携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【蒲郡・蒲郡東部小】インターネット利用安全安心講座

 6年生が「情報モラル教育」の一環として、愛知県警サイバー犯罪対策室の方をお呼びし、インターネット利用について学びました。インターネットを利用すると様々な情報を知ることができたり、遠くの人とコミュニケーションをとれたりして、楽しくて便利なことがいっぱいありますが、犯罪につながるような危険性もかくれていることを教えていただきました。

 子どもたちは、思っている以上に小さな危険がたくさんあることを知りました。
○サイトを通じて知らない人と会わない。
○知らない人に名前、住所、電話番号、学校名や写真などの個人情報を教えない。ネットに載せない。
○ネットゲームなどで人のIDやパスワードを勝手に使うと「不正アクセス」という犯罪になる。
○音楽や動画を無断でダウンロードすることは法律で禁止されている。
○人の悪口を書き込むことや、人がいやがることをしたり、勝手に人の情報を載せたりしてはいけない。

 学びを終えた子どもたちは、家庭で何気なく使っているインターネットの使い方を考え直していました。情報を集めるだけでなく、簡単に発信できて共有することのできる時代となった今、子どもたちに新たな情報モラル教育が必要であるとあらためて感じました。

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【蒲郡・形原中】自作資料による情報モラル(道徳)

<授業の様子>
 過去掲示板に自分の写真が無断で掲載されたり、メールで悪口を書かれたことがあるA男。やはり資料を読んで、「転送すべきでない」立場で発言した。他にも多くの生徒が同様な立場で意見を出した。
 途中B子の「(メールで命を救うことは)友だちを救うことではない。悪い人が「自分は悪い人」とは言わない。それを信じて転送するべきではない」の発言にメールを出した相手の様子を考える兆しが見えだした。生徒たちは次第に資料から登場人物の心理を探りはじめた。A男の発言はメールを出すことで「(自分の)信頼を失ってしまう」とその危険性を自分の経験に結びつけ、発言したように思われる。
 C男は命に関わる内容に重点を置き、話し合いに参加した。「いたずらメールと決めつけている。一度考え直した方がいい」の発言に対し、A男は「人を助けるならやっぱりメールじゃなくて呼びかけをするとか自分の顔を出して呼びかけないと信じてもらえない。メールより他のやり方がある」と内容の信頼性を別のかたちで伝えることを訴えた。後半での話し合いは、内容を疑ってかかるだけではなく、信頼できる内容をいかに伝えるか、その難しさを考えることにもなった。

<成果と今後の課題>
 授業後B子は「メールや携帯は使わないけど、友だちの話を聞いていて、よい部分と危ない部分がはっきり分かった。それにしてもみんないろいろ考えていて、聞いていてもおもしろかった」と本時の思いを話してくれた。週1時間の道徳の授業を生徒たちは「知的な楽しさ」ととらえだしている。
 情報モラル問題に関連した資料を自作し、実践した今回の取り組みから、やはり「危険回避」や情報社会における「正しい判断力や望ましい態度の育成」は、単に指導的なものだけではなく、生徒の内面から育てていく必要性を感じた。そういった意味でこの教材は意味のあるものだと考える。

【蒲郡・形原中】資料1
【蒲郡・形原中】資料2

【春日井・鷹来中】情報モラル教育への取組

 本校の生徒も、携帯電話やコンピューターを級友とのコミュニケーション手段として利用している。その利便性の恩恵を受けるだけでなく、友達を増やすために様々なサイトにアクセスすることで、問題に巻き込まれる危険もさらされているのが現状である。
 ソーシャルネットワークサービス(SNS)が普及していくなかで、情報端末も入手しやすくなり、中学生においても、簡単に利用できる環境にある。
 このような状況の中で、むやみに無料のサイトへアクセスすることへの危険性を考え、ゲームサイトだからと安心して個人情報を書き込んだり、ネット上で知り合った人とむやみに会ったりしてはいけないことを「Netモラル」教材で学習し、問題に巻き込まれないようにするための授業を行った。
 また、愛知県警こども政策課の方を講師にお迎えし、1年生を対象に「インターネット安全・安心講座」を聞き、インターネット犯罪やネット上のいじめ等に巻きこまれないよう、安全にインターネットを利用することができるように学習した。

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【安城北部小】情報モラル授業の実践

実践1(4年1組の実践)
1 扱った情報モラルの内容と参考にした資料
 内容は「Webページやメールに書かれている情報が本当に正しいかどうかを確かめて、自分で判断できるようにする。情報の発信源にならないように、正しい情報発信者としての態度を身につけさせる。」である。資料は「大変だ、地震が来るぞ」を使う。
2 授業の様子と児童の感想
(1)インターネットでホームページを見た経験を尋ねると、自分の好きなアニメやゲームのホームページを見たという児童が多かった。
(2)「大変だ、大地震が来るぞ」のアニメ版を視聴し、「まさお君は地震情報を流すべきだったのか」と問いかけたると、「みんなを心配する気持ちはあったと思うけど、大人に確認したほうが良かった。」「ニュースや新聞でも調べてみるべきだった。」という意見が出てきた。
(3)インターネットを使う時どんな点に注意すべきかを書かせた。多くの児童は「1つのホームページの内容を信じるのではなく、2つ以上のページを参考にするべきだ。」という内容を書いていた。

実践2(3年3組の実践)
1 扱った情報モラルの内容と参考にした資料
 内容は、「肖像権と著作権について理解し、肖像権、著作権を守るためにどうしたらよいのか、適切な対応を知る。」である。資料は豊田市立梅坪小学校の実践資料「ホームページ」を使用した。
2 授業のようすと児童の感想
(1)自分を書いた文章や絵を勝手に人に使われた経験についての発表では、自分の描いた絵を使われた経験があるという児童が5名ほどいて、「嫌な思いをした。」「その絵を早く消してほしいと思った。」といった感想を述べた。
(2)ホームページの資料を読んで、友だちにからかわれたけいと君の気持ちについて話し合うと、「自分の書いた文章を勝手にホームページに載せられて、けいと君は何も悪いことがないのでかわいそう。」「なぜ勝手にホームページに載せたのか分からない。」など、ホームページに載せたことへの非難の言葉が出た。
(3)ホームページに載せたかえでさんは、他人の文章や絵を利用する際にどうすべきだったのかを話し合うと、「自分の言葉で紹介すべきだった。」「自分で写真を使うことを先にけいと君に聞くべきだった。」という意見が出た。
(4)著作権と肖像権について知らせた後、他人の文章や写真を使いたいときはどうすればよいかについて書かせた。多くの児童が、「ホームページに載せるときには、その人に名前や写真を載せてよいか、文章を載せてよいかを許可してもらってから載せる。」という内容を書いた。
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【あま・甚目寺東小】正しい携帯電話の使い方

 本校は、全校児童733名で、あま市の中でも中規模校と呼ばれる小学校である。学校の周囲は、田畑に囲まれ、のどかな景色が広がっている。校区が広く、中には家から1時間以上も歩いて登下校している児童も多い。活発で明るい雰囲気の学校である。
 本校では、情報モラル教育と防犯教育に関する行事を隔年で計画し、子どもたちの健全な育成をはかっている。
 本年度は、NTTドコモより3名の講師を招き、本校児童5年生・6年生(計244名)を対象に「ケ−タイ安全教室」を実施し、携帯電話の安全な使い方について約1時間の講習を受けた。主に、携帯電話の使い方のルールやマナーについて、クイズ形式で分かりやすく説明してもらった。高学年ともなれば多くの児童が自分専用の携帯電話を持っており、メールやインターネットを利用した経験もあり、初級編の内容ではあったが児童にとって、とても重要な事柄を学習できた。
 最後に、講師の方より「じ・も・く・じ・ひ・が・し」の頭文字を使った「じぶん(自分)で止めようチェ−ンメール」・「がっこうめい(学校名)、インタ−ネットに書いちゃだめ!」などの標語を作ってまとめをしていただいた。児童にとっては、楽しく充実した1時間であった。
 子どもたちが、この学習を生かし携帯電話での事件や犯罪に巻き込まれないように願っている。 
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【安城・桜林小】情報化社会における子どもへの指導について

 金城学院大学の長谷川元洋先生を講師としてお招きし、「情報化社会におけるこどもへの指導について」と題して、PTA講演会を開いた。
 ネット社会は、便利な面ばかりでなく、まちがった使い方により、子どもたちが被害にあったり、逆に加害者になったりする事例が増えていることを学んだ。特に、最近では、スマートホン、TV、ゲーム機など、ふだんからネットとつながる機器に囲まれているので、子どもたちが常に危険な面にもさらされていることを再確認することができた。
 また、身のまわりに溢れる多種多様な情報の中から、単に情報を受け取るだけでなく、情報の背後を見抜き、適切な選択ができるかどうか、判断力を身につけることが自分の身を守りながらネットを上手に活用するために大切であることも学んだ。
 この講演会を終え、保護者は「便利なぶんだけこわさもあることがわかりました。」「インターネットの世界と現実はちがうということをわかった上でインターネットをやるようにと子どもに指導します。」「あまり考えていなかったですが、子どもが日常使っているゲーム機で買い物などもできることを知りました。」という感想をもつことができた。
 学校としても、何か問題が起きてからではなく、定期的に情報モラルの授業を行っていかなければいけないと強く感じた。

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【安城・里町小】全校で取り組む情報モラル教育

 本校の情報モラルの学習では、以下の3点をねらいとして取り組みました。
・インターネットを適切に活用することができるようにするために正しい知識を身に付けるようにする。
・インターネットへの接続により、迷惑メール、個人情報の流出、ネットいじめ、犯罪被害に巻き込まれないようにする。
・日常生活でしてはいけないことは、インターネットでもしてはいけないことを理解し、実践できるようにする。

 2学期に全校で情報モラルの授業に取り組むために、夏休みにSEと打ち合わせをして学習内容や教材について計画を立て、職員会議で提案しました。そして、2学期になってすぐに現職教育の時間を利用して、情報モラル教育についてSEを講師に招いて職員研修を行いました。その後に、毎週金曜日に安城市教育センターよりSEを派遣していただいて、授業実践をしました。
 1・2年生では、最初に電源の入れ方、ジャストスマイルの使い方(学年と名前の選択)、シャットダウンの仕方などコンピュータの基本操作を学習しました。その後に情報モラルについて学習しました。1年では「みんなで使うコンピュータ」、2年生では「自分を守るパスワード」を教材にして学習しました。授業後のふりかえりカードには「パスワードは、だれにもぬすまれないように、これからちゅういしたいと思った。」と書かれていました。
 3〜6年では「ネット社会の歩き方」より教材を選択して学習しました。教材の選定や授業の進め方について事前に学年で協力して教材研究を行いました。
 また、SEには担任への適切なアドバイスやクラス間の指導内容の調整などを依頼しました。そして、取り組んだ教材の記録をまとめ、情報教育主任に報告してもらうようにしました。
 来年度も今年度と同じような取り組みをするならば、今年度に実施した内容を記録しておき、来年度の実施の際に教材が重複しないようにするとよいというような意見がありました。

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【蒲郡・西浦中】学年から全校へ「ケータイ安全教室」

 本校では、昨年は学年で行った「ケータイについての学習会」を全校に広げ、NTTドコモさんの協力により「ケータイ安全教室」を開きました。中高生が関わることの多い、携帯電話でのメールやブログにおけるトラブルについて、ビデオや実演を交えて教えていただきました。生徒たちは、被害者になるだけでなく、時には加害者になってしまうことも知り、携帯電話の使い方を考える機会になりました。以下は生徒の感想です。

・昨年、学年だけでケータイ安全教室を行いました。その時はよくわからなかったことが、今日の説明でとってもよくわかりました。
・正しく使えばすごく便利だけど、何も考えずに使えばすごく危険なことがわかりました。
・私は携帯をまだ持っていないので、いつか買うときになったら今日聞いたことを忘れず正しい使い方をしたいです。
・今日教わったことを家族に教えてあげたいです。
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【田原・中山小】『インターネットを正しく使いこなそう!』

 3年生でインターネットを使って調べ学習をした。これまで、コンピュータを使って、お絵かき等の学習は経験しているが、インターネットを使っての調べ学習は初めてのことであった。
 学級の実態として、家庭でのインターネットの活用状況は、『よく使う』と答えた子が22人中6人、『時々使う』が8人、『使ったことがない』が8人であった。このことから、子どもたちにとってインターネットが比較的身近な情報媒体であることがうかがえた。
 授業の感想では、「字を入れるだけで、いろいろなことが調べられて便利」という声が多く聞かれた。しかし、必要な情報を取捨選択することの大切さや、ネットに潜む様々な危険性に気づいている子はほとんどいない。そこで、教育ソフト『キューブきっず』の「あんしん・あんぜん情報モラル」というコンテンツを活用して、インターネット上には、正しい情報とそうでない情報があることを学習した。
 学校のコンピュータには、有害サイトにフィルタリングがかかっているため、子どもたちがネット上の危険にさらされる可能性は低いと考えられる。その反面、家庭では、まだまだペアレンタルコントロール等の対策が不十分であるのが現状である。今後、家庭でもインターネットを使って、調べ学習をする機会が増える子どもたちのために、保護者と連携して情報モラルについての意識を高めていくことの必要性を感じた。

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【東海・加木屋南小】『情報化社会を生きる』の実践

 5年生は、社会科『わたしたちのくらしを支える情報』の小単元『情報化社会を生きる』で、情報化社会の利点とさまざまな問題点について学習しました。その一環で、自分たちの身の回りにあるさまざまな情報やインターネット、携帯電話などの利用方法や問題点などについて調べました。調べたことを発表する中で、実際に知らない人からメールやメッセージが届いたり、不審な請求をされたりといった経験のある児童もいて、子どもたちは、不用意に情報を扱うことの怖さを実感しました。
 みんなで話し合い、情報を扱うときには、個人情報を出さない、安易に情報を信用せずいろいろな方法で確認してから利用する、困ったときにはすぐに大人に知らせるなどの確認をして、学習のまとめをしました。
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【豊橋・松葉小】コンピュータを正しく使いこなそう!

 〜事件から身を守るために〜
 コンピュータの正しい使い方についての授業をした。子供たちにとって身近な情報媒体は、コンピュータであり、中でもインターネットを使って、調べ学習をしたり、必要な情報を選択したりと授業においても扱う機会が多い。
 本時では、特に掲示板への書き込みの際に、「個人情報」を提供するよう求められたり、危ないサイトへのアクセスへつながったりとする事例をあげ、このような状況になった場合、どのような対応をとればいいかを考えた。欲しい情報のためなら情報を提供してしまうと最初はいっていた子供でも、それによる事件や被害を伝えると考えが変わってきた。また、インターネットには誘惑が多く、甘い言葉で、情報を引き出そうとする手口を紹介した。
 今後のコンピュータの使い方について、安易な情報提供をひかえるようにし、「何か危ないと感じたときには保護者の人に聞く」や「サイトをすぐに閉じる」などの手段を取ることを学んだ。コンピュータは正しく使えばとてもいいものであるが、一歩まちがえると危険度も増す。一人一人がインターネットを使うことの楽しさと危なさを学び、今後の授業においてもこの知識を持って取り組んでいきたい。

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【豊橋・東部中】携帯電話の使い方を考えよう

 本校では、携帯電話のルールや危険性について考えるために、NTTドコモ映像教材「ケータイ安全教室」を視聴し、学習を進めた。教材の内容は、携帯電話を使用する上でのルールやマナーだけでなく、中学生が巻き込まれやすい犯罪やトラブルおよびその対処法についてドラマを交えながら具体的に解説してあり、生徒たちも真剣に視聴することができた。
 本校の1年生のアンケートでは、3割程度の生徒が携帯電話を持っており、持っている生徒のほとんどが出会い系サイトに導くメールやチェーンメールなどの悪質なメールを受け取ったことがあることがわかった。しかし、その悪質なメールによってどんな被害に遭うか具体的に知っている生徒は少なかった。
 視聴後の話し合いでは、迷惑メールの種類やその危険性や対処方法の説明があり、とても参考になったという意見が多かった。ネットへの書き込みで起こるトラブルの事例もあり、
「遊び半分の悪ふざけで人を傷つけてしまうことがわかった。」
「ブログをやっているけど、気をつけることがわかってよかった。」
という意見があり、被害者でなく加害者になってしまうということを意識することができた。
 携帯電話を持っていない生徒も振り返りカードに
「いつか自分が携帯電話を持つときに気をつけることがわかった。」
「自分のやったことに責任をもてるようにならないと携帯電話は持てない。」
という感想を書いており、今後携帯電話を持ったときの心構えについて考えさせることができた。
 この実践で、ネット社会のルールを守ることの大切さ、携帯電話を持つことの責任を意識させることができた。

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【豊橋・豊城中】サイバー犯罪防止について学習しました

 携帯電話、インターネット…、私たちを取り巻く世の中は、以前に比べてずいぶん便利になりました。今の私たちの生活は、知らず知らずのうちに、こうした便利さの恩恵をずいぶん受けています。
 しかし、その便利さの裏に以前にはなかったさまざまな危険の存在が叫ばれてきています。中学生のあなたたちも気づかぬうちにその危険にさらされているかもしれません。そんな危険から身を守るためにはどうすればよいのでしょうか。
 そんな時代の流れを受け、5月19日(木)の午後、豊橋市役所から安全生活課の田中さんと崎下さんを講師としてお招きし、体育館にて「防犯教室」を開催しました。
 最近問題となっている「サイバー犯罪」(出会い系サイトやプロフをめぐるトラブルや架空請求に関する犯罪)についての内容で、映像資料を使ってわかりやすく説明がありました。また、不審者被害についての話もあり、遭遇した際にどのような対処をすればよいのかについても、熱のこもった話がありました。大人も子どもも「そんなの他人ごとだから…」と思わずに「いざ」に備えて考えておく必要があると感じました。

【豊橋市のサイバー犯罪】  
・出会い系サイト犯罪   
・出会い系以外(プロフなど) 
・無料ゲーム:ゲームは無料だが…アイテムの購入に関わる部分で高額料金の課金が起こりやすい

《被害を防ぐために》
・個人情報の流出を防ぐ。書き込まない。教えない。流さない。
・身に覚えのない高額請求はとにかく無視する。
・チェーンメール等には気をつける。
・自分からは絶対に連絡しない


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【豊山・志水小】5年生が「ケータイ安全教室」で保護者と一緒に学習しました

 志水小学校では、9月16日の学校公開日に、5年生とその保護者を対象に「ケータイ安全教室」を開きました。NTTドコモ東海より講師の方をお招きし、携帯電話の正しい使い方やメール等の危険性とその対処法などについてお話していただきました。携帯に関する「マナークイズ」もあり、児童は楽しく学習することができました。
 また、参加した5年生はもとより保護者の方々にとっても 、携帯電話の「便利さ」に隠れた「怖さ」を知ることができ、自分達が被害者にならないようにするにはどうしたらよいかを考えるよい機会になりました。
 この教室をきっかけに、家庭でも携帯電話について話し合っていただくとともに、学級活動や総合的な学習の時間を活用し、情報教育を充実させていきたいと考えています。
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【あま・甚目寺南中】日頃の取り組みと「ケータイ教室 安全・安心講座」

(対象:全校生徒・職員)
 本校では、日頃から技術科の情報教育と並行して、道徳の時間や朝のSTなどで生徒たちに身近な事例の迷惑メールやいじめにつながる中傷メールを話題にして考えさせたり、全校集会で携帯電話やインターネットを利用したときに犯罪に巻き込まれる危険性について話をしたりして情報モラル教育を行ってきました。
 11月16日にはKDDIより講師を招いて「ケータイ教室 安全・安心講座」を行いました。携帯電話やパソコン使用のインターネットに関わるマナーやトラブルについて考える機会となりました。講師の方から迷惑メール、出会い系サイト、チェーンメール、ブログ・掲示板での誹謗中傷・いじめ、学校裏サイトなどについて、自分が被害者だけでなく加害者にならないようにするにはどうしたらよいのかということを具体例とともに教えていただき有意義な会となりました。講師の方の話術や資料の内容に引き込まれる一時でした。
 生徒の事後感想を読むと、「気軽に自分の世界をブログやプロフでつくっているが、実は外の世界と無制限につながっていることに気づいた」という内容が多く見られ、便利さの裏側に潜む危険性に気づかせることができました。
 今後も、情報社会にきちんと対応できる生徒を育てるために、情報モラル教育を生徒の発達段階や実態を踏まえ道徳の時間をはじめ、各教科・領域、総合的な時間、特別活動など、学校教育活動全体で取り組み進めていきます。また、教員自身も校内研修や授業研究を通して情報モラル教育を進めていきます。
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【新城・八名中】「インターネット利用におけるモラルの向上をめざして」

 インターネット・パソコン・携帯電話の普及に伴い、小・中学生を中心にでこれらの不正使用や使い過ぎによって生活習慣が崩れるケースなどの深刻なトラブルが発生しています。本校でも、携帯電話の持ち込みは禁止するなど不正使用をしないよう指導してきました。そして、家庭でのインターネットの利用についても、集会や授業などにおいて、その利用時の危険回避など、情報の正しい安全な利用を含めた活用能力の育成やマナーの向上をめざした学習を継続的に行ってきました。
 本年度は、まず全校生徒に対して、1学期終業式後と2学期終業式後の2回にわたって情報モラルの集会を開きました。家庭での利用マナーの向上をはかり、生活習慣が崩れないようにと長期休業前の時期に行いました。本校独自に作成した資料を配布し、特に動画サイトの利用の仕方やSNSへのアクセスについて、そのモラルを向上すべく具体例をあげて説明しました。
 また、今年度新しく中学生になった1年生においては、道徳の時間に同じ資料を利用して意見を出し合いながら学習しました。生徒からは、「ケータイを使ったことがないけれど使うようになったら注意して使いたいです。」「オンラインゲームの落とし穴にはまらないようにしていきたいです。」「インターネットの悪用されやすい面を知ってびっくりしました。」などの感想が聞かれました。
 さらに、保護者にもインターネット利用のモラル向上の共通理解をはかることにしました。本年度は、7月28日の学校説明会の中で話題として取り上げました。学校説明会は、学校の取り組みについて説明するとともに、保護者の考えを聞くよい機会になりました。
 子どもたちが、「被害者とならない、加害者とならない、加害行為に手を貸さない」ために、今後もインターネットの利用について考えていく機会を多く設定していきたいと考えています。

【新城・八名中】資料

【豊橋・五並中】全校で行った携帯電話等の調査

 情報モラルの授業を行うためには、その学年の実情を把握する必要があると考える。実情に合わない内容を行うと、場合によっては逆効果になることもある。そこで、情報モラルの授業を各学級で行う前に、携帯電話等に関わるアンケートを全校で行った。内容は、自分専用の携帯電話を持っているか。持っている生徒については、いつから持ち始めたか、携帯電話を使ってどんなことをしているか、携帯電話をどれくらい利用しているか、今までにトラブルや嫌なことがあったかを書かせた。持っていない生徒については、携帯電話を持ちたいかどうかを、理由を添えて書かせた。
 なお、数年前に豊橋市全体で同じような調査をしたので、それとも比べてみた。結果の一部は図(資料1、2)の通りである。全体として携帯電話を所持している生徒は市全体と比べると少ないが、所持している生徒の使い方は、市全体の調査とあまり変わらなかった。これらの資料を元に、各学級で情報モラルの授業を行ったり、学級指導をしたりした。

【豊橋・五並中】資料1
【豊橋・五並中】資料2

【刈谷・刈谷南中】私もネット依存症になっちゃうかも

 近年、パソコンや携帯電話を、小中学生が使用するということが増えてきている。中でもインターネットは多くの児童生徒が使っている。インターネットは、便利な反面、危険もたくさん存在する。そのひとつに、ネット依存症がある。インターネットに没入し、現実の世界に適応できず、学校に行けなくなったりすることがないよう、節度を守って使えることが大切である。
 クラスにはパソコンが好きで、夜遅くまでインターネットゲームに夢中になっており、「なかなか授業に集中できない」という生徒がいる。家であまり寝ていないせいか、授業中に寝てしまう姿も見られる。過度な使用による、「ネット依存症」にならないためにも、パソコンや携帯電話という身近な話題から、どんなことに気をつけて、インターネットとつきあっていけばよいか考えさせる機会とした。まず、何かに夢中になった経験を振り返らせた。読書やテレビ、ゲームをしていると、時間が経つのを忘れるくらい夢中になっているようであった。ほぼ全員の生徒が時間が忘れるくらい夢中になったことがあると答えた。
 次に、依存症とは何か、と問い、「アルコール依存症」「たばこ依存症」など、聞いたことがある言葉であることが伺えた。「ネット依存症」とは何かということを説明し、DVDを観た。DVDでは主人公のさおりは、ふとしたところからインターネットゲームを始めた。お母さんが「お風呂に入りなさい」「友達から電話よ」と言っても、きりが悪いと言って、ゲームをやめることができなかった。夜中の2時までゲームをしてしまったさおりは、次の日寝坊してしまい、宿題もやっていない、学校に行きたくないと言うのであった。「では、さおりはどうすれば良かったのか」ということを考え、グループで話し合った。意見の中には、「インターネットを行う時間を決める」「注意されたときにやめるべき」「宿題などのやるべきことは先にやっておく」などが出された。
 グループで出た意見を発表した後、もう一度DVDを観て、感想を書いた。生徒の感想には、「時間を考えてやったり、やることをしっかりやってからやるようにしたい」「自分もDVDで観たようなものと似ていた。その日のうちにやらなければいけないことなどの優先順位をつけてやっていきたい」「タイマーなどを使って守っていきたい」「今の時代はこういう子どもを引きつけるゲームがいっぱいあるので、使い方をまちがえないようにしたい」という意見があった。「時間を守って」「計画的に使う」ということをインターネットを生徒自身が使うときに活用してほしい。

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【一宮・尾西第二中】「ケータイ安全教室」の実施

 2月24日(金曜日)NTTドコモの講師をお招きして、全校生徒を対象に「ケータイ安全教室」を実施しました。内容は、
1 サイトを通じた「なりすまし」によるトラブル。ゲームを通じて、同年代の異性なりすました相手とネット上で仲良くなり、実際に会った現場で被害にあった事件。
2 プロフに自分の個人情報や写真を掲載したために、被害にあった事件。
などで、映像を使ってわかりやすく説明していただきました。
 本校でも、携帯電話によるトラブルは毎年起こっており、生徒たちは、身近な話題に真剣に耳を傾け、一歩間違えれば、加害者にも被害者にもなることを学びました。また最近では、スマートフォンによる被害も拡大している現状を知り、生徒のみならず、我々教師も携帯の使い方、マナー、知識を学んでいく必要があることを知ることができました。
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【江南・門弟山小】「情報モラル」に関わる授業研究会を行いました

 門弟山小学校5年生では、インターネットの利用の仕方について授業を行いました。
まず、コンピュータ室内のネットワークを利用した授業を何度か行い、児童に名前を明かさなくてよい便利さを感じさせました。その後、警視庁サイバー犯罪対策のビデオ「アクセスの代償〜あなたの知らないネットの裏側〜」を見せて、インターネットの怖さに気付かせました。
 本授業では、道徳の資料を使い、自分の素性を明かさなくてもよいときの行動について話し合いました。まとめでは、「誰か分からないからちょっとくらい悪いこともやってもいいか、という心がどんどん歯止めがきかなくなってしまうから気を付けたい。」「掲示板やチャットで悪口などを言わないようにする。」という意見も出て、インターネットの利用方法を見直すことができました。今後もインターネットの便利さだけでなく、怖さや利用方法なども踏まえて学習を進めていきたいと思います。
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