8月31日(土) 稲付中 ・ 夏景色 (14)さて、私は例年、夏休みも終わりが近づくと思い出す詩があります。 昨年も学校HPで紹介したので覚えている人もいるかと思いますが、高田敏子さんの 『 忘れもの 』 という詩です。( 下記参照 ) では、明後日、皆さんの元気な笑顔と再会できることを楽しみにしています。 校長 武田幸雄 ★ ★ ★ ★ ★ 忘れもの 高田敏子 入道雲にのって 夏休みは いってしまった 「 さよなら 」 のかわりに 素晴らしい夕立をふりまいて けさ 空はまっさお 木々の葉の一枚一枚が あたらしい光とあいさつをかわしている だがキミ! 夏休みよ もう一度 もどってこないかな 忘れものをとりにさ 迷い子のセミ さびしそうな麦わら帽子 それから ぼくの耳に くっついて離れない波の音 8月31日(土) 一週間を振り返って26日(月)に出勤してくる際、お隣り板橋区の小中学校に通っていると思われる児童・生徒たちとすれ違いました。 特に小学生の何人かは、夏休みの宿題らしき工作?自由研究?アサガオのプランターなどを抱えての登校姿でした。 また、私の住む区では27日(火)が、前任校のある市では29日(木)が、それぞれ小中学校の2学期の始業式でした。 そういった点、北区の学校に通う児童・生徒は、従来どおりの夏休みを満喫したと言えるかもしれません。 ただし、稲付中では先週末から5日間の後期 SSI ( サマー・スクール・稲付 ) を開設していました。 後期 SSI の一番の目的は夏休みの宿題対策ですが、自分の課題や塾の問題集に取り組む生徒の姿も多くみられました。 さらに SSI 終了後は先生方も、都や区の主催する研修会に参加するなど研鑽を積んでいました。 そこで学んだ指導法や研修によって広めた見識は、今後の教育活動に還元していただけるに違いありません。 そう考えると、他の区市に比べて少し長かった夏休みも、稲付中に関しては決して無駄に長かったわけではないと言えるでしょう。 個人的には私も、部活動取材や校内探検?に時間を費やすことができ、大変有意義でした。 その副産物ですっかり日焼けした私は、部活動や SSI で登校した生徒に何回か 「 校長先生、バカンスに行ったのですか? 」 と聞かれました。 校内をあちこち自由に歩き回りながら、生徒の様子をゆっくり取材できるということ … 。 確かにそれは、私にとって何よりのバカンスなのかもしれません。 校長 武田幸雄 8月30日(金) 本日の部活動風景 ( その後 … )せっかく準備万端、やる気満々でいた両部活の人たちには残念なことをしてしまいましたね。 しかし、安全はすべてに優先しなければならないので、やむを得ない措置です。( ちなみに午後4時現在、まだ温湿度計は36度でした ) 夏休み明けも、しばらくは残暑が続くと思われます。 その際にも場合によっては本日のような措置をとることが考えられますので、どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 8月30日(金) 本日の日本語適応指導教室日本語の習得が不十分とはいえ、夏休みの宿題は量・内容とも他の生徒と同じです。 矢澤先生の指導されている写真の生徒も、国語・数学・英語など全9教科の宿題のほか、高校説明会のレポートなどが出されていました。 3人の先生方のお話では、多くの通級生が最も苦労していた宿題が 『 税の作文 』 だそうです。 税のシステムや税に対する考え方そのものが、通級生の母国と日本とで異なるため、まずその理解から指導されたとのことでした。 写真の通級生は、はじめは英語で書いた作文を、昨晩お母さんと苦労して日本語に直したと言っていました。 私も読ませてもらいましたが、そこにはたどたどしいけれども一生懸命さの伝わる日本語が書かれていました。 そんな 「 言葉の壁 」 を乗り越え、通級生全員が本日までに宿題を終えたのだとか。 では、「 言葉の壁 」 がないにもかかわらず、今なお宿題の終わっていない人がいるとしたら、その人にとっての 「 壁 」 とは一体何なのでしょうか …。 校長 武田幸雄 8月30日(金) 本日の部活動風景 ( バド & ソフト )そのため、活動を始めていたバドミントン部は、2年生が千田先生の解説付きでバドミントンのDVD視聴をし、1年生は体力を消耗しないで行えるサーブ練習にメニューを切りかえています。( 写真・中 ) ちょうど練習準備にとりかかっていたソフトボール部も、エアコンの効く理科室に移動し、さる25日に行われた北区ソフトボール教室の感想文を ( 楽くおしゃべりしながら? ) 書いていました。( 写真・下 ) いずれも気温が下がるのを待って ( 旗の色が黄色に変わるのを待って ) 活動を再開するようです。 しかし、多少気温が下がったからといって、熱中症の危険がなくなるわけではないので、引き続き注意してください。 校長 武田幸雄 8月30日(金) 個人情報の聞き出し電話に注意!【 実在のPTA役員や保護者の名を名乗り 『 PTAの懇親会の連絡をしたいから 』 『 緊急に連絡しなければならないことがあるから 』 といった理由で、クラスメイトの住所や電話番号など個人情報を聞き出そうとする。】 稲付中PTAや教職員は、いかなる理由があろうとそうした個人情報を電話で聞き出そうとすることはありません。 保護者の皆様におかれては、適切な対応とお子さんへのご指導をよろしくお願い申し上げます。 生徒の皆さんも、もしも一人でいるときにそういった電話がかかってきたときは、「 わかりません 」 「 教えることはできません 」 と明言して電話を切ってください。 また、電話の内容や特徴について、学校まで知らせてください。 ★ ★ ★ ★ ★ 写真は、中央昇降口・校庭側に咲いていたヒマワリです。 今朝見たところ、アサガオが巻き付いていて、まさに 「 夏の花の競演 」 といった装いでした。 校長 武田幸雄 8月29日(木) 稲付中サブファミリー分科会本日の運営委員会と分科会は、主に9月18日(水)に本校で行われる小中連携授業の打ち合わせを目的としています。 国語や数学、英語など各教科のほか、道徳や健康 ( 養護や栄養部門 ) の分科会も開かれました。 北区には、中学校とその学区域の小学校によって構成される学校ファミリーという教育施策があります。 これは、小学校と中学校が連携を密にすることで、学力向上や健全育成上の諸問題に対処していこうとするものです。 その一環として行われる18日の連携授業は、午後1時45分より公開授業として行われます。 当日は、ぜひ保護者・地域の皆様もご参観くださいますようお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 8月29日(木) 本日の部活動風景 ( 野球部 )写真は、いずれも「ランダウンプレイ」の練習に取り組んでいるところです。 「 ランダウンプレイ 」 とは、塁間のランナーをアウトにする守備側のプレイのことです。 日本語では 「 挟殺 ( きょうさつ ) プレイ 」 などと言われます。 単に3塁ランナーがホームに向かって飛び出した場合、2塁に向かって走る1塁ランナーをアウトにしようとしていたら3塁ランナーが走りだした場合など、さまざまなケースを想定して練習が繰り返されます。 野田先生からは、ボールの投げ方やタイミング、カバーリングの仕方、他の野手への指示の出し方など、具体的なアドバイスが与えられていました。 単純なようでいて、実は高度な判断力と技術の求められるプレイでした。 校長 武田幸雄 8月29日(木) 本日の部活動風景 ( バドミントン部 )テニス部の記事でもお伝えしましたが、猛烈な暑さも一段落し、校庭を吹き渡る風にもふと秋の訪れが感じられるようになりました。 しかし、そんなせっかくの風も、バドミントンにとっては練習の妨げでしかありません。 シャトルが風に流されないよう閉ざされた空間は、一時ほどではないにせよやはり暑さがこたえます。 そうした中で2年生 ( 写真・上 ) は主に千田先生と、1年生 ( 同・中 ) は主に佐藤先生と練習していました。 また、2年生グループの練習は、この3月の卒業生も手伝ってくれていました。 現在も高校でバドミントンを続けているので、顧問の先生を補助してくれる心強い外部指導員といった感じでした。 どうもありがとう! 校長 武田幸雄 8月29日(木) 本日の部活動風景 ( ソフトボール部 )ピッチングマシーンを使って、打撃練習に取り組んでいます。 ただし、ただ打つだけでなく、いわゆる 「 流し打ち 」 の練習です。 右バッターであればライト方向、左バッターであればレフト方向に打ち返します。 よくランナーを進塁させたり、意識的に野手のいない方向へ打球を飛ばそうとしたりするときにこの 「 流し打ち 」 を用います。 できるだけボールを自分のほうに呼び込んで、バットを引きつけるようにして打つのがコツです。 先日引退を表明したプロ野球・ヤクルトの宮本慎也選手は守備の名手として知られますが、打撃では 「 流し打ち 」 を得意としていました。 2000本安打を達成した宮本選手は、皆さんのお手本になりそうですね。 校長 武田幸雄 8月29日(木) 本日の部活動風景 ( 吹奏楽部 )本日まで午前中は SSI ( サマー・スクール・稲付 ) が行われていたため、吹奏楽部の皆さんには音漏れがしないよう大変気をつかってもらいました。 皆さんのご協力に、心から感謝しています。 本日も、SSI で使用している教室とは離れた教室で、複数のパートが一緒に練習していました。 秋に予定されている地域行事 『 ファミリーまつり 』 で演奏する曲の練習を行っていたようです。 また、音楽室で楽譜を切り貼りしている人たちもいました ( 写真・上 )。 聞けば、実際の演奏で使用する譜面をつくっているのだそうです。 こうした目に見えないところでの苦労も、素晴らしい演奏を支えているのですね。 校長 武田幸雄 8月29日(木) 本日の部活動風景 ( テニス部 )よく晴れていますが、午前中は 「 黄旗 」( 気温31度以上 = 激しい運動の中止 ) も上がらない中で練習することができました。( ただし、その後12時00分の時点で 『 黄旗 』 が掲げられました ) 基礎打ちのほか、サーブやリターンの練習、前衛と後衛に分かれての練習など、いつもの練習をひととおり終えてからゲーム形式の練習も行いました。 やはりゲームとなると、一番気合が入っているように見えます。 ただし、ゲームで重視しているのは勝ち負けではなく、ペアを組む人との連携プレイです。 「 ごめん!」 「 ナイス!」 などと声をかけ合ったり、ハイタッチをしたりする姿を見る限り、そうした練習がしっかりできているようでした。 校長 武田幸雄 8月29日(木) 本日の SSI 風景写真は上から順に、1年生 → 2年生 → 3年生の様子です。 1年生は、ほとんどの人が夏休みの宿題のラストスパートです。 数学、社会、国語 … と、取り組んでいる教科は、人それぞれでした。 2年生ですでに宿題を終えた人の中には、学校で用意した数学と英語の単元別問題や塾の宿題に取り組んでいる人もいます。 塾の宿題を学校の先生に質問する … それもまた、SSI ならではの光景ですね。 3年生は、ほとんどの人が自分の課題に取り組んでいました。 学校で用意したプリントのほか、志望校の過去問や塾の教材を解いています。 当たり前のことですが1・2年生と違い入試を意識して頑張っていました。 さて、本日で SSI も全日程を終了しました。 夏休みも残り3日。 SSI を活用したにもかかわらずまだ宿題が終わっていないという人は、この3日間でしっかり終わらせて、気持ちよく9月2日を迎えられるようにしてください。 校長 武田幸雄 8月28日(水) 本日午後の部活動風景8月25日(日)に行われたシード権大会では、違うグループだったので、よい練習になったことでしょう。 ルーズボール ( どちらのチームのボールか分からないもの ) に対しては、もっと貪欲に取りに行くことが大切ですね。相手に遠慮せず、積極的にボールキープできるようにしましょう。 秋季大会まであとわずかですが、個人の技術は勿論、チームとしての力を高めていってください。 P.S 桐ヶ丘中の顧問の先生とは、かつて私(副校長)がバスケット部の顧問をしていた頃、練習試合や大会でライバルだった方です。懐かしくお話しさせていただきました。 副校長:高田勝喜 8月28日(水) 本日午前中の部活動風景体育館では、バドミントン部、校庭では、ソフトボール部とソフトテニス部が活動しています。 夏休みの練習も大詰め。ゲーム形式の練習や練習試合、シード権大会など、この夏の成果が試される時期です。 バドミントン部は、午後から練習試合へ、バレー部・野球部は朝から練習試合に出かけています。 秋季大会に向けて、技術・体力の向上に一層努力を重ねてください。 副校長:高田勝喜 8月28日(水) SSI ( サマースクール稲付 )各学年かなりの生徒が参加しています。写真上は1年生、下は3年生の様子です。自主勉強をしたり、夏休みの宿題をしたり、宿題の進み具合を情報交換したりしています。 夏休みも、残すところあと4日です。9月2日(月)宿題をすべて終えたすがすがしい気持ちで登校してください。 副校長:高田勝喜 8月27日(火) 本日の部活動風景 ( バスケ部 )本日は、夏の大会を機に第一線を退いていた3年生が顔をそろえ、久しぶりに練習に参加していました。 例年3月に行う1・2年生チームとの練習試合を、夏休みにも行いたいと申し出があったのだそうです。 私が取材したときは、女子の試合が行われていました。 さすが3年生!と思わせるようなプレイが見られる一方で、1・2年生に比べると体力の低下が否めない場面もあります。 受験生なのですから、それも当たり前ですよね。 ただし、1・2年生にとっては、頼りになる3年生がこうして一緒にゲームをしてくれること自体、とても有意義な練習になっていたようです。 また3年生の皆さんが入試を終えた頃に、こうした練習ができると良いですね。 校長 武田幸雄 8月27日(火) 本日の部活動風景 ( ソフトボール部 )未明まで降り続いた雨の影響で、午前中の校庭は至る所でぬかるんでいました。 そのため本日のソフトボール部の練習は、1時間を超えるグラウンド整備から始まりました。 どうもご苦労さまでした。 そのぶん練習時間は短くなってしまいましたが、終盤にはいつもどおり小野先生のノックが行われました。 外野に打ち上げられたボールは、青空の中に吸い込まれていくように見えます ( 写真・上 )。 右へ左へ、前へ後ろへと打ち分けられたボールを、懸命に追いかけてキャッチします ( 写真・中・下 )。 小野先生のノックは、捕れるか捕れないか微妙な位置に打ち上げられるので、皆さん全力疾走で校庭を走り回っていました。 校長 武田幸雄 8月27日(火) 本日の部活動風景 ( バドミントン部 )1年生は 「 パターン練習 」 に、2年生は 「 基礎打ち練習 」 に取り組んでいます。 毎回毎回、取材のたびに目にする光景です。 いずれも時間を区切りながら、何通りかの打ち方を繰り返す練習です。 例えば、一口に 「 基礎打ち 」 といっても、ドライブ、プッシュ、ドロップ、スマッシュ … その他さまざまな打ち方があり、さらにそれぞれを左、右、ロング、ショートに打ち分けるのです。 そうした組み合わせを淡々とこなしている様子からも、いかに皆さんがこの練習を繰り返しているかがわかります。 『 継続は力なり 』 と言います。 何かを続けることによって培われる力を信じて、これからも頑張ってください。 校長 武田幸雄 8月27日(火) 本日の部活動風景 ( テニス部 )夜更けから未明にかけて降った雨も上がり、本日は朝から良く晴れています。 しかし、気温は29.5度、湿度は40% ( 正午現在の熱中症対策用・温湿度計 ) と、日差しのわりには過ごしやすい天気でした。 そのせいでしょうか、テニス部の皆さんがラケットで打つボールの音も、なんとなく軽やかに聞こえます。 この3月の卒業生も数名来ていましたが、みんな気持ち良さそうに汗をかいていました。 ところで、本日の練習前、宮地先生から女子部員に対して 「 挨拶 」 に関するご指導があったそうです。 稲付中では挨拶を大事にしていますが、特に部活動で率先して元気な挨拶を心がけてくれると有難いと思います。 校長 武田幸雄 |
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