31度／20度。2学期の始業式が行われた8月27日の東京都の最高気温と最低気温です。ここのところの最高気温は10度以下ですから、2学期内の気温差は20度以上ということになります。授業日数が82日間あった2学期を振り返ります。
　2学期は、各学年とも宿泊行事や校外行事に取り組みました。1年生の「都電の旅」、2年生の「みなかみ移動教室」、3年生の「修学旅行」、5組の「校外学習」や「交流会」です。それぞれに、事前・事後学習も含めて主体的に取り組み、協力し合いながら友情を育んで、コミュニケーションや社会のマナー・モラルを体験しました。本校の目指す「自主」「自律」「連帯」が凝縮された行事で、それぞれに成果を挙げました。
　10月26日には巣鴨北中生が最もエネルギーを費やす行事の一つ「れんが祭」が行われ、各クラスの団結とパワーを見せてくれました。文化部の生徒や生徒会役員の活躍が輝く場面であり、全校生徒が「れんが祭」に向けて取り組む姿は、素晴らしいものでした。　
　運動部の活動や生徒会の活動の中心が3年生から1・2年生にバトンタッチされた2学期、3年生は最後の大会や行事に向けて全力で取り組み、後輩によい手本を示してくれました。
　夏季大会では、バレーボール部（女子）、バドミントン部（団体）が第2位、野球部とバスケットボール部（女子）が第3位。秋の新人戦ではバレーボール部が男女とも第3位。水泳大会では2位が2種目、3位・5位・6位が1種目、陸上競技大会では2位と3位が1種目、8位までの入賞が11種目と活躍しました。
　文化的な行事では、吹奏楽部が東京都中学校吹奏楽コンクール（B組）で、銅賞。さらに、社会を明るくする運動（推進委員長賞）、読書感想文コンクール（優秀賞1名、佳作8名）、税に関する作文（豊島区教育長賞、青色申告会長賞、豊島間税会長賞、豊島納税貯蓄組合連合会優秀賞）、炎天寺一茶まつり（入選5名）。さらに、としま豊かな食コンクールでは、中学校部門の調べ学習で入賞しました。体育・健康教育に力を入れている本校にとっては嬉しい結果でした。
　この2学期の特徴として、東京に大きな台風が二つ接近しました。台風26号（10月16日）、27号（10月26日）です。災害（防災）に関する事にも注意を払い、どのような行動をとることが良いのかを主体的に考え、実行できる生徒になりましょう。
　昨年度は、2学期の終盤に感染性胃腸炎が流行しましたが、今年度はインフルエンザ、感染性胃腸炎ともにまだ大きな流行に至っておりません。しかし、空気が乾燥しやすいこの時期に流行することを意識しながら予防に努めて下さい。体育・健康教育推進校の生徒として、一人一人の自覚ある生活習慣・行動が大切です。
　　18日間の冬休みに入ります。3年生は具体的な進路に向けての大切な休み、1・2年生も年末年始を含む大切な期間です。計画的に過ごし、有意義な冬休みにしてください。