最新更新日:2024/11/21 | |
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1日 人権講話
今朝は、朝会がありました。最初に表彰伝達を行い、書道展や市民大会の入賞者を紹介しました。
その後、校長先生が人権週間にあわせたお話をしました。インドに伝わる「ひび割れ壺」のお話でした。以下、お話を紹介します。 昔あるお城に水汲みの召使いがいました。水汲みは、二つの壺を持っていました。 天秤棒の端にそれぞれの壺をさげ、首の後ろで天秤 棒を左右にかけて、彼は水を運びます。その壺のひとつにはひびが入っています。もうひとつの壺は、完璧です。その完璧な壺が、小川からご主人様の家まで一滴の水 もこぼさないのに、ひび割れ壺は人足が水をいっぱい 入れてくれても、ご主人様の家に着く頃には半分にな っていました。 いつもたくさんの水を運ぶ完璧な壺は、自分を誇りに思っていました。 そして、自分の半分しか水を運べないひび割れたツボをバカにしていました。 さらに、ひび割れ壺は、いつも半分しか水を運べない自分を恥じていました。 2年が過ぎ、すっかり惨めになっていたひび割れ壺 は、ある日、川のほとりで水汲み召使いに話しかけまし た。 「私は自分が恥ずかしい。そして、あなたにすまない、と思っています。」 召使いはたずねました。 「なぜ、そんなふうに思うの?」「何を恥じているの?」 「この 2年間、私はこのひびのせいで、あなたのご主 人様の家まで水を半分しか運べなかった。水がこぼれ てしまうから、あなたがどんなに努力をしてもそれが 報われることがない。私はそれがつらいんだ」と、壺は言いました。 召使いは、ひび割れ壺を気の毒に思い、そして 言いました。 「この世の中に必要ないものなんかないんですよ。」 そう言って、召使いは、後ろを向いて指を指しました。 ひび割れ壺は、指をさした先に、お日様に照らされ美しく咲き誇る道端の花 に気づきました。 花は本当に美しく、壺はちょっと元気になりましたが、召使いが何を言いたいのかわかりませんでした。 ご主人様の家に着く頃には、また水を半 分漏らしてしまった自分を恥じて、召使いに謝り ました。 すると彼は言ったのです。 「道端の花に気づいたかい? 花が君の側にしか咲いて いないことに、気づいたかい? ぼくは君からこぼれ落ちる水に気づいて、君が通る側に花の種をまいたんだ。 そして、きみは毎日、ぼくたちが小川から帰る途中、 水をまいてくれた。 この2年間、ぼくはご主人様の食卓に花を欠かした ことがない。君があるがままの君じゃなかったら、ご 主人様は、この美しさで家を飾ることはできなかったんだよ」 きっと誰もがみんな、その時々の立場で完璧な壷だったり、ヒビ割れた壷だったり、ご主人様だったり、水汲み人足だったり、道端の花だったり、こぼれおちる水だったりするのです。一度自分に当てはめて考えてみましょう。 お話をした後、3つのポイントをホワイトボードで説明しました。 1 差別をしないこと 2 個性を認めること 3 それをよりよく生かすこと 人権は、人が幸せに生きていくことのできる権利であり、誰もそれを侵してはいけないことを確認しました。 1日 あいさつ運動
今朝は、南中との合同あいさつ運動を行いました。今回は、4年生の鈴木君が考えたあいさつ標語が書かれた横断幕を使っての活動となりました。
まだまだ声の小さい羽黒っ子が多いように感じています。ぜひ、ご家庭でもあいさつの励行をお願いします。 |
犬山市立羽黒小学校
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