携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【岡崎・藤川小】フィルタリングについて考える〜あなたのケータイ、どう使いますか?〜

 岡崎市OKリンクのHPにある「Netモラル」に掲載されている「あなたのケータイ、どう使いますか?」という映像クリップを使い、フィルタリングの必要性について考える道徳の授業を行った。
 映像フリップを見た後の振り返りでは、フィルタリングには良い面と使いづらい面があることに子どもたちは気づいた。そして、「自分だけ仲間はずれになるのはいや」という主人公(ともこ)の気持ちには共感できる部分はあるものの、安全に、安心しケータイを使うには、フィルタリングをかけ、ブロックすることが大切であることを確認することができた。
 また、授業が終わると家の人にフィルタリングについて相談したいと話してくれる子もいて、授業の手応えを感じた。今後も「Netモラル」をはじめとし、デジタル教材を有効に活用し、子どもたちと情報モラルを考え、家庭にも啓蒙していきたいと考える。
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【稲沢・領内小】情報モラルを学ぶ

 本校では、コンピュータを学習の道具として役立て、使いこなせることを目指して、コンピュータ操作及びアプリケーションソフト(キューブきっず2)を活用した表現活動や調べ学習をしています。各教科や総合的な学習の時間などに積極的にコンピュータを活用するようにしており、3年生以上の学年では、調べ学習にインターネットを活用しています。各学級では、インターネットを活用した調べ学習を行う前に、毎年1時間ずつ情報モラル教育を実施するように年間計画を立てました。
 3・4年生の学級では、パソコン室でキューブきっず2付属の「あんしんあんぜん情報モラル」の「パスワードはひみつの合い言葉」を使用して、各児童が問題提起型の動画を見ながら、パスワードが悪い人に知られてしまうとどうなるかを考えていきました。そして、パスワードの役割・管理の大切さを理解することができました。
 また、5・6年生の学級では、「そのイラスト、使ってもいいの?」を使用して著作権保護の重要性を理解することができました。
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【豊根村・富山小】安全なネットの使い方を学習しました

 3・4年生の子どもたちは、社会科や理科、総合的な学習の時間にインターネットを使って調べ学習を行っている。中には、家でインターネットを使ってゲームをしている子もいる。そこで、インターネットの使い方について授業を行った。
 始めに児童にインターネットについて知っていることを聞くと、「メールができる」「何か買う時に使う」「調べるときに使う」「ゲームをする」などを答えた。簡単に使うことができる反面その危険性には気づいていなかった。その後、小学館ファミリーネット「ウィルスに気をつけろ」を使って、ホームページの使い方を学習した。ホームページを開いただけでウィルスにやられ、個人情報が漏れることを知った。
 子どもたちのまとめには、「勝手にホームページを開いてはいけない」「わからないことは家の人に相談する」「いいことばかりだと思っていたけど危険なこともいっぱいあることを知った。」等の感想があげられる。この授業を通して、インターネットを使う時には、一人一人がルールやマナーを守ることが大切であるという意識を高めることができた。
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【一宮・尾西第一中】危険なサイトを仮想体験

 技術の1年生の授業では、情報モラル研修教材を使って情報モラルについての授業を行いました。パソコン室で、1人1台のパソコンを使って、インターネットの危険性(個人情報の流出)について学習しました。
 情報モラルを学ぼう「個人情報が漏れる原因はここにあった! 」のサイトから、実際に危険なサイトに入ってしまったときの仮想体験、危険な掲示板に入ってしまたっときの仮想体験、うまい話にのらないネット詐欺の仮想体験など、さまざまな体験を通して、インターネットで想定されるトラブルについて学ぶことができました。
 「サイトのダウンロードの文字をクリックしたら、ハードディスクのデータを消去の表示が出て、びっくりした。」という生徒の感想からもわかるように、インターネットのおそろしさを身をもって体験することができました。
今後も携帯電話やパソコンを使ううえでの問題点を知らせ、その対処方法やよりよい活用法を身につけさせていきたいと考えています。

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【東浦町・石浜西小】プロフの使い方についての授業

 近年、子どもたちの携帯電話所有率も上昇しており、本校にも携帯電話を使ってメールのやりとりをしている児童がいる。これから先には、インターネット上のプロフィールサイトやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などを使い、多くの知らない人たちと出会い、コミュニケーションする機会が増えるだろう。そういったときに自分の身の安全を守ることができるようになってほしいと思い、高学年を中心にプロフィールサイトについての授業を行った。授業では、「スカイメニュー」の仮想の携帯電話やプロフィールサイトを使用した。実際に自分が作ったプロフィールを悪用されるという模擬経験を子どもたちにさせ、その中でプロフィールサイトの安全性について考えた。
 子どもたちは自分のプロフィールが悪用されているのを見て、「こんなことが本当に起きたら怖い。」や「簡単に登録できたりすると危ない。」等の声があがっていた。授業の感想を見ると、どの児童も自分の情報を簡単にインターネット上にのせてはいけないといった思いをもっていた。今後も折りふれて、情報モラルに関する授業を展開していきたい。
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【尾張旭・旭中】チェーンメールはカット

 3月11日、東日本大震災が発生した後、不確かな情報が、メールやインターネットで広がり、被災地や全国の人々の不安を大きくしました。そこで、中学1年社会科「災害と防災」の単元で、東日本大震災の学習をする中で、チェーンメールの害についても考えました。
 教材として、「朝日新聞NIEスクール震災特集」の中のチェーンメールの記事を使用しました。そして、「東日本大震災で実際にあったチェーンメールが、もし自分に来たら転送するかどうか」や、「みんながメールを転送したらどうなるか」ということを考えさせました。
 また、情報教育コンテンツ「ネット社会の歩き方」(CEC)を電子黒板で見せ、震災以外のチェーンメールについても考えさせました。多くの生徒の感想に、「チェーンメールは絶対に回してはいけないと思う」ということが書かれ、その害や影響についてよく理解できたことがわかりました。

【尾張旭・旭中】資料
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【美浜・河和小】掲示板の利用について

 本校の第6学年で、情報モラル教材「春野家ケータイ物語」を活用し、掲示板の活用についての学習を行った。第8話の「立ち向かえ!ひきょうな書き込み 深まるキズナ」を視聴し、ワークシートを活用しながら授業を進めた。
 まず、児童にどんな掲示板を利用したことがあるかの質問をした。ほとんどの児童がSNSサイトでの掲示板の活用をあげていた。どんな書き込みをしたことがあるかという問いには、何気ない話や、うわさ話などがあった。なかには、人を不快にさせるような書き込みをした児童や、悪口を書いたことのある児童もいた。
 次に、ドラマを視聴し、掲示板の利用の仕方について話し合った。何気なく書いた悪口や、周りに流されて書いたことが人を嫌な気持ちにさせることを確認した。また、個人が攻撃されているにも関わらず、見て見ぬふりをすることもよくないことを確認した。
 もし、自分が同じ立場になった場合にどうすればよいのかを確認したところ、被害者であった場合は、一人で悩まずに、親や教師に相談するという結論に至った。また、そういった書き込みを見付けた場合にも同じように親や保護者に相談したり、励ましの言葉をかけたりするという意見が多く出た。
 最後に掲示板の使い方についてまとめをし、授業の感想を書いて終わった。児童の感想には、「自分が書かれて嫌なことは掲示板には書かない。」や「秘密などを書き込まない。」など、掲示板を使っていくときに人を不快な気持ちにさせないよう留意していこうという意見が多くあった。

【美浜・河和小】資料1
【美浜・河和小】資料2

【稲沢・祖父江小】「しっかり守ろう!インターネットの5つのルール」

 3年生の子どもたちに、家庭におけるパソコンの利用状況を尋ねてみると、メールやチャットなどの利用はまだわずかですが、インターネットやオンラインゲームに親しんでいる子どもがたくさんいることがわかりました。学校でも、3年生から総合学習が始まり、インターネットを利用して調べ学習を行うようになりました。そこで、3年生の子どもたちを対象に「情報モラル」の授業を計画しました。
 まずはじめに、「インターネットの5つのルール」について学習しました。
 (1)個人情報は教えない 
 (2)知らないサイトに近づかない 
 (3)情報発信に責任をもとう 
 (4)相手を思いやろう 
 (5)使いすぎに注意しよう。
 インターネットはとても便利なものですが、個人情報の悪用やコンピューターウィルス、著作権や人権侵害など、注意しないと大きなトラブルにつながってしまうことを知りました。子どもたちは、インターネットに潜む危険に驚きながらも、真剣に話を聞き、しっかりとルールを守って利用することの大切さを学ぶことができました。その後、ドラえもんチャンネルの「のび太のインターネット大冒険」を活用し、クイズやゲームに親しみながら、楽しく情報モラルについて確認することができました。
 今後も、正しい知識を身につけて、情報を正しく有効に活用できるようになってほしいと思います。

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【設楽・田峯小】オンラインゲームに潜む危険性もついての学習

 本学級(5・6年生 5名)の児童に聞いたこところ、全員が家庭内でインターネットを使える環境にあり、実際に使っているとのことだった。電子メールを日常的に利用している者はいなかったが、ネット上で懸賞に応募したり、オンラインゲームをしたりした経験をもっている子どもが何人かいた。携帯電話やインターネットでのオンラインゲームは、最近テレビのコマーシャルでも頻繁に流れ、子ども達にとって身近な存在になってきている。一方で、人のパスワードやID番号を勝手に利用し、他人のアイテムなどを盗み出す事件も発生している。子ども達がそういった被害を受けないように、また加害者にならないように早急に指導することが必要だと考えた。
 まずは、子ども達にオンラインゲームについて説明をし、その楽しさについて自由に発表させた。「見知らぬ人とでも一緒になって何かできることが楽しい」などの意見が出された。次にオンラインゲームの危険性について考えた。「個人情報が漏れる恐れがある」ことや「個人情報の流出から犯罪につながる可能性もある」ことを確認した。そして、最近オンラインゲームで人のパスワードを勝手に使い、アイテムなどを盗み取る事件が発生していることや、小学生でも不正アクセスをしてしまうことを説明した。そして、不正アクセスすることの前に、人の物を黙って取ろうとすること自体が道徳的ではないとまとめた。
 以下は授業後の児童の感想である。
・ゲームの世界でも人の物を盗むのはいけないので、早くそういう法律が整備された方がいいと思う。(5年)
・不正アクセスを小学4年生がやったと聞いてびっくりしたけど、今はこういう時代で、だれでも犯罪ができてしまうんだなと思った。(5年)
・自分で頑張れば手に入るアイテムなら自分でやればいいと思います。自分で頑張って手に入れた時がゲームをやっていて一番うれしい時でもあると思います。それを他の人から盗むのは許せないと思います。(6年)

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【豊明・双峰小】「ケータイやネットを使うとき」

 本校では、11月11日(金)に、5年生全員(44名)を対象として「ケータイやネットを使うとき」という情報モラルに関する授業を行いました。
 「携帯電話はどんなよいところがありますか?」と問いかけると、児童は「持ち運ぶことができる。」「メールができる。」「ゲームができる。」などと次々に発表し、児童が携帯電話に慣れ親しんでおり、様々な使用方法を知っていることが分かりました。
 次に、「携帯電話を使うときのルールづくり」「個人の情報を守る」「コミュニティサイトの危険」「ネットいじめ」についてドラマ形式で、その問題点と対応方法について学びました。
 学習後に児童の感想を聞いてみると、「インターネットを使ったいじめがあることを知った。」とか、「携帯電話を使うときは、ちゃんとルールやマナーに気をつけたい。」といった意見が聞かれ、今まであまり詳しく知らなかったインターネットや携帯電話の危険性を具体的に理解させることができました。

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【犬山・犬山北小】携帯電話のトラブルを防ぐ

 犬山北小学校5年生では、「携帯電話5つの約束」の学習をしました。携帯電話を所持している児童は少ないものの、便利な道具であることは知っています。安全に携帯電話を使うために必要なことや守るべきことを理解し、日ごろから注意して利用することを動画を通じて学びました。
 動画を見たあとには、「ぼくもこうやって携帯電話をおねだりしたことがある。」「こういった怪しいメールを受け取ったことがある。」「サイトを見すぎて、お家の人に怒られたことがある。」などと日常生活を振り返ることもできました。ワークシートには、「おかしいなと思ったときやダウンロードをするときには、必ず親に相談する。」「チェーンメールや不正請求がきても無視をする。」「お金がかかっていることを意識して使いすぎないようにする。」といった記入が多数みられました。
 この実践から携帯電話でのトラブルを防ぐためには、携帯電話をめぐるさまざまな問題に目を向け、使うときのルールやマナーを身に付けることを児童に伝えていくことが必要だと感じました。また、例のようなトラブルが、実際に自分たちにも起こりうるという意識をもたせ、今後も情報モラルの指導を続けていきたいと思います。
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【豊橋・二川小】「インターネット&オンラインゲームを正しく理解する」

 ゲーム会社の方に来ていただいて授業を行いました。はじめに、子どもたちの実態をつかむためにアンケートを実施しました。アンケート結果の中で注目したいのは、子どもたちは、パソコンだけでなく、携帯電話やゲーム機器でもインターネットをやっているという実態とインターネットを使うときの約束を家の人ときめていない子がかなりいるということです。(アンケート結果については、「資料」)

【豊橋・二川小】資料

 授業は、
 (1)インターネットのしくみ
 (2)オンラインゲームの特徴
 (3)ID・パスワードなど個人情報の重要性と取り扱い
という順番で進めました。子どもたちは、ワークシートを使いながら、インターネット、端末機器、コミュニケーション、ID・パスワードについて、順を追って具体的に説明を受け、学習を進めることができました。

<授業を終えての子どもたちの感想>
・IDやパスワードを教えたら、ログインされて危険だということがわかりました。
・IDは自分の家の鍵を盗まれたと同じなんだ。
・IDとは鍵のかかっているドア、パスワードは、ドアを開けるための鍵ということがわかりました。
・IDやパスワードはどんな知り合いでも教えてはいけないことがわかりました。
・パスワードが盗まれると、自分の情報が盗まれる。だから、他人がわかるようなパスワードをつくらないことが大切である。
・パスワードは、数字や文字を組み合わせるとよいということは知っていたけど、面倒だ からとつくっていなかった。でも、今日、パスワードのつくり方を教えてもらったので、やってみようと思います。
・IDやパスワードが盗まれてしまうと自分の携帯を勝手に使われてしまう。

 今回、子どもたちにとってID・パスワードということについてよく理解できたのではないかと思います。今後も、継続して学習を進めていきたいと思います。
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【西尾・西尾小】チャットについて考える

 本校では4月に、登下校の安全を確保するために、携帯電話や防犯用ホイッスル、GPS携帯電話を所持している児童数を調査している。また、携帯電話やパソコンでのトラブル防止のために、家庭で携帯電話やパソコンを利用している児童数を調査し、防犯・情報モラルの意識向上の指導に生かしている。
 今年度の5年生にアンケートをとったところ、16%の子が自分の携帯電話を持っているという結果であった。子どもたちの話題として携帯電話に関するものも多く、家族や友達とメールをしたり、少数ではあるがブログに書き込みをする児童もいる。
 保護者にもアンケートをとったところ、子どもに携帯電話を持たせることについて、「まだ早い」という意見に対して、「友達との関係を保つためなら仕方ない」という意見も見られた。携帯電話の使用についてはほとんどの家庭でなんらかのルールを設けているが、メールやチャットのトラブルは、これからも起こりうることである。
 そこで、チャットについて考える授業を行った。「事例で学ぶNetモラル」(三省堂)の「A―07ついつい熱くなって・・・」の事例を取り扱った。話し合いの中で、「いろいろな人に情報を伝えることができる」等のメリットがある反面、「相手の姿(表情・動作)が見えない」「笑わせようと思って言っても、相手にとっては嫌がらせになることもある」などのトラブルが起こりうるので、気をつけなければいけないと気づくことができた。

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【蟹江・学戸小】サイバー・ネット犯罪防止教室

 10月12日、講師の武藤玄先生を招き、6年生児童とその保護者を対象にサイバー・ネット犯罪防止教室が開きました。ネット上の掲示板に自分の名前と住所を書いたばかりに、詐欺などの犯罪に巻き込まれてしまったこと、友達にデジタルカメラを貸したことにより、ネット通して自分の写真が不特定多数の人々に流れてしまったこと等、実際に起きた事例を通して、ネット犯罪にあわないために、どのようなことに気をつけるべきなのかを教えていただきました。
 また、保護者に向けても子どもが安全に楽しくパソコンを利用できるように、小学生のうちは、インターネットは大人と一緒にやるべきであること、パソコンにフィルタリングソフトやセキュリティソフトを入れて子どもを有害なサイトから守ること、保護者自身がパソコンやネットについて最低限の知識を持つことの必要性を述べられました。 最後に、児童、保護者からのインターネットやパソコンに関する質問に答えていただきました。児童はこの教室を通して、ネット犯罪の恐ろしさを感じ取り、犯罪にあわないようにするための知識を身に付けることができました。
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【田原・泉中】  情報モラル実践報告

 本校では、全ての学年で、朝日新聞の記事を使った情報モラルに関する授業を行った。この授業の目的は「インターネットの危険性」「ネチケットの必要性」について、生徒たちに理解させることである。
 生徒たちのほとんどが口コミサイトの情報を信用していた。新聞を読み上げ、インターネットの情報が「やらせ」の場合があることを伝えると、とても驚いていた。また、生徒たちの多くが「やらせ業者」に対して、「そんなことをする人がいるなんて信じられない」「悪いことをしていると思ったし、そんなんで金を稼ぐことはありえないと思った」という感想をもった。
 一方で「インターネットをなくせばいい」「インターネットの情報は信じられないから、本で調べ物をしたいと思います」など、「インターネット=危険」という考えをもつ生徒も出てしまった。また、情報の発信者に対する批判ではなく、「信じる方が悪い」という情報の受信者を批判する生徒もいた。「インターネットの情報がすべて正しいわけではない」ということは全ての生徒に伝わった。しかし、「モラルを高める」といった点ではまだ工夫が必要である。

【犬山・城東小】「友だちの情報も大切に」

 パソコンや携帯電話の利用者が増えるとともに、インターネットに関わる様々な問題が話題に上がるようになった。それに伴い、本校においても、児童が事件に巻き込まれないために、今年度導入された「あんしん・あんぜん情報モラル」というソフトを利用して、情報モラル教育に取り組んでいる。このソフトは、指導内容が低・中・高学年別に分けられており、児童の発達段階に応じた指導ができるようになっている。さらに、一つ一つの指導内容には、動画とワークシートが用意されているので、指導経験の少ない教師にとっても使いやすくなっているのが特徴である。
 今回は、その中の「友だちの情報も大切に」という内容を4年生で行った。内容は、「主人公がピアノの発表会で写した写真を届けたいのだが、5人中2人の名前や住所等が分からず届けられない。そこで自分のホームページに写真を出してしまう。すると何人かから情報が寄せられる。」というものだった。これに対し、「写真を出すことはいけないことだ。」とは、多くの児童が分かっていた。しかし、どんな危険が予想されるかまでは答えられない児童がほとんどであった。
 そこで、次の三点について確認した。
・本人に悪気がなくても知らないうちに周りの人に迷惑をかける時がある。
・一度インターネット上に出た情報は、世界中の誰が見たか分からない。
・個人情報が明らかにされることにより、迷惑メールや電話、ストーカー行為等の犯罪に巻き込まれるかもしれない。
 授業後の感想の中には、「自分の情報が漏れるのが危険なことが分かった。」「写真など個人情報をパソコンに出すと、思いがけない被害に会う可能性がでてくることが分かった。」などがあった。今後も計画的・系統的に取り組んでいきたい。
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【知立・知立西小】「文字だけで思いを伝える難しさ」について(5年)

 インターネットやケイタイでメールやチャットなどを行う際に、文字だけで思いを伝えると誤解を生じやすいということについて、授業を行いました。「事例で学ぶネットモラル」を使いました。
 はじめに、映像クリップを視聴しました。友達同士でドッジボールの練習をするときの連絡の手段として、携帯メールを使う設定です。子どもたちにメールを使った経験を聞くと、30名中、14名でした。
 主人公のじゅんが、あきらにドッジボールの練習を断るときに、「練習はいいよ。」という表現を使いました。子どもたちの多くは、この表現がどっちにもとれると気づきました。
 視聴後、「文字だけで気持ちを伝えようとするとき、どんなことに気をつければいいか。」という題で話し合いを行いました。子どもたちから、「相手に誤解をされるような言葉づかいをしない。」「文字がいいか、悪いか、両方をかねる言葉をなくす。」「【行ける】とか【行けない】とかはっきりした言葉を使う。」「電話でしゃべるとやるのかやらないのかわかるけど、メールだとわからないときがあるから、もう一回見直した方がいい。」「送信する前に自分で読み直す。」「断ったときの理由がわかるようにする。」などの意見が出されました。
 日頃、スピーチなどで出来事や気持ちを正確に伝える練習をしているので、子どもたちの発言から意識の高さが感じられました。子どもたちは、文字だけで伝えることの難しさに気づけたので、今後の生活に役立てられると思います。
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【春日井・高森台小】小学生のための安心インターネット講座

 本校では愛知県警から講師をお招きし、5年生を対象に「小学生のための安心インターネット講座」を開催しました。
 5年生頃から自分でパソコンやゲーム機からインターネットにアクセスするようになり、便利な反面様々な危険も予想されます。そこで、講師の先生から「しっかり守ろうインターネット6つの約束ということでお話をいただきました。自分にはその気がなくても知らないうちにトラブルや犯罪に巻き込まれてしまうという話に、真剣なまなざしで聞き入っていました。
 以下は児童の授業後の感想です。
・「インターネットを使うときにはいろいろなことを気をつけなければいけないと思いました。また、私はまだ携帯電話を持っていませんが、もし持つようになったら危険なサイトにはアクセスしないように気をつけたいと思います。また、メールなどで友達を傷つけないようにしたいと思います。」
・「危ないサイトが本当にたくさんあることがわかりました。私は気をつけていきたいと思います。ゲームでも住所を書き込むとつきまとわれたり、電話がかかってくるようなことがあると聞き、本当にびっくりして怖くなりました。絶対に気をつけていこうと思います。」
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【西尾・一色東部小】ケータイ安全教育

 一色東部小学校では、NTTドコモの方をお招きし、6年生71名を対象に、ケータイ安全教室を行いました。自転車に乗りながらケータイを使わないことや、個人情報を公開しないことなどを、映像や画像を活用しながら分かりやすく教えていただきました。
 
 以下は子どもの感想です。
・「ケータイで何ができるか、正しい使い方など、私たちにとって、とても大切なことをいろいろと教えてくださいました。特に、危険なことについて、実際にあった話を聞 いて、とても怖くなりました。こんな目に会わないように、今日の話を忘れないようにします。」
・「今日のケータイ安全教室で、人の悪口や犯行予告、個人情報などをインターネットで出してはいけないことを知りました。ケータイも、自分の情報や人の情報を教えては、いけないことが分かりました。まだ、私はケータイを持っていないけれど、買ってもらった時は、教えてもらったことをしっかり守って使いたいです。」
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【あま・甚目寺小】サイバー犯罪防止教室(5年生の児童対象)

 本校では、5年生を対象に『e-ネット安心講座〜安全に楽しく使おう!ケータイとゲーム機〜』を開講しました。
 子どもたちが携帯電話やゲーム機を利用する機会が増えており、興味をもって話を聞いていました。携帯電話のメールによるトラブルや、ゲーム機からインターネットを通しての危険なサイトへのアクセスなど、知らないうちに大きなトラブルや犯罪に巻き込まれてしまう場合があることを知り、その危険性を実感できたようでした。児童からは、「知らない人からメールが来ても返信しないように気をつけたい」「無料のオンラインゲームだからといって自分の判断で勝手にやらないようにしたい」等の感想が出ました。
 携帯電話やインターネットが普及し、便利になり、世界中との通信が可能になりました。しかし、その反面、子どもたちまでサイバー犯罪に巻き込まれてしまう危険性が潜んでいます。今回、「有害サイトを見ない」「フィルタリングを外さない」などの『ケータイとゲーム機のルール10カ条』を教えていただきました。今後も、携帯電話やインターネットに潜む危険性について子どもたちに呼びかけていくと共に、正しい情報モラルの育成に努めていきたいと思います。

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