして、情報交換を行いました。そして稲垣先生には、「ミドルリーダーに期待すること」と題して、具体的な場面を交えながら受講者に熱いエールを送っていただきました。受講者は学校組織を活性化するための中堅教員の役割をより深く理解し、ミドルリーダーとしての意識を高めるよい機会となったようです。 【受講者の感想】 ・ミドルリーダーとはっきりと意識していない自分だったので、改めて資料を作成しながら、普段の自分の言動、取組を振り返る機会となりました。 ・グループ演習では、他校や異校種の取組や実態を聞くことができて、とても参考になった。 ・ミドルリーダーの責務の重さは、今後より一層重くなってくるものと実感した。組織力を高め、一人一人が協働できるための存在になること、自ら高い理想をもち、研鑽を積むことのたゆみなき姿勢を大切にしていこうと、この研修を通して気付かせてもらった。 ・稲垣先生のお話の中にあった「憧れの先生になり、学校を動かし、学校を変えていってほしい」という言葉がとても心に残りました。 ・稲垣先生に紹介していただい「ヒドゥンカリキュラム」の本を読んでみたいと感じた。 高岡市学力向上研修会中町先生には、「確かな学力の育成〜授業改善の視点に基づいた取組の紹介〜」と題した講演を行っていただきました。昨年度の調査結果を踏まえ、授業の導入・展開・終末における工夫や配慮事項を紹介していただいたことにより、受講者は自分が大切にしたい授業のポイントを考えるよい機会となったようです。 加藤先生には、「学びと育ちを実現する授業づくり・学級づくり」と題した講演を行っていただきました。加藤先生の教育に対する情熱や実践に裏打ちされた力強い言葉に、受講者は大きなエネルギーをもらったように感じました。 【受講者の感想】 ・よりよい授業を目指してのリーフレットを読んだが、導入部分のイメージがもちづらかった。今日は具体的な事例をもとにお話をしてくださったので、本時のゴールイメージのもたせ方などがよく分かった。 ・学級づくりの大切さを再認識した。「学級づくりを通しての授業づくり」「授業づくりを通しての学級づくり」を早速実践していきたい。 ・「“学び”と“育ち”という両観点をもって、人格の完成を目指す」という話がとても印象に残りました。「子供の時間と可能性を預かっている」ということを肝に銘じて、日々、子供たちと接していきたいと感じました。 ICT活用指導力向上研修会高橋准教授にこの研修の趣旨説明をしていただいた後、半日ではありましたが、次の4つの研修を行いました。 1.フラッシュ型教材を用いた模擬授業・事例紹介 2.フラッシュ型教材を作成する実技研修 3.実物投影機を活用した模擬授業・事例紹介 4.講演「ICTを活用した分かりやすい授業づくり」 まず、中山先生と神田先生の「フラッシュ型教材を用いた模擬授業・事例紹介」で、受講者はフラッシュ型教材の活用イメージをもつことができました。その後、高橋准教授に進めていただいた「フラッシュ型教材を作成する実技研修」では、7つの班に分かれて教材の作成や模擬授業を行いました。 また、中山先生には、高岡市の現状を踏まえた「実物投影機を活用した模擬授業・事例紹介」と、授業における配慮事項なども紹介していただきました。 「ICTを活用した分かりやすい授業づくり」と題した高橋准教授の講演では、教材を拡大提示することの有効性が実感できる話を聞くことができ、「高岡市のICT機器の整備が待ち遠しい」という受講者からの声も聞こえました。 【受講者の感想】 ・昨年度も参加させていただきましたが、忘れていることも多々あり、もう一度フラッシュ型教材を使って授業を展開してみようという気持ちを思い出させていただきました。 ・実物投影機の模擬授業では、漢字の指導がとても参考になりました。なかなか書き順が身に付かないな…と悩んでいたので、2学期は実物投影機を使って指導したいと思いました。 ・学年に1台プロジェクタと実物投影機があるので、よく使っています。特に算数では、デジタル教材を利用して授業をしています。今日学んだ、児童が集中するように使うフラッシュ教材は、2学期からしてみたいです。 ものづくり・デザイン科研修会午前に実施した「青貝塗り」では、1日目に「下地研ぎ・中塗り研ぎ」「貝切り・貝貼り」などを、2日目に「ニカワ取り・貝むき」「上塗り研ぎ・仕上げ」などの製作工程を体験し、コースターの作業段階が分かる3つの作品を持ち帰りました。 午後に実施した「砂型鋳造」では、「オリジナルプレート」と「器(ブドウの葉)」の製作を通して、1日目に「原型製作」を、2日目に「砂込め」「鋳込み」「仕上げ」の製作工程を体験しました。 受講者は、高岡のものづくり体験を通して、それぞれの製作工程のコツを確認したり、伝統産業が栄えた歴史的背景を学んだりするだけでなく、優れた技術をもつ職人さんたちとの交流を深めながら、ものづくりにかける熱い思いを感じ取っていたように思います。 【受講者の感想】 ・子供たちが行っている作業をただ見守るだけで終わっていたのが今年度の現状だった。この研修で実際に作ってみて、各作業の苦労や注意点などが分かった。来年度から子供たちにアドバイスや支援をすることができる。 ・他の市町村から異動してきて、今、ものづくり・デザイン科の学習のない学年の担任なので、作品を作る過程を見るのも初めてでした。仕上がった作品は見たことがあったのですが、実際にやってみて分かった難しさや気持ちがありました。…いろいろ考えながら作れて楽しかったです。 ・実際に体験することで、方法のみならず、やっているときの気持ちも体感することができ、とてもよかったです。子供たちもこのような体験を行うことで、工芸品に親しみをもち、見る目が違ってくると思いました。 第2回 若手教員研修会研修会の前半は、グループ協議「学級運営等の悩みについて」を行いました。各グループには教科指導員の先生方も加わり、自身の経験談を交えながら和やかな雰囲気で話していただきました。笑顔を交えて語り合う受講者の姿から、このグループ協議がいろいろなことを学ぶ機会であると同時に、元気がもらえた楽しい時間となったように感じました。 研修会の後半は、「授業の見方」と題して松本教授に講演をしていただきました。グループ協議を参観していただいた松本教授の温かい配慮により、予定していた内容を少し変更しながら研修を進めてくださいました。また、昨年度の若手教員研修会を振り返るワークショップを取り入れたり、「教師の気になる発言」を紹介したりしていただき、受講者にとっては、子供たちとの接し方や指導の在り方を見直し、子供の理解を深めるよい機会となったようです。 【受講者の感想】 ・同じような悩みをもった先生方の話が聞けて、気持ちが軽くなったり、手立てについて考えたりできてよかったです。 ・松本先生の講演では、教師の発問の仕方やペア・グループ学習の仕方、普段の指導の仕方等、明日からすぐに使える技術を教えていただき、有意義な研修をすることができた。 ・普段、何気なくしている発言や仕草を具体的に示してくださったおかげで、自分の態度や子供との接し方を見直すことができました。2学期は新しい気持ちでがんばりたいと思います。 二上まなび交流館 野外学習午前中は、2班に分かれて野外炊飯を行いました。かまど係になった2名は、説明を聞いた手順どおり、くしゃくしゃにした牛乳パックを種火にして、薪で組んだピラミッドにうまく火を移しました。初めての経験でしたが、まなび交流館の方に教えてもらい、上手に火を起こすことができました。炊事係の3名は、お米を研ぎ、カレーの材料を細かく切って手際よく準備しました。初めて包丁でジャガイモの皮をむいた男子も、だんだん上手になっていきました。最初にお釜でご飯を炊きました。火加減やかまどからお釜を外すタイミングなどのアドバイスを受けながら、おいしいご飯を炊き上げました。その後、カレーの鍋を火にかけました。ときどき、ジャガイモや人参の煮え具合を見るために食べてみました。周りから、「出来上がるまでに、なくなるんじゃない?」という声も聞こえました。緑の木々に囲まれて食べるカレーライスは、とろみも辛さもちょうどで、最高の味でした。 午後は、まなび交流館の周りを巡る「ミニスコアオリエンテーリング」を行いました。最初に、ビンゴシートに数を書き入れました。設置してあるポストの片仮名を記入し、数字はビンゴシートでチェックしました。山道を登ったり下ったり、草むらの中を探し回ったりして、ポストを見つけた時は、うれしくて歓声を上げました。1時間の制限時間を超えると減点されるので、最後は、間に合うように全速力で走って戻りました。結果発表では、2チームともよく頑張ったので、健闘を讃え合いました。 この野外学習では、チャレンジすることの大切さや仲間と協力することの楽しさを味わい、通級生同士のつながりも深まりました。 通級生の俳句より ・初めての かまどで作った おいしいカレー ・協力し みんなで作った 美味いカレー ・森の中 点数集めに 突き進む ・がんばって 歩いたけれど 2位だった ・森の中 走り回って ヘトヘトに 新湊大橋・海王丸パークへの校外学習
5月29日(木)、新湊大橋・海王丸パークへの校外学習は、快晴に恵まれ、5名の通級生が参加しました。朝9時半過ぎに、全員で「行ってきます」と元気よくあいさつをした後、万葉線の広小路電停を目指して出発しました。
電停まで歩く間に、汗びっしょりになってしまうほど暑い日でしたが、冷房のきいたアイトラムに乗り込むとすうっと汗がひき、気持ちよく終点の越の潟まで乗りました。5分ほど歩くと、新湊大橋の歩道まで上るエレベーターに着きました。エレベーターで40m上ると、広大な日本海の景色が迎えてくれ、それを眺めながら「あいの風プロムナード」を500m歩いて対岸へ向かいました。揺れるのではないかと心配していた子供たちも、初めて見る壮大な景色に驚嘆の声をあげていました。 その後は、海王丸パークに向かい、海の貴婦人「海王丸」を眺めながら、お弁当を食べました。普段はあまり話さない子供たちも、おやつを交換しながら楽しく食べました。食後は、芝生広場のアスレチックで遊んだり、みんなで輪になってビーチボールバレーをしたりして汗を流しました。 13時過ぎに海王丸パークを出発し、楽しみにしていたドラえもん電車に乗って帰ってきました。「どこでもドア」から乗り込むと、電車の中にもドラえもんのキャラクターがいっぱい描かれていて、見ているだけで楽しい気持ちになり、あっという間に広小路電停に到着しました。素敵な思い出がたくさんでき、足取り軽くセンターまで歩きました。 帰着式では、所長さんをはじめ所員のみなさん全員に迎えてもらい、笑顔いっぱいに「ただいま」とあいさつしました。 仲間と共に行動する楽しさを味わうことができた一日でした。 通級生の俳句より ・海のそば 海王丸から 見える橋 ・富山湾 橋から眺める 青い海 ・潮風を 感じて遊ぶ 海王丸 ・遠くから 見える電車に 期待する 第1回 若手教員研修会調査・研究事業合同委員会初めての調理実習いろいろなメニューを考えましたが、はじめは基本的なものからということで、ホットケーキミックスを使った「カップケーキ作り」になりました。 まずは、調理道具の準備から始まりました。中学3年生のA君が、「ぼくがしましょうか。」と口火を切ってくれたので、作業がスムーズに進んでいきました。 バターや砂糖を量り、卵の黄身とケーキミックスを混ぜるのが女子チーム、卵の白身をしっかり泡立てるのが男子チームと役割分担し、みんなで協力して取り組みました。オーブンで焼くこと15分、表面がこんがりきつね色になったおいしいカップケーキが出来上がりました。 最後に、みんなで試食しました。「ああ、おいしかった。」と出来映えに満足し、もう1個は家族へのお土産になりました。 |
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