11月16日 体育の授業から
ぐっと冷え込みました。日中の日差しは秋ですが、朝晩はもう冬のようです。校庭のハナミズキ、ポプラの葉が色づいています。花壇のサルビアの赤色も、朝の冷え込みとともにぐっと増してきました。
1年生の女子の体育で剣道が始まりました。初めて着ける防具に初めて持つ竹刀。先生の様子を真似しながら稽古をしますが、まだまだ弱々しい。これからの練習でいかように変わっていくのか楽しみです。 11月16日 けがや事故を減らしましょう。
先月(10月)のけがの総数は115件もありました。体育の授業などでの指や足のけががとても多かったようです。保健室の前には、生徒の皆さんに呼びかける掲示物があります。それを見ると、体育の授業や放課中のふざけによるけがもとても多かったようです。けがの種類は、ねんざ、打撲、擦り傷などが上位を占めています。KYT(危険予知トレーニング)をしたり、体育の前の準備運動の大切さを自覚して授業に取り組むことなどを再確認しています。その効果がでて、11月に入り、けがの件数も減少しつつあります。
これから本格的な冬に向かいます。ポケットに手を突っ込んで登校して転倒したり、凍結部分で滑ったりする事故も多くなります。さらに流行の兆しのある感冒への対策も必要です。自分の身は自分で守るという毎日の習慣とともに、危険を予測し回避できる力を身につけましょう。 11月15日 理科の授業から
理科の学習は、実体験が元になって構成されます。逆に言えば、体験がない部分ではいかにしてバーチャルで体験させるかが重要になります。
1年生の「音」は目に見えませんし、3年生の「天体」はスケールが大きすぎて実感しにくい単元です。また、学校に来ている時間帯に星は出ません。観察ができません。これらを、目に見えるように工夫をします。 天体の分野では、まず空き教室の窓をふさぎ、真っ暗な教室を作りました。その中で、スポットライト、ビデオ、地球儀、パソコン、プロジェクター、書画カメラとICT機器を豊富に並べ、リアルな空を作り出しています。しばらくの間、理科の授業はプラネタリウムのようです。 11月14日 進路を考える(4) 総合力で立ち向かうこれから直面する進路決定は、薄っぺらなプライドや、表面だけを取り繕うようなことでは済まされません。 迷って当然ですし、大きな不安を抱えることもあります。時代がどんどん動いていて、お父さんやお母さんのころの進路選択の印象とは大きく様変わりしていることも事実です。だからこそ皆さん自身と、先生、そして家族とがスクラムを組み、一丸となって立ち向かわなければなりません。もちろん、最終決定はあなた自身でしてください。 真剣な話し合いをすることで、進路についてのより広い視野が身につき、新たな展望が開けてくることもたくさんあります。 スポーツにたとえるなら、グランドで戦う選手は生徒の皆さんです。それをコーチとして支援するのが先生。そしてお家の方は、もっとも信頼できるサポーター、応援団長なのです。 決して進路選択は、店で買い物をするのとはわけがちがいます。 進学するのは「夢」の実現に向けた可能性を広げ、そのための学力をつけ、必要な技能や技術を磨く場を選択するためです。 今、スペインではなんと20才台の失業率が53%という状況です。大学を出ても若者の二人に一人以上が、仕事をしようにも仕事がありません。そのため、国外に出て行かなくてはならない状況が続いています。そんな厳しい国もあります。だからこそ、皆さんには働くことに感謝し、自分の力を社会のために生かしてほしいと心から願っています。 これからの人生を、すばらしいものにするために、今は、夢を見つけ、そのためにいっぱい苦労をしてほしいと思います。 y 11月14日 いじめアンケート実施
昨日、11月のいじめアンケートを配布しました。本校では、毎月このアンケートを、家に持ち帰って実施できるように、封筒と一緒に配布して行っています。でてきたアンケートは、その内容をしっかりと確認し、次の対策に生かしています。しかしアンケートはいじめを発見する一つのツールでしかありません。もっとも大切なことは、悩みや想いを担任の先生にしっかりと話すことのできる人間関係であると考えます。今伊勢中学校の先生は、いつでもどんなことでも、生徒の皆さんが自分で解決できるように、支援し、一緒になって解決に向けて取り組みます。安心して話してください。
また、いじめにつながるさまざまな内容もこのHPに紹介していきます。 今回は、ソーシャルネットワークについてです。いまや中学生の半数以上が、携帯電話やスマートフォンを持っている時代になりつつあります。だれでも簡単に動画や写真をとったり、つぶやいたりすることができます。そしてそれを、簡単にネット上にアップすることもできます。ところが、本人も知らないうちに、かってに友達のプロフィールを紹介したり、許可を受けてもいないのに、動画投稿してしまうという事件が頻繁に起こっています。 間違った情報や個人情報を安易にソーシャルネットワーク上に公開したことで社会から恐ろしい制裁を受けたり、いたずら心で公開した動画によって非難が集中し大問題へと発展したりすることもあります。誰でも手軽に動画を共有できるために著作権を侵害するような動画でも共有できてしまうという問題もあります。 以下に掲載してはいけない動画や写真の一覧を載せておきますので、ぜひ一度考えてみてください。 1.著作権を侵害するもの、第三者の所有権・肖像権・プライバシーを侵害する物。(個人が特定できてしまうもの) 2. 第三者に損害を与えるような、嘘や不当な表現を含むもの。 3.違法、猥褻、中傷、名誉毀損、脅迫、ポルノ、嫌がらせ、他者への憎悪、人種・民族的な差別、刑法に抵触する、民事責任を問われる、法律を犯すなどの表現を含むもの。 4.広告やビジネスの勧誘表現を含むもの。 5.別人物へのなりすましを含むもの。 悪質なものは、中学生といえども逮捕、検挙されます。基本はあくまで、今から自分が行おうとしている内容が、直接相手にわかったとしても問題のないことなのかどうかで、判断してください。y 11月13日 授業研究会
社会科の授業研究を行いました。市内の2・3年目の若い先生(10名)が授業を参観しました。これからの授業をよりよいものにしようと必死にメモを取っていました。今日の授業の内容は、「消費者の権利」についてです。実際に広告を見せて「半額」や「限定」など、文字が大きく強調されている点、クーポン券がついている点などに気づきました。消費者が広告によって知らない間に、品物を選ばされていることに気づいてもらうための導入でした。また、板書の仕方も工夫されていて、重要語句は穴埋め式になっていて、自分で教科書を読んで記入するようになっていました。若い先生方にとって、大いに参考となる授業になりました。授業参観後は研究協議会を行いました。授業者が質問に答えたり、授業の極意が伝えられたりしました。
11月13日 書写コンクール
市内中学校の皆さんが夏休みに書いた書写の優秀作品を集めたものが、本校保健室前廊下に掲示されています。本校の皆さんだけでなく、他校の生徒の皆さんの作品も見ることができるため、放課には多くの人が集まっています。ワープロが全盛を極めている今、書道の持つ線のやわらかさ、力強さを愛する心を日本の文化の一つとして持ち続けたいものですね。
11月12日 「教室は間違うところだ」
合唱コンクールがおわり、2学期も、残すところ1ヶ月と20日あまりとなりました。今月の16日(金)には、期末テストの発表があります。そして26,27日に期末テストを実施し、2学期の成績が出ます。
今日は集会で、授業で学ぶための基本的な姿勢について、次の詩を紹介しました。 「教室はまちがうところだ」 蒔田 晋時 教室は まちがうところだ みんなが どしどし手をあげて まちがった 意見を言おうじゃないか まちがった 答えを言おうじゃないか まちがうことを おそれちゃいけない まちがうことを わらっちゃいけない まちがった意見も まちがった答えも ああじゃないか こうじゃないかと みんなで出しあい 言いあう中で ほんとのものを みつけていくのだ そしてみんなで のびていくのだ テスト発表までの1週間にまちがいや疑問点をできるだけたくさん発見し、解決するために、みんなで見つけていってください。そしてみんなで 伸びていきましょう。y 11月12日 進路を考える(3) チームで戦う
合唱コンクールでの学級の力の結集は、聞く者、見る者すべてに感動を与えました。皆さんの持つ可能性を感じた時間でした。
進路指導も実は合唱と同じなのです。合唱でしっかりとまとまる学級は、学力でも強い傾向があります。 それは、授業への集中力が高いからです。学力向上は、個人の問題ととらえがちです。しかし学級という学習環境で生活する仲間の気持ちがひとつになっていると、教えあい、励ましあえるようになるのです。自然と授業の受け方が変わります。教える先生のほうも、よりよい指導ができるようになります。 結果は当然ついてきます。 でも、もしも入試で万が一の結果が出たとしても、同じ厳しさや苦しみを経験した仲間として、心を通じ合わせることができるはずです。 進路に関して、学級を、一緒に喜び、時には一緒に悲しみ、一緒に感動できるチームにしましょう。 y 11月12日 PTA活動と学校集会
雨上がりなのに、思ったほど気温が下がらず過ごしやすい朝を迎えました。今朝は、毎月行われているPTA学級委員さんによる交通安全指導およびあいさつ運動の日です。委員さんからのあいさつの呼びかけに応じて返事を返せる人、返せない人、委員さんよりも先にあいさつができる人。あいさつが飛び交う今伊勢中学校区にしたいものですね。
学校集会では、各種表彰伝達の後校長先生から次のようなお話をいただきました。 合唱コンクールはすばらしい盛り上がりを見せた。 テスト範囲発表一週間前になったが、この一週間の間に分からない点などを先生に質問しておくことで、来週のテスト週間が効率よく使える。力を伸ばすために工夫をして生活をしてほしい。3年生にとってはとても大切なテストになる、かぜなどひかない健康管理も大切である。教室の雰囲気がよければ、クラス全体が学習に向けて取り組めるようになる。これも、合唱コンクールで示した団結力である。ぜひ、発揮して欲しい。 11月11日 秋深まる
天気予報どおり雨が降ってきました。この雨が上がる明日以降は、西高東低の冬型の気圧配置になりますので、かなりの冷え込みが予想されます。防寒具を用意するなどして、寒さ対策を講じましょう。
校内の木々も色づき、落葉盛んの頃となりました。また、職員玄関には「葉牡丹」も飾られています。季節は、自然と秋から冬へと移ろいで行きます。合唱コンクールの余韻に浸りつつも、明日の自分の姿を求めて学習、運動に励んで欲しいと思います。 11月10日 今日の今中
昨日の合唱コンクールですばらしい力を発揮してくれた生徒たちですが、その疲れも見せずに今日も元気に部活動に励んでいます。
秋晴れの下、グランドではテニス男子、野球、ハンドボール男女が活動しています。昨日の午後に砂ぼこりを防止するため防塵剤を蒔いたグランドは、ちょうどよいコンディションになっていて、部活動がとてもやりやすそうです。 体育館ではバスケット男女、卓球男女、バレーボール男子が順番に練習です。武道場では剣道部が活動中で、竹刀のぶつかり合う音が気持ちよく響いています。 校舎内では、合唱コンクールですばらしい演奏を披露してくれた吹奏楽部が、さらに腕を磨こうと練習中です。今日もボランティアの先生2名に来ていただき、熱心にご指導いただきました。どうもありがとうございます。 11月9日 合唱コンクール3年生
この合唱コンクールは3年生にとっては最後の合唱コンクールでした。どのクラスも昼休みの時間ぎりぎりまで練習し、全力を尽くしました。結果が出た後には、最優秀賞を獲り感激して泣いている生徒、賞が獲れずに悔し泣きをしている生徒、いろいろな涙も見られました。うれしいと思う気持ちも悔しいと思う気持ちも、今までの練習を本気で頑張ってきたからこそ生まれる感情です。どんな結果であれ、「1つのものに本気で向き合い、試行錯誤し、全力を尽くす。」その過程でひとまわりもふたまわりも成長できました。みんなの本気を感じることができた良い合唱コンクールだったと思います。
11月9日 合唱コンクール
会場にいる人全員に感動をくれた合唱コンクールが終わりました。今までの練習の苦しみ、焦り、トラブルが全て報われたのではないでしょうか。結果として「賞」があるクラスとないクラスになるのですが、目に見えない「賞」を全員が心に得た瞬間でもありました。感動をありがとう!
11月9日 合唱コンクール速報
順調に会が進んでいます。3年生までの発表が終わり、ブラスバンド部が発表しました。この後順位が発表され、下校となります。後ほど、詳細を報告します。
11月9日 さあ本番!
今日のために、がんばってきました。
今日までに積み上げた絆を かみ締めて、 歌おう! 11月8日 会場準備
木曽川体育館は、その名のとおり運動をする場所です。そこをお借りして合唱コンクールを開くためには、さまざまな準備が必要です。
まずは床にシートを敷きます。これは床面が椅子で傷つかないようにするためです。その後、椅子を全員分820ぐらいと、学年合唱用に70ほど並べます。その間に、ステージ上では、スローガンを掲示したり、合唱台を用意したりします。会場を彩る花も飾り、ピアノ、フットライトのセッティングもします。そして最大の難関が、マイクのセットです。学校のものではなく、使い方がよく分からないのです。毎年毎年苦労をしながらセットをします。そして音量が最適かどうか、ピアノを弾いたり歌を実際に歌ったりして調節します。 会場ができるまでの様子をよく見てください。多くの人に支えられての合唱コンクールです。場所をお借りするだけではないのですね。この会場で歌えることの喜びを、明日の曲にこめて披露をしてください。 11月8日 理科の授業から
ガラスを通して向こう側の鉛筆を見ると曲がって見えます。光が屈折するからです。この現象を、科学的に説明し理解する学習を1年生は進めています。
3年生では、酸とアルカリの中和実験を行っています。今日は特に、不溶性の塩ができる中和の実験を電気が流れないことで確かめる実験です。まずは水酸化バリウムの中に電極を入れて電圧をかけます。当然電球がつきます。しかしここに硫酸を入れることで、水溶液中のイオンが減っていくので、中和点で電球がつかなくなるという内容です。電球は徐々に暗くなっていきましたが、消えてしまうことはなく、また明るくなっていきました。担当の先生の軽妙で巧妙な話術に引きずり込まれながら、中和をイオンの数の増減で考えることができました。 進路を考える (2)、「集中力がすべてを決める」
よく受験期になると、「受験生だから○○○はできない。」「受験前だから○○はやらなくてもいい。」「受験生だから…。」という会話が聞こえてきます。
ちょうど明日は合唱コンクールです。3年生などは合唱への真剣な取り組みが、そのまま受験結果につながると言っても大げさではないほどです。もちろん、よい賞を獲得するかどうかが問題なのではありません。 たとえ受験生であっても、歌をしっかりと歌えること。掃除に真剣に取り組めること。家で毎日のように手伝いができたり、しっかりとあいさつが交わせたりできる力こそ大切です。 むしろ、受験期だからこそ、いっそう取り組まなければなりません。 その理由は、ひとつの物事にどれだけ集中できているかがそのまま学習の効率や理解力に直結していくからです。 明日の合唱、「集中力」を最高潮に高めて臨んでください。y 11月7日 授業研究
理科と道徳の授業研究が行われました。2個の豆電球を流れる電流の値を測定し、直列と並列の場合の電流の値の決まりを見つけ出す授業でした。また、道徳は「人間の本当の思いやり、優しさとは?」を問う感動的な資料でした。授業後は、授業を見学した先生が集まり研究協議を行いました。
合唱コンクールは明後日と迫りました。今日は、3年生の皆さんが教室に招待をしてくれました。さすがは3年生。アカペラでの合唱の披露ですが、指揮者の指揮に全員の心がそろっていました。先週聞いた歌声より格段と上達していました。明後日の本番が本当に楽しみです。ぜひ、木曽川体育館へお越しください。 |
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