【1/11堀裕嗣先生5】今の学年団の話
堀先生は学年主任で1組の担任、7組が副主任。2〜6組は新卒、臨時採用、初めて1年担任。平均年齢32.1歳。堀先生が47歳なので、いかに若い学年団かがわかる。この若い学年団を今どう育てているかを、エピソードを交えて話された。勤務後のドライブ談義、二週に一度の面談、呑みにけーしょん、特に女性には携帯メールが効果的という。
部下をもったときには、一人ひとりとつながる意識を持って、その人に応じて対応しなければならない。学級担任も子どもも同じだと思って対応する。だから、キャラクター、人柄の良さが大切だ。 あっという間の2時間。堀先生、ありがとうございました。 【1/11堀裕嗣先生4】教師の資質
1 いつも笑顔でいること
学校の先生にもっとも大切なことは笑顔。上機嫌でいることを生徒に見せつけること。先生同士が仲が良いと見せつけること。自分のすぐそばに、仲の良い上機嫌の大人がいるということほど、教育的価値が高いことはない。 2 孤独に耐える力をもつこと 自分のクラスの子が上級生にいじめを受けた場合、いじめた側の保護者がうるさい人で対応に苦慮している。向こうは向こうでこっちの非を突いてくるときがある。その時に、「しょうがないや」と言って、対立を避けるために子どもや保護者に損をさせるということをやってはいけない。孤立を怖れず、自分の学年の先生や生徒が損をしないように頑張るのもリーダーの役割。担任もリーダー。 3 無駄を大切にすること 一年中ビデオを作っている、子どもたちと一緒に。243人が笑いはじける。それを3年間共有して過ごすことに意味がないと思うか。このビデオは学年の雰囲気づくりにものすごく寄与している。ぼくが発案して作っていることをだれもが知っているので厳しい生徒指導をされても仕方がないと思うようになる。 4 必要なときに馬鹿になれること 人が馬鹿になれるには条件がある。それは仲のよい集団であること。フルーツバスケットの罰ゲームを、おとなしい女の子が笑ってできるとき、学級経営は成功したと言える。いろんな手だてで、仲のよい集団を作らなければならない。 5 いつでも変われること。いまを壊し、新しい自分になるのを怖れないこと 教師は現状維持が好き。外圧や子どもが荒れるとかがない限り、職員室は現状維持が好き。 【1/11堀裕嗣先生3】教師力をキャリアアップする3つの要素
・キャリア=スキル+ネットワーク+人柄の良さ
「スキル」に加えて「ネットワーク」。いろんな人とつながること。そして「人柄の良さ」である。親や子どもに人がよいと思われないといけない。人柄が悪いと思われたら何もうまくいかない。 【1/11堀裕嗣先生2】教師力とは?
堀先生のセミナーがスタート。まずは、自己紹介ビデオ(大いに笑う)。
さてここからが本題。「教師力とは何か?」 2004年、朝日新聞「教師力」といった特集を組んでから、使われるようになった言葉である。さて、「教師力とは何か?」近くのグループで相談。いろいろな意見が表出。 堀先生は次のように言う。 ・スキルアップ 教師として、スキルはもっていないとだめ。授業も話も下手よりうまい方がいい。説明も説得もできないよりできた方がいい。しかし、スキルだけではだめ。 ・キャラクター よい教師モデルに合わせようとするのではなく、自分らしい教師を目指した方がいい。自分のできることを考えて、自分のキャラクターに合った役割をみんなで考えるとよい。 ・チーム力 スキルもあって人気もあっても、チーム力がないと、かえってマイナスになる。すごい先生が自分の学年にいて、その先生が一人で走ると、他の学級に迷惑をかける。チーム力という発想を持っていないと、マイナスに作用することを意識した方がいい。 ということで、教師力=スキル×キャラクター×チーム力 【1/11堀裕嗣先生1】「教師力アップの極意」について語る【第6回】北海道の「堀裕嗣先生」登壇
■日時 1月11日(土)13時〜15時
■会場 大口町立大口中学校 ■講師 堀裕嗣先生(北海道公立中学校教諭) ■演題 「教師力アップの極意」 ■講師の紹介 堀先生は、今一番勢いのある先生です。多くの本を書き、休日は全国各地で講演。明治図書から「教師力ピラミッド」「教師力アップ成功の極意」「エピソードで語る教師力の極意」そして「THE 教師力」シリーズ・・・すべてがベストセラー。 今回は「教師力アップの極意」を話していただきます。堀先生がこれまでどのような努力をされ、今の堀先生になられたのか、いわゆる力量形成系の話をしていただきます。堀先生の本音トーク、とても楽しみです。皆様、ふるってご参加ください。 ※堀先生のhp http://kotonoha1966.cocolog-nifty.com/blog/ |
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